椅子の一生
こんにちは。宮古島の宿 ポークランチョンミートです。
宿の横の公園や、前の桟橋には、色々な人が毎日海を眺めに、お喋りをしに、やってきます。
足の悪いおじいさんも、毎日、朝昼夕とトレーニングを兼て、杖をつきながらゆっくりゆっくりゆっくり一人で歩いてきます。
おじいさんのお友達は、そんな彼の為に、ある日、みんなでブロックを積んで椅子を作ってあげました。
そのブロックもいつかなくなり、今度は、どこかから一人用の椅子を運んできました。勿論、足の悪いおじいさんの為に。
そこで、いつもみんなでお喋りをしています。
ところが、ある日、公園のお掃除の人達に片付けられてしまいました。歩道に置いてあったのでゴミと思ったのでしょう。
翌日、おじいさんのお友達たちの手でその椅子は元の位置に帰ってきました。
それから数日の間に、台風並みの風や、色々な人たちの手によって、その椅子はあっちに行ったりこっちに行ったり・・・ドンドン壊されていきます。
短い間に、新品同様だったその椅子の、まるで一生を見ているかのようです。
それでもおじいさんは、来る度にその椅子に座ります。
そこに椅子がある限り・・。
静佳日記 *****
朝のウオーキング。最近は暗い時間が長くなり、景色を眺めるのも大変になって来た。
その代り、星空を朝にも見ることができる。
市内を歩いていると、古い旅館の看板が光っていた。「全室個室 電話付」!!!
時代を感じる。
「ファミリーストアー」という看板。ファミリーマートの語源はここにあったのかもしれない。でも、この看板は外していないだけで、今はコーヒー屋さんになっている。宮古では、看板がその建物の歴史を物語っているところが多い。
スナック喫茶 「ペンダント」~~~~~!!宮古ならではのネーミング。
なんとも貴重な床屋さんのクルクルも発見。いい味を出している。
「フェアレディー」・・・・・フェアレディZが全盛期の時代にできたのだろうか・・。宮古の看板は見ているだけで楽しい。
コインランドリーの中を覗くと、壁一面に施された壁画の様な物。凄い空間だった。
そして、薬局のドライブスルーを通って帰る。宮古の人は歩くのが嫌い。この薬局のドライブスルーを最初に見た時は驚いたが、今では、理に適っていると思う。でも、どんなシステムになっているのだろう・・・?
お花をお土産に持って帰る。宮古では1年中草花が楽しめるので、楽しい。
静佳キッチンに並んで出番を待つお花たち。
我が家では、最近、「かりやざきしずか」と呼ばれている。
☆彡 朝食のサンド&お昼に作ったグラタン ☆彡
お土産のケーキ