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冬の次は夏?

宮古の風習の一つである『ジュウロクニチ』も無事に終わり、桜がそろそろ散るのではないかと思われるこの頃です。

お墓掃除は毎年、一年分の雑草と伸びに伸びた樹々の伐採でかなりの重労働ですが、そのお陰で、終わった後にお墓脇の道路で広げる食卓のなんと美味しいこと!!今回は忙しすぎたので、買ってきた総菜でパーティー。

いつも私達夫婦二人きりでの掃除でしたが、最近は義姉も参加。

仲良し姉弟の絵 ↓ ↓

今期の冬は宮古も異常気象です。12月の異常な寒さは一時限りで、暖かく晴れの多い1,2月。それでも寒い日もあり、新聞には例年のように、寒さの為仮死状態で打ち上げられた魚やウミヘビやウミガメの記事が載りました。南の海のお魚さんは島の年寄りと一緒で寒いのに弱すぎ~~~~。

そうかと思えば冷房を入れるくらいの夏日もあり・・・・。

まあ、私はいつものように半袖を着ていれば間違いないです。寒ければ上に一枚羽織ればいいので・・・。

一階のダイニングレストランの一部にちょっとしたディスプレイをしてみました。きっと誰にも気付かれないけど私は気に入っています。

ポークランチョンミートからの眺めは相変わらず素敵です。

静佳日記 *************

久し振りの娘の帰省は少し前のこと。

「今回はご飯は作らないよっ!疲れているから」

そう言っていた夫も、娘の好きなものを知っているだけにやっぱり作っちゃう。

娘の為だったけれど、喜ぶのは彼女だけではない。上海焼きそばと卵の中華スープのランチは私が忘れられなくなった最高のランチだった。あ~~~~美味しかったなぁ。我が家の場合、一般的な家庭と逆で、妻が夫に胃袋を掴まれている。だからなのだろうか・・・いつも私はお母さんではなくお父さんと呼ばれている。

おかえりなさい。

お客さんにあだ名を勝手に付けて呼ぶのは東京で自分たちの居酒屋を営む前から変わらない癖です。

その時のインスピレーションでとっさに出るのだけれど、名前を知らないお客さんが多いのであだ名で呼んだ方が話が早いから自然とそうなりました。いつも短パンで来るお客さんがいて、その人は「短パンさん」、何故か常にタンガリーシャツしか着ないお客さんがいて、その人は当然「タンガリーさん」

「区役所さん」もいたし「ボンバーヘアー」もいたし「NEVERさん」や「コカ・コーラさん」もいました。

そして宮古で宿を始めてからもそれは続き、常連さんは勝手に付けられたあだ名で呼ばれる人が多いです。住んでいる場所で「群馬ちゃん」と名付けられた人もいます。勿論、宿ですから予約の時点で名前は知っているんですけれどね。覚えられないんですよ。私達名前を・・・。あだ名だと絶対に忘れない。

今回の登場人物は「冬のオペラグラスちゃん」と「素子ちゃん」。初めましての時にそう名付けました。新田恵利さんに似ている子と、大林素子さんに似ている子だったから。(イメージが・・・)

勿論、もう長い付き合いで、何度も一緒に呑んでいるので本名は覚えています。でも、あだ名って何て言うのか・・・愛おしさが増すんですよね。距離感も近く感じる。だからあだ名の方がしっくりきます。

彼女たちは宮古が大好きで、宮古の海も大好きで、将来はこの島に身を置きたいと真剣に考えています。だからでしょうかね。気が合いますし、一緒にいても楽しいです。

昨年の寒い時期にいらしたのでテラス席は断念。初の「静佳キッチン」ディナーを思いつきました。

なんだかBAR気分でこれはこれでよかったのではないでしょうかね。私達もご一緒させてもらい、楽しい宴でした。(食事は今年から無くなりましたがご希望であればお酒をご一緒します。その場合は夕食を外に食べに出かける前に声をかけておいてくださいね。仕込みや用事、体調不良などで無理な時以外はできるだけお応えします!!)

寒い宮古も満喫できたでしょうか?宮古の魅力は海の中だけではなく、沢山あります。島にいるだけで、のんびりとした空気感を味わうこともできるハズ。次回は海に入れる時期をチョイスしてまた『裏切らない宮古の海』を満喫してくださいね~~。楽しみにお待ちしています!!

さて、ポークランチョンミートのお食事は只今ランチ営業のみとなっております。

中華を作る時には『陳さん』に変身する我が夫がシェフを務めております。(一人っきりで)

鶏白湯宮古そばが一番人気です。宮古そばの生麺を使った各種スープ作りと日々戦っております。

メンマ等のトッピングを含め、全て手作りで、そばの仕上げに使う特製油もオリジナルで作っています。これはほんの少しで劇的にスープの味が変わる魔法の油。黄金色に輝いています。沢山の香味野菜を使用していて、香りも抜群!!

そしてその油はスープの種類によって違うものを作っています。

子供の頃からラーメンに油をちょっと垂らすと美味しくなる!!ということを認識していた彼は、その頃からラーメン屋さんになる夢を持っていたそうです。その当時はただのサラダ油を使っていましたが、40年以上の経験を積み、この魔法の油に行きつきました。

ランチタイムの各種オリジナル宮古そばを是非皆さんもご賞味ください。初めての方には絶対に『鶏白湯宮古そば』がお勧めです。

昨日はお休みだったので久し振りにお昼ご飯は外食。空港の近くで飛行機の離着陸を眺めながら食事ができるバイキングのレストランに行ってきました。もう最高の立地で、楽しかったです。飛行機までの時間が余ってしまう時などに如何でしょうか?

静佳日記 *************

朝のウオーキング。

もしかしたら、一日で一番好きな時間かもしれない。いや、「静佳は一番好きが沢山あり過ぎる」という夫の言葉通り、沢山の一番の中の一つだというほうが正しい。

朝の空気を吸い込みながら空を眺めれば、幸せな気分になる。一人だけの時間。常に人と接している私は、きっと無いものねだりなのだろう。一人になれる時間がとても嬉しい。

まずはお隣のビーチ。ここは最初か最後か、その時によって変わるが必ず立ち寄る必須ポイント。

時折り顔を出す木漏れ日に目を細めながら歩く。

そして、このビーチはいつも誰かしらがいる。その日は海鳥だった。

後はひたすら空。

空。

空。

空。

そしてひまわり。

ポインセチアの原種。この種の、これほどまでに大きな葉っぱは初めて見たかも?

宮古にもこんなお洒落な木造が増えている。これは宿かな?

ホテルや宿だけではない。マンションの増えたこと増えたこと。人口はさほど変わらないのにね。

そして、モーニング営業の新しいコーヒーショップを近くに発見。宿泊の方に教えてあげないと・・。ポークランチョンミートを始めた頃は周りにモーニングのお店はあまりなかった。これからはドンドン増えていくのだろうな~~。

家に帰って朝食は勿論テラスにて。久し振りに我が家のシェフのサンドイッチ。

テラスで頂く朝食と昼食が今の私の一番の幸せタイム。あ、また一番だった・・・。この時間を大切に。