Monthly Archives: 2月 2019

ゴルフ合宿

プロゴルファーさん率いるゴルフ合宿のお客様がいらっしゃいました。

宮古島の目的は・・・ゴルフ・ゴルフ・ゴルフ・・・ゴルフ三昧です。

天気の不安定なこの時期に大丈夫かしら??と、いらっしゃる前から余計な心配しておりましたが案の定、強風&大雨に合われたそうです。

それもこれも練習のうち!!とポジティブなコーチはおっしゃいます。私の好きな考え方ですね。

夜は皆さんの座談会へ混ぜていただき、楽しい時間を共有させていただきました。若きゴルファー君が将来ビッグな選手になることを期待しつつ・・・・。

翌日は絶好調のお天気に恵まれ、胸をなでおろしました。

また、お待ちしております。

それでは、ポークランチョンミートの「海と空を眺めるダイニング HELL’S KITCHEN(ヘルズキッチン)」のお食事のご案内です。

朝食の一例です。

夕食の一例です。

宿泊者限定・完全予約制・完全お任せメニューです。連泊の方は毎日メニューが変わります。宿泊予約時にお申し込みください。

料理担当は夫です。最近スイーツつくりに励んでおります。かぼちゃのケーキを作ったようですが、宮古のかぼちゃはあまりにも柔らかすぎたようで、モンブラン風に造るつもりが、ゆる~~~~~くなってしまい、失敗。

今朝はプリンを作ったようです。こちらも味は良かったのですがキャラメルソースがちょっとダメでした。でも、失敗は成功の基。沢山失敗を繰り返して上達していくものですよね。

問題は、このまま続けると我が家はみんなデブになるということです。

静佳日記 **********

去年の夏は家族連れのお客さんが多かった。そこで前々から思案していた、子供達が喜ぶ2段ベッドを制作することをいよいよ決意。これはさすがに自分では安全面で問題がありそうなので、作ってもらえる職人さんを探していたところ、いい人と巡り合えることができた。彼の作品を見て「ピン!!」ときたのだ。

せっかく特注するのだから、ただの2段ベッドでは面白くない。私のデザイン通りに作ってもらえるというので、張り切った。大きな模造紙を買ってきて、いつも通り、実物大のデザイン画をまるまる二日かけて書き上げた。

この段階からもうワクワクが止まらない。子供達がワクワクするようなものを・・・・という想いを込めたが、自分が一番ワクワクしてしまっている。

様々な問題点をアイディアを出し合いクリアにしていく。最後の最後のデザインの問題で今、闘っている最中だ。妥協はしたくない。

彼は移住者。宮古へ来てもう10年くらい経つと言っていたと思う。宮古へ住み始めてから沢山の移住者と出会っているが、みんな共通しているのは「個性が強い」ことだと思う。そして、「自分」を持っている。こんなに遠くの島へやってくるくらいだからやはり意志の強さは必要なのだろう。

昨夜は、たまたま移住者の友人達との飲み会。よく行く飲み屋さんでアルバイトをしている彼とは、その店で知り合った。初めて彼と呑んだ時に「仕事中、なんでそんなに愛想が悪いの??」から始まった。余計なお世話だ。

だが経験上、悪口から始まる付き合いは意外とうまくいくことが多い。なぜなら最悪からスタートすると、それ以上落ちることがないから。実際、夫との出会いも「クソ野郎だな」から始まった。

そして、お互いに思ったことを素直に言える相手とは長続きする。

何故か私のブログを見つけ出してしまった彼は、今、さかのぼって読んでいるという。そして頭の中で覚えている文章を、楽しそうに朗読しだした。書いた本人の私を前にして・・・。

私は、あまりに嬉しそうな彼の笑顔を見ていて、それ以上に嬉しくなった。

こんにちはっ!!とぉぅきょぅ~~!!最終章

お散歩をしていて、見つけたマンゴーパーラー。そそられる看板です。オンシーズンになったら賑わうんでしょうね。宮古のマンゴーは日本一美味しいです。(※個人の感想です)是非、宮古にいらしたら一度はお召し上がりください。

さて、ポークランチョンミートの目の前に桟橋があります。ここからの景色は世界一!!(※個人の感想です)でも、せっかくの景色を暫く眺めに行っていませんでした。数分の時間があれば行けるのに、なんてもったいないことをしているのだろう・・・・そう思い久し振りに夕方桟橋まで出て行きました。

その日は曇り空。夕日どころか、ぶ厚い雲に覆われています。それでも桟橋の塀に腰かけると、何とも言えない気持ちよさが待っていました。

この空気感・・・・・「五感を研ぎ澄ます」という言葉がよく使われますが、ここに座ると「五感」がゆるやか~~~~にとろけて流れていってしまう感覚を覚えます。(※個人の感想です)

私の大好きな場所です。

パイナガマのビーチもその全部を見渡せることができます。ビーチはまだまだ静かでした。

それでは、ポークランチョンミートの「海と空を眺めるダイニング HELL’S KITCHEN(ヘルズキッチン)」のお食事のご案内です。

朝食の一例です。

試作品のハムカツサンド。中にチーズを入れると、とろ~~~~~りとろけちゃいました。

夕食の一例です。

宿泊者限定・完全予約制・完全お任せメニューです。連泊の方は毎日メニューが変わります。宿泊予約時にお申し込みください。料理担当は夫です。牛すじで中華丼を作りました。夕食のメニューにも良さそうですね。丼ではなく、単品で・・・。

静佳日記 ***********

(前回からの続き・・・・)

数日かけて様々な場所へ行き、様々な買い付けをし、すっかりバイヤー気分を味わった。素敵なものが溢れかえっている東京での買い物は楽しかったが、かなり疲労困憊。最後の方は、えい!もう!ここからここまで全部ちょうだい!!と言いたくなった。選ぶという行為がこんなにも疲れるなんて・・・。

ほとんど見えない東京の空を見上げて撮影をしている人を見かけ、便乗もした。

久し振りの雪にも出会えた。手がかじかむ感覚が懐かしかった。

そして、一年に一度宮古へ来てくれる人達とも会うことができた。彦星と織姫になった気分。夫は「彦にゃん」と呼ばれた。

大きなミッションだった娘の美容室へも行った。個室で寛ぐ6時間。(夫婦二人で6時間もかかった)

娘の成長を見ることができて感無量。

スカイツリーだって忘れない。

東京タワーの方が好きだけど・・・。

そして、娘達の行きつけのお店で娘の友達とも合流。かつての地元で新しくできたそのお店は素晴らしかった。夫は料理を誉め、私は内装がガチンコの好みだった。娘たちの間では、夫は滅多に気に入るお店がないという印象があるらしい。なので、彼がお店を気に入ったことが凄く嬉しかったようだった。私は、娘の地元へ来た時はきっと一生ここにしか来れないんだろうなという予想をたてていた。(それくらい夫は気に入るお店を見つけるとそこにしか行かない)

その店で夫は「魔術」もとい「手品」をみんなに見せつけ、私は「田中みな実」の物まねを初披露することになる。

そして、最終日の夜。私が東京であと食べたいものと言ったら「串揚げ」。35年来の友人が働いている「串の坊」へ行きたかったけれど遠すぎるので断念。すると・・娘の家の近くを歩いていて偶然新しい串揚げ屋さんを発見!!やった!!ここへ入ろう!!店に入るとすぐに何となく「串の坊」を感じた。お通しの出し方、おしぼりや塩へのこだわり方やメニュー等々・・・・。暫くして店主に「もしかして、串の坊にいらっしゃったのでは?」と尋ねるとドンピシャだった。運命的に、銀座まで行かなくとも私は「串の坊」の味が食べられたのだった。なんという幸運だ。しかも、店主に35年来の友人の名前を告げると「勿論、知っていますよ。」とのこと。こんな偶然もあるのだなあ。広い東京が宮古のように狭く感じられた。もう一軒、娘の地元で行けるお店が出来て良かった。

そして、翌日、すでに帰りたくなっている宮古へと向かう日。

那覇から宮古行きの乗継便へ乗り込むと、運よく窓側の席が空いていたので、変えてもらう。

別の飛行機が先に離陸。飛行機の中は意外にも絶好の撮影ポイントだった。

私達の機が飛び立つと、間もなく現れた広い広い『雲』の海。なんという素晴らしい景色なのだろう。

感動。

シュノーケルを付けて今すぐこの海へ飛び込みたい衝動にかられた。現実にはあり得ないけれど、ふわふわの中で泳ぎたい。

そこに広がるまさに「別世界」を見ていて、月へ行きたい有名社長の気持ちが少しわかったような気がした。急いで写真も撮ったが、目で見る世界とはやはり全然違うもの。これを見たままに表現できる写真家がこの世にいるのだろうか。

雲の海に魅せられながらも、一番見たかったのはやはり空からのポークランチョンミート。今度こそ!!三度目の正直にかけた。運よくまだ空は明るい時間帯。

高度が下がり始めると、美しい宮古の海が見え始めてきた。初めて宮古へ訪れる人たちはまず一番初めにこれを見ることになるのだな。そんなことを考えながらも、もうすでにワクワクが絶好調に達していた。

後ろの席に人が座っていなかったことが、窓にへばりついて不細工な顔になることを許してしまった。今日はどの航路で空港へと入っていくのか・・・?

あれ??

そっちじゃないよ~~!!次第に地面が近づいていく様を見て、嫌な予感がした。

その日の飛行機はパイナガマビーチ側は通らず・・・・。またもや夢は叶わなかった。また次回こそ・・。

空港からタクシーに乗ると、暫くして運転手さんが言った。「違反みたいだからテレビはやめてラジオにしようね~~」そう言って流れていたテレビがラジオへと切り替わる。

いよっ!!待ってました!!宮古感満載!!たったひとっ飛びで、「かしこまりました~~」「申し訳ございません!!」の連呼の国から、ゆる~~~~い宮古王国へと戻ってきたのだった。

そして、空から眺めることが出来なかったポークランチョンミートへ着くと、目の前の桟橋では、海開きが待ちきれない子供達が海へと飛び込んで遊んでいた。

宮古島にはもう「夏」が訪れていた。

こんにちはっ!!とぉぅきょぅ~~!!その2

久し振りに見つけちゃいました!!懐かしい代物。考えてみれば、ポットからティファール、ウオーターサーバーに至るまで進化を遂げてきたこのジャンル。今となっては「やかん」が死語になっているとテレビで言っていましたが、若い方達は知っているのでしょうか?その時代、どこの家庭でも活躍をしていた「魔法瓶」の存在を・・・。ボタンを押せばお湯が出るという画期的な発明を、まるで魔法のようだからと命名されたのかどうかは知りませんが、この発明器は当たり前のように「魔法瓶」と呼ばれていました。そのデザインも全部私好みの代物で、何種類か並ぶその中から一つだけを選ぶことがどうしても出来なくて、3っつも買ってしまいました。しかもどれも新品。どこからの掘り出し物なのか、リサイクルショップで私を待っていました。「電動」と書かれていましたが、コードでつながれる商品が出る前のもので、どこが「電動」なの??と思いきや、蓋の中に電池を入れる仕組みになっていたとは驚きです。子供の頃はそんなこと知る由もありませんから・・・。

ああああああ!!感動的な3姉妹はポット界のキャッツアイ!!スラっとしたその存在感ある、いで立ちにうっとりです。

これから使い道を考えます。だって、ポークランチョンミートにはウオーターサーバーから冷たい水も熱いお湯も難なく出てきますからねっ。朝食タイムに利用できればと考えています。

それでは、ポークランチョンミートの「海と空を眺めるダイニング HELL’S KITCHEN(ヘルズキッチン)」のお食事のご案内です。

朝食の一例です。

夕食の一例です。

宿の前に広がる景色をどうぞお楽しみください。

夕日を眺めるお隣のパイナガマビーチには人はまばら。これからここは大混雑になる季節になります。大混雑と言っていもたかが知れていますけれどねっ!!

料理担当は夫です。宿泊者限定・完全予約制・完全お任せメニューです。連泊の方は毎日メニューが変わります。宿泊予約時にお申し込みください。

東京に行った際にわかったことですが、大好きだった青春の味「ファーストキッチンのベーコンエッグバーガー」が店舗の合併に伴い、全く別物になってしまっていたことにショックを受けた私達。もう永遠にあの味が食べられないのかと思うと、ますますそれを再現しようとする夫の執念が強くなっていきます。味を覚えているうちに正確に再現させてほしいものです。

でも、試作品を作れば作るほど、朝食にお出しするのには重たいのでは??という壁にぶつかります。私達はペロッと食べてしまいますが・・・・。

静佳日記 *************

(前回の続き・・・・編)

東京行きのもう一つの目的は、宿の備品の買い付け。主に食に関するものをリストアップして準備していった。

その日は銀座へ。ほんの数年の短い期間のブランクで、ブランドのビルが倍ほどに増え、行ったことはないけれどもここはニューヨーク??と思ってしまうくらいの人種のるつぼへと変化していた。

ショーウインドゥのディスプレイの仕事にあこがれた時期があったくらい、ディスプレイに興味のある私にとって、この街は刺激的で楽しい。高級バッグにカマキリを合わせる発想はどこから来るのだろうか?

そして、このガラスタイル。

これだけで高層ビルの壁がど~~~~~~~~~~~~~~~~~~~んと造れることが不思議でならなかった。一体全体どうやって????

食器類などを購入した後、夫が10代の頃仕事場の隣にあって散々通ったお気に入りのお店へランチを食べに入る。いつも食べていたという「ジュージュー焼き」。

ところが、永い年月の間に夫の味の好みは変化したらしく、彼の求める味とは違ってしまっていたようだった。家に帰って早く自分の味で作りたいと、不真面目のように見えて、意外と仕事熱心な夫。

そして、今回のメインイベントともいえる飲食店の聖地、かっぱ橋へと向かう。

今年の冬はパンつくり、スイーツつくり、コーヒーの淹れ方の面白さにのめり込んでいる夫の為に、必要な器具を揃えさせてあげたいと、たっぷりの時間を用意しておいた。

東京で居酒屋を営んでいる時には、店の準備の前によく自転車で通ったものだった。自転車で来ていることを忘れ、大量に買い過ぎて言問橋を渡るのに苦労したことを思い出す。その時にはなかったお店や、様変わりした食器たちにかなり興奮する。

「たっのし~~~ね~~~」「ここはパラダイスだね~~」

ありったけの嬉しさを言葉で表現し、次から次へとお店を廻った。そんな中、ふと目に留まったガラス越しの一枚のお皿。ジャジャジャジャーンとシンバルが鳴ったかと思うと、その周りが一瞬暗くなり、そのお皿にだけスポットライトがあてられたかのように思えた。舞台の演出ならあり得るが、実際そんなことが起こったらそれは私の気がふれた証拠かもしれない。とにかく、それくらい衝撃的に気に入ってしまったのだ。

当然のことながらその店に入り、お皿を手に取って撫で回していた。すると、その先まで入っていった夫が、「静佳!!この階段の下は見るなよ!!絶対に見るなよ!!」と言って通せんぼをしている。そう言われて見ない人がいるのだろうか。ワクワクしながら階下を覗き込むと、まさに私好みの取り皿達が整列していた。

「あ~~~~なんて幸せなお店なの!!??」

巡り合えたことに感謝をするというのは、なにも人とのことだけではないのだと思えた。夫は夫で、探し求めていたパスタ皿と出会い、お互い心残りがないようにちょっと奮発をして購入。宿の食事を提供するのがとても楽しみになってきた。

その後も興奮状態は続き、溶岩石のステーキ皿等欲しくて仕方がなかった道具類を沢山見つけては、二人共はしゃぎ続けた。

夢のカッパーランドを2日間さまよい、こんなに買っちゃったんだから、料理を頑張ってね!!と優しく夫を脅迫。

次にカッパーランドへ行けるのは一年後だろうか・・・・・。今から楽しみでしょうがない。

次回へと続く・・・・。

こんにちはっ!!とぉぅきょう!!

昨年、パイナガマビーチの真ん前にオープンした「宮古そば」のお店。

小さな小窓からはお弁当も買うことができます。出来立ての炭火焼き豚丼等々。注文してから焼いてくれます。店主は夫の同級生。なので、先日お昼を食べにお邪魔してきました。自家製の麺がツルツルした触感で私好みでした。

自慢の卵の「卵かけごはん」も美味しかったです。

パイナガマビーチで遊んだ時には是非行ってみてくださいね。

それでは、ポークランチョンミートの「海と空を眺めるダイニング HELL’S KITCHEN(ヘルズキッチン)」のお食事のご案内です。

朝食の一例です。

朝焼けの空を眺めてからどうぞお召し上がりください。

試作品のサンドを作りました。使用するパンによって全く味が変わるので面白いです。

夕食の一例です。

料理担当は夫です。20年以上前に私の実家の近くで食べたという、中華屋さんのから揚げを思い出し、再現するべく作ってみたようです。当時、山椒塩が合うその唐揚げに衝撃を受けたそうです。

丁寧に丁寧に下処理をしてから衣をつけて揚げます。私はその時の記憶が全くないので比べようがありませんが、美味しかったです。

静佳日記 ********

美容師を目指し、長い間下積みをしてきた娘がついにスタイリストデビューできることになり、最後の最後のノルマの達成に加勢するべく東京へと向かった。

羽田への直行便は最終のフライト。飛行機が飛び立つ時にはすでに滑走路は宝石箱のように輝いていた。多くの女性がそうであるように、私もこのキラキラを見るのが大好きだ。散りばめられた光を眺めて得をした気分になり、これから始まる短い旅に胸が躍る。私が飛行機を眺めるのが好きな理由は、このワクワク感を知っているから。空を飛ぶ飛行機を見る度に、乗っている人の「ワクワク」が伝わってくるようで楽しい気分になる。

いつも眺めるだけれども、今回は私の番だ。

ファーストクラスに乗れるほど大した仕事をしていない私は、窮屈なしんどい時間を幸せな時間に変えるべく、持っている中で一番軽量の本を持参していた。本は大好きだが、小説は普段あまり読まないのでいい機会になる。片手にすっぽり入るくらいの小さな世界に入り込んでいると、あっという間に着いてしまった。

機を降りるとすぐに携帯が鳴った。

東京行きを知っていた友人がサプライズで迎えに来ていると言う。何から何までずずずずずぃ~~~っと嬉しいことだらけの旅のスタートだった。

サービス精神旺盛な友人が、わざわざ東京タワーを見せながら車を走らせてくれた。50年もの間見てきたそれも、すっかり島人になってしまった私には懐かしいというよりは新鮮に思え、お上りさんの如くシャッターを切りまくる。

こんにちはっ!!とぉぅきょぅ~~!!!!!

そして、泊まる予定の娘の家の近くで夫と二人一杯ひっかけながら、これからの予定を話し合う。隣の席で一人食事をするアジア人の女性が、同じ国出身であろう店員の女性と片言の日本語で注文のやり取りをしている。変な光景だ。

翌日は、夫の買い物に付き合った。スニーカーが大好きな彼のお気に召すものが見つかる表参道へ。私はここではいつもあまり好きなものが見つけられないので、好きな建物を見て回ることにした。個性的な扉に惹きつけられた。

そしてここまで来てもやはり職人さんの仕事が気になる私。

高級な家々が建ち並び、どんな仕事をしたらこんなにお金持ちになれるのかと夫と口をあんぐりと開けたが、大豪邸を見てもそそられないのはあまりにも窮屈な土地に建っているからだろう。「目の前の景色がこれじゃぁねぇ~~」と、二人でお得意のポークランチョンミート自慢が始まる。

松田聖子のショップも偶然見つけ(私は大の聖子ファン)、それにも増して吸い寄せられた「旅と本と珈琲」のお店。私の為に作ってくれたのではないかと思う程ピッタリハマる。以前来た時には夫に遠慮して入らなかったが、今回は彼の買い物に付き合うという大義名分があったので、堂々と入った。

夢のような世界だった。もしも宝くじが当たったなら、きっとこの店を買い占めるだろう。

そして、その日の夜は東京の友人と、ポークランチョンミートのお客さんが営んでいる神奈川のスペイン料理店へと足を延ばした。

どでかい魚のブイヤベースに劇団イロハの如く驚きを表現する夫婦。

お腹いっぱい食べ、お喋りが止まらなくなるほどワインを頂き、気が付くと営業時間をはるかに超えていた。

わざわざ奥さんと息子さんも来てくれて、嬉しい再会を果たす。

大切な時間を噛みしめながら、翌日の予定の為就寝。

次回へと続く・・・・・・。

オオカミが出たぞ~~~!!

昨日は雨模様、本日はやっと晴れの宮古島です。

先日、朝マックをしに出掛けた時の事。駐車場に「オオカミがいるぞ~~~~!!」

勿論オオカミなんていませんが、島では放し飼いのワンちゃんが多いので、こんな光景にもよく出くわします。ビックリしないでくださいね。

さて、料理担当の夫が「昭和の喫茶店のミートソース」のニューバージョンを作りました。彼の中では「絶品!!!!」だそうです。ちょっと甘めで懐かしい、食べ終わりたくない味です。勿論、私も大のお気に入りになりました。せっかくですからテラスのカウンターで頂きます!!海を眺めながらのランチはため息が出るほど気持ちがいいです。

それでは、ポークランチョンミートの「海と空を眺めるダイニング HELL’S KITCHEN(ヘルズキッチン)」のお食事のご案内です。

朝食の一例です。

夕食の一例です。

宿泊者限定・完全予約制・完全お任せメニューです。連泊の方は毎日メニューが変わります。宿泊予約時にお申し込みください。朝食は7時か8時からお選びいただきます。夕食はサンセットタイムに合わせますので時期によって変動があります。大体、18時から19時半の間と思ってください。サンセットタイムに合わせるのは、宿のテラスのカウンター席から夕日が眺められるからです。夕日が沈んでいく場所も、季節によって変わります。今の時期はちょうど真横。パイナガマビーチ側に沈みます。夏は宿の真正面、イラブティー二島へと沈んでいきます。

静佳日記 ***********

朝のウオーキング。

いつ何時でもやはり自由奔放なワンちゃんに出会う。お家はどこ?

数々の台風にも生き残った昔ながらのお家は、少し市内から離れると軒並み建ち並んでいる。

最近では移住者が急増し、改築して住む人が多くなってきたそうだ。全部を壊してしまわないのはいいことだと思う。

同じ場所でも久し振りに歩くと、塗り直して様変わりしている壁にもよく遭遇する。

小さな「こびとドア」の周りも奇麗に真っ白に塗られていた。

明り取りの小窓が可愛い。

ガラスブロックも真新しい。

同じく、アパートや宿も急ピッチで建築が進む。

ポークランチョンミートからさほど遠くない所にも、アパート型、一軒家型の宿が一気に増えた。フロントはなく、携帯を使って無人でチェックインできるシステムが増えているのが時代の象徴。

いつぞやに見たブロックに挿されたフェンス代わりの棒きれは、今度はバッドに変わっていた。まるでアートのよう。

土がなくったって、雑草はへっちゃらで生えてくる。

この時間帯に歩く特権は、何と言っても空の美しさ。すべての空を独り占めしているような気分になる。

漁港巡りをするほど、漁港の景色は好きな場所の一つ。

体中で「朝」を吸い込み、その日も爽やかに一日が始まった。