Monthly Archives: 12月 2022

親戚の子

コロナ禍になってから、毎度お馴染みになった特別なお客さんがいます。時代と逆行しているようなその家族。子供の成長もここで・・・のことが多々あるんです。

例えば、少し前までは登れなかった隣の公園にあるサザエの滑り台のてっぺん。何故そんなところに登りたいのかって?地元の子供たちがみ~~~んな登っているからです。憧れだった『てっぺん』に一度成功したら後はもう簡単簡単!!ちょちょいのちょ~~いです。

夕焼け空をバックにとても絵になっていたのでパシャリ。自分で言うのもなんですが、なかなかの写真です。

これもどうでしょう!!!燃える空と一体化していませんか?

大人になって欲しくないけど、大人になった彼女に会うのも楽しみです。その頃にはすっかり親戚のおじさん、お姉さん(?)になっているのでしょうか?

また、暖かくなった頃にお待ちしています。海外が解禁になっても宮古島を忘れないでねぇ~~~!

さて、あまりにも新店が増え続ける宮古島。もう、何が何だかわからなくなってきています。ホテルもそうですが、飲食店も然り。もう把握しきれないので、ご近所さんに取り合えず行ってみよう!ということで新しくできた中華屋さんにお邪魔してきました。宮古ではよくあることですが、オーナーは知っている方でした。しかも従業員の方も・・。本当に宮古は狭いです。

ランチにはお寿司があるお店をチョイスして・・・。なんだか夜は本格的なお寿司屋さんのネタケースがあり、期待しちゃいます。

そしてなんといっても私の中の今年のビックニュースは、宮古に「ダルトン」ができたこと!!超超超嬉しい!!

そして、小さなニュースは、ある朝家にカニが入ってきていたこと。幅15センチくらいの大きなオカガニ。彼も寒かったのかな?

夫に頼んで隣の公園に逃がしてもらったのですが、またまた道路を渡ってこっちへやって来ます。ちょうど通りかかったご近所さんがカニがいるね~~と車を避けて走って行ったのですが、その直後、おじぃの車が通ってバキバキバキ~~~~~。「あ~~~~~~~!!」という間もなくの瞬間でした。「おじぃ!!カニを踏んだよ~~~!!!!!」と叫ぶと、「葉っぱだと思ったよ~~」と。

全ては寒さが悪いのでしょうか・・・。

最後はお知らせです。25日まで近くの海空公園でクリスマスイベントをやっています。16時から19時半まで。キッチンカーが沢山出ていました。イルミネーションだけでも必見です。

宿泊者様の料理の一例です。

静佳日記 *************

朝のウオーキング。

島は北風が強くなる季節に突入している。私達は海の前に家を構えているので、海の状況を朝起きてから暗くなるまでずっと見ている。

「今日は白波がたって荒れているね」

とか、

「今日の海はまた一段と綺麗なブルーだね」

など、夫婦の会話も自然と海の話題が多くなる。

その朝は、家を出てビーチへ降りるとベタ凪の、まるで湖のような海が静かにたたずんでいた。

どんな姿をした海でも、海を見るのは昔から大好きで飽きることがない。高校生で運転免許を取得してからは、当時の彼とよく海へ行った。夜中からのサーフィン目的や、ただの夜のドライブデートまで、海はいつでもつきものだった。その頃から「いつか海の前に住みたい」という夢を描いていたと思う。もう、遥か遠くの記憶であり、ぼんやりとしたものだった。そして、様々な経験を経て、今、その夢が現実のものになっている。自分の城を建てるのは子供の頃からずっと思い描いていた夢。人生は捨てたもんじゃない。今でも私はこの現実は夢なのではないだろうか・・と考えることがよくある。当り前だと思ったことは一日もなく、この「いま」をとても大切に、大切に、大事に想っている。

さて、ウオーキングの時には普段は見過ごしているようなものを見れるのが楽しい。植物はその中の一つ。

あっかんべぇ~~~~をしているような赤い舌を見つけたり、

南国特有の樹々達。

ジャングルのような草や、

池の蓮の花?を見つけたり、

カモフラージュのような蔦。

街中では少ない昔ながらの家屋も目を引く。

夫と二人で取得した船の免許の試験の際に利用した浮き桟橋は、老朽化の為閉鎖されていた。なんだか寂しい。

夜泣きラーメンの車を発見。

古い家がリメイクされていく様子を見ているのも楽しい。何屋さんになるのかな?

そして、やはり欠かせない定番が履物の落とし物。

今の時代でもポイ捨てが多い宮古では「ゴミ捨て禁止」の看板をよく見かけるが、

「落とし物注意」の看板も必要かもしれない・・・。

りえ&りな

ポークランチョンミートがまだヨチヨチ歩きだったころに一人旅でいらしたりえちゃん。

大型の台風直撃でほぼほぼ丸二日ほど停電中の宿に缶詰だったのではなかったでしょうか?

そんな印象の悪い滞在が『初めまして』で、まさかここまで長いお付き合いになるとは夢にも思いませんでした。彼女に「ポークランチョンミートのどこが好き?」と聞きたいけれど聞いたことがありません。もしかしたら、聞いているのに忘れているだけかもしれません。「話しましたよ~!いつも静佳さんは忘れるんだから~~」とよく言われているので・・・。(笑)

一人旅だったり、お友達と来たり・・・・そんなことを繰り返してきた彼女が、「もう、一人旅はしないかも~?」と、言ったのはいつのことだったでしょうか。職場の仲良しさんのりなちゃんといつも一緒に来るようになって間もなくだったと思います。二人旅が「毎度」になって何度か過ぎ、ある日、控えめな彼女から珍しくお願いのメールが届きました。

「りなちゃんが会社を辞めることになったのでお別れパーティーをしてもらえませんか?」

そういうことなら・・・・頑張ります~~~!!

ちょうどパーティー好きのお馴染みさんが宿泊予定だったのでお誘いしました。

サプライズパーティーは最後の夜に。

張り切って串揚げを披露するポークランチョンミートのシェフTSUGUも、この日ばかりは「串揚げの正(マサ)さん」になり切ります。ヘイ!いらっしゃい!お任せで行くよ~~!!リクエストがあったら言ってね~~♪

みんなでテーブルを囲む食事&飲み会はいつでも楽しいに決まっています。勿論、私達もお酒がススム!!内緒で頼まれていたケーキが登場する頃にやっと自分の為のパーティーだったと気付くりなちゃん。

笑顔で記念撮影の後、

感極まって両手で顔を覆ってしまいました。それを見守るりえちゃんの笑顔はほんっとに素敵でした。

もう、涙が止まりません。本当はりえちゃんの方が淋しくて仕方がないはずなのに、彼女の優しい性格がその笑顔に現れていたように私には思えました。

これから新たな国で新たな出発をするりなちゃんにエールを送ります。そして、たとえまた暫く一人旅になったとしても、これからもどうぞ私達夫婦と仲良くして下さいね。りえちゃん!!

また来年も宮古島をどうぞ宜しくお願いしま~~~~~す。