Monthly Archives: 3月 2022

景色は最高!!

こんばんは。夜のポークランチョンミートです。

1階は飲食店ですが、2階は宿です。お泊りの方は予約制で朝食をお召し上がりいただけます。1階のテラス席にて海と空を眺めながらどうぞ。

目の前は桟橋なので、ダイビング船や釣釣り船の出航シーンも見れます。

雲と海の幽体離脱も見れますよ。

とにかく、景色を眺めていると飽きません。

朝食はお任せ料理ですので申し訳ありませんが、リクエストにはお応えできません。パン食の日は自家製パンで色々作っています。(以下は試作の時の写真)

朝食にはスープやサラダ等が付きます。税込み1,100円で、2名様からのご予約になります。1週間前までのご予約にて承りますので、ご予約がそれ以降になりますとプラス200円で1300円です。(直前ですとお受けできない場合もございます)

朝食はこんな感じです。(ほんの一例ですが)

目の前の景色を眺めながら、海風に吹かれながらの朝食タイムは至福の歓びを味わえることと思います。私達夫婦も毎日ここでその至福の時間を味わっています。その為にこの建物を建てたと言っても過言ではないくらいです。(同じ建物内に我が家を造りました)

下は窯焼きピッツァの新メニューの試作品。まだまだメニューを広げていきたいです。

ビビンバをお弁当にするとこんな感じ。いいかも!!!????

と、日々日々、うちのシェフさんは色々と作るのですが、何しろ一人で全部をこなすので、なかなか正式メニューとして販売できずにいます。今は取り合えずランチの鶏白湯宮古そばで手一杯です。

どうぞお泊りの方も機会があれば召し上がってくださいね~。

目の前の桟橋より撮影

静佳日記 **********

朝にウオーキングをすることは、沢山の発見があって面白い。普段は見過ごしてしまったり、細い路地は車社会の島では意識しないと通ることもない。

御嶽などはその代表格。色々な路地裏に沢山潜んでいる。

こんな路を探検するのがワクワクする。

こんな空き地も覗いてみたいけど、ちょっと怖くて進めない。

昔ながらの石垣や、

倒れてしまいそうに傾いているブロック塀。

踏み倒されたポールに、

可愛らしいポール。

埋まってしまったタイヤ。

手造りの風車。

ギョロ目の猫。

昔ながらの階段も残るが、

開拓も続く。

ここもすぐに建物で埋まるだろう。

そんな新旧を見て廻っていると、妙に自然が創り出すものが愛おしくなる。

ギャートルズの杖だ!!

そして、20キロ近く離れた城辺町の看板が使いまわされている緩やかさが愛しくなったりする。

あと20年後のこの島も歩いて廻れたら、幸せだな。

周辺のご案内(PART 2)

静佳の花壇「しずかだん」は、次第に花よりも食べられる野菜の比重が増えてきました。静佳ファームにネーミングを変更しようかしら???気候も良くなり、グングン成長するのが楽しくて仕方ありません。ついつい苗を見ると買ってしまいます。皆さんにお出ししているお料理を彩る名わき役として活躍しています。

さて、数日前のある日、買い物から帰るとなにやら隣の公園の様子がおかしい。夫が言いました。

「誰かが白い紙をちぎってばらまいたか??」

そうなんです。白い小さな紙がそこら中にいっぱい!!

気になって、車から降りるとすぐに近寄り、見てみました。するとちぎった紙きれの正体は小さな白いお花でした。朝食の時にはなかったのに、一瞬にして全部一斉に咲いたのかしら??夫と顔を見合わせて摩訶不思議。しかもこの公園ではじめて見る花です。どこから種が飛んできて、いったいいつの間に増えて、しかも一斉に咲くなんて・・・

魔法を見せられたようで、不思議な体験でした。

それでは、前回から始まったポークランチョンミートの周辺案内をしましょう。

今回はパワースポット。

私が朝のウオーキングでよく行く場所で、宿からすぐのところ。この樹々のトンネルはまるで異次元の世界へと続く入り口のようです。いつもここをくぐる時はワクワクします。想像力が掻き立てられるから。その先を知っているはずなのに、ね。

トンネルをくぐると、ここからが別世界のはじまり。

茂みの迷路に入りこんだら、もう冒険はクライマックスを迎えます。

あっちかな?

こっちかな?

路を間違えたら知らない場所に着きそうな、そんなドキドキ感がたまりません。

なんとなく海の方向へ進むといきなり視界が開けます。そこにあるのはとても神秘的なスポット。

以前、シュノーケルで覗いたことがあるのですが、湧き水の溢れ出す底は見えないんです。だからこそ神秘的に感じるのかもしれません。

冒険の終わりはこの小さな穴。ここをくぐるとまた現実の世界へと戻ります。

あなたも朝食前に朝の冒険、してみませんか?

7年間、宮古中を探検してきました。私でわかることは何でも相談に乗ります。旅のプランを立てるのも得意です。

ポークランチョンミートにお泊りの際は、どうぞ私の『おすすめ』を参考になさってくださいね~~~~~~!!

最後はポークランチョンミートからの眺めと、

そして、ポークランチョンミートの1階にある「HELL’S KICTHEN(ヘルズキッチン)」の朝食の一例です。

お豆さんが偶然可愛いく飛び出したのでパシャリ。

長くなったのでまたまた静佳日記はおやすみです。

はじめましての方へ。

ポークランチョンミートが初めての方へ、これから少しづつ紹介を兼ねて宿の廻りの写真を載せてみようかな?なんて急に思いついちゃいました。特に、これから宮古島初めましての方へ・・・・

ポークランチョンミートは島の中心の港、島の玄関口に建っています。目の前はダイビング船や釣り船が出航する桟橋。その向こうに伊良部島を臨みます。

下の写真は1階のテラスからの眺めです。1階は飲食店です。宿泊の方の朝食や夕食、それ以外の方へもランチタイムにて今は「鶏白湯宮古そば」の専門店として営業しています。ランチ以外はすべて予約制のお任せ料理なので、メニューはありません。宿泊の方は夜、ドリンクだけでもご利用頂けますので繁華街でお食事をされた後にもどうぞお酒をご注文下さい。ソフトドリンクのご用意もあります。ご希望であれば私達もお酒の席(当店で)をご一緒します。(こちらからはお声掛けしませんのでお客様の方からお誘いくださいね。用事がある時、体調が悪い時以外はお断りしません)

正面には、朝によく虹が出没します。朝焼けや、夕焼けも楽しめます。とにかく目の前は海なので、空が開けています。

さっきまで見えていた伊良部島が急に消える時もあります。

神隠しにあったわけではありません。これからやってくる雨のお知らせです。雲は何でも隠してしまいます。

その伊良部島のはじっこ(ここから見るとですが)には港町があり、集落が段々畑のようになっています。昼間に見ると白い建物ばかりに見えるので(実際はカラフル)私は船から眺めたギリシャのサントリーニ島を思い出し、「イラブティー二島」と呼んでいます。

夜になると街灯りがキラキラとまばゆいイルミネーションを生み出します。それはそれは綺麗。

そして、ポークランチョンミートの入り口から出て、道路を挟むと小さな公園があります。

その公園の端っこからビーチへすぐに降りることができます。パイナガマビーチといって地元民に愛され続けているビーチです。私の夫も子供の頃はここでよく遊んでいたそうです。

観光の方も沢山みえます。朝は地元のお年寄りが毎日泳いでいます。また、水産の高校生の朝練等も行います。ヨガをやりに来たり、コーヒーを持参してゆっくり海を眺める人も。朝から色々な人が来ます。

ビーチには東屋があり、日差しからも逃れられます。

広場もあります。木陰で気持ちがいいですよ。

水道もあります。

駐車場はポークランチョンミートの反対側。

そこにシャワー室やトイレも完備されています。チェックアウト前や後にシャワーや着替えをしたい方はここをどうぞご利用下さい。

そのわきには遊歩道があり、森林浴を楽しめます。

長くなりましたので、続きはまた次回。そして静佳日記はおやすみです。

夏本番!!宮古島

オンシーズンの前に、と頑張っていたペンキ塗りもいよいよ最終段階が近づいてきました。

今回は1階のガラス戸の枠を塗りました。大きいガラス戸が9枚あるので大変です。毎年のことなので、その都度、作業のアイディアが産まれて、それはそれで楽しいものです。何でもそうですが、最初に苦労していると、コツを覚えるとすごく楽になった気がします。逆は嫌なので、昔から初めに苦労するのが好きな性格です。アリとキリギリスだったら断然、20000%アリのタイプですね。「若い時の苦労は買ってでもしなさい」とは、昔の人はよく言ったものですね。

宮古島は一時期に比べコロナも収まりつつある中で、観光客の方もずいぶん増えてきました。オープンカーのかっこいいレンタカーもよく見かけるようになりました。

島の友人は東京や沖縄(本島)に出かける人も増え、沖縄のお土産にブエノチキンを頂きました。

私達も外食をするようになり、お気に入りの食堂のオムライスを食べにも行きました。このお店で7年間、オムライス以外を注文したことは殆どないです。オムライス屋さんと呼んでもいいくらい。笑

夜は中華屋さんへ。

そして、最近仲良くしてもらっている飲み仲間達。メチャメチャ楽しいメンツです。

夕焼け空も連日美しい。夕日を眺めに宿の前の桟橋へやってくる人も、釣りをしに来る人もずいぶん増えてきました。

宿から眺める夕日は今の時期、隣の公園の『でいごの樹』にかぶって見えます。この光景がまるで『海の中の枝珊瑚の様だ。』と言っていた人がいました。私もいつもそう思っています。

そういえば、毎日見ているのに、昨日気が付きました。そのでいごの樹に花が咲いていましたのです。あまり花が咲いているところを見ないので貴重です。7年間で一度だけ見た花びらの絨毯を今年は見られるのでしょうか?でも、でいごの花が沢山咲き乱れると大きな台風が来ると言い伝えられています。咲いて欲しいけど咲いて欲しくない。複雑な思いで見ています。

夜の女子会のご予約は、これからオンシーズンに入るため、暫くの間、知り合いの方のみとさせて頂きます。

静佳日記 **************

ある朝のウオーキング。

まずはお隣のパイナガマビーチを歩いtから・・・が定番になってきている。来たことがある人は知っているはずだが、朝のビーチは本当に気持ちがいい。ポークランチョンミートの反対側の端っこから空を眺めるのが好き。

そして朝日に向かって歩く歩く歩く。

深呼吸の場所はいつもここ。

ようやく動き出したかのように、朝の飛行機雲が増えてきた。海外行きだろうか。コロナ禍前に戻りつつある予感。

珍しい植物を発見。毎日色々と観察しているがこれは初めて見た。

大きな樹に咲く花は、ともすれば見過ごしてしまいがち。

でも、よく見るとこんなに可愛らしく咲いている。

そういえば思い出した!!去年みつけたヒトデちゃん。小さな実がまるで海のヒトデのように生っていて、初めて見た時、思わず車をバックさせて戻ったっけ。

そしてこれまた珍しい色のハイビスカス。

いつも歩いているジョギング用の公園の樹。新しい公園なのでまだ植樹の年月が浅い。背の低い頃から支柱を立てているのだが、

大きく育つと全く意味をなさなくなる。

台風の影響だと思われるが、それにしても曲がり過ぎではないだろうか。取り残された支柱の立場は?

なので、たまに別の支柱が登場したりもする。やはり元々の支柱の立場は無くなる。

植物と言えば、アパートの2階のベランダで雑草が生えているのを見かけたことがある。空き地や歩道によく生えている雑草。どうしてベランダに?ベランダの中がどうなっているのか気になった。

最後は港で空を見上げるのも気持ちがいい。

家に着くと夫の焼いたパンでホットドックの朝ごはん。今日も一日頑張ろう。

7周年・・・・だった

毎年忘れる周年記念日。今年もやはり忘れておりました。いつもの如く、Mちゃんにお祝いを頂き思い出しました。7周年です。あっという間に月日が流れ、「時よ止まれ!!」って叫びたいくらいです。

さて、宮古島は海開きも終わり、例年よりも暖かく感じる気がします。

今年はシギラビーチと前浜ビーチで2日にわたっての海開きイベント。実はこの海開きのイベントにはまだ一度も行ったことがありません。

数か月前に遊びに行った前浜ビーチ。

今はどんな感じになっているのでしょうか。

ポークランチョンミートの変なおじさんはテラスでのんびりと海を眺めています。

彼が好きな飲み物はアイスコーヒーとコーラ。

私は昼間から頂くお酒が大好きです。明るいうちからテラスでワインなんて最高です。

でもめっきり内臓が弱くなり、お酒は控えるようになりました。病院の先生が怖くて怖くて・・・・。かなり脅されています。笑

テラスで新聞を読んでいる時、面白い広告を見つけました。

「土地をお貸しします」ならわかるけど、

「お借りします!」??????

ちょっと笑っちゃいました。

面白いと言えば、駐車場で溺れていた「イカ」を釣り上げました。

なんだかわからないけど、ゴムでできています。

大した事件がないまま、宮古島のゆっくりとした時間がながれていきます。

夫と付き合い始めた30数年前に二人で買った、フィルム式の懐かしいカメラが出てきたので、大好きなオードリーヘップバーンの隣に飾りました。

静佳日記 ********************

数日前のこと。

もう随分ご無沙汰だった、ポークランチョンミート前の桟橋へ、ふと行ってみたくなった。休日には釣り人で賑わう場所で、海の中に浮かぶ小島のようで気持ちがいい。

大好きな場所、大好きな時間だったのに、忙しさを理由に避けていた。これではいけない。

そう思ったらすぐに実行が私流。

たったそれだけの思い付きで行ったその日がとんでもない日だったなんて、そんな確率が信じられなかった。

桟橋の中でも一番好きな特等席に椅子を置いて本を広げていると、太陽の七変化が始まった。この特等席は夕日を眺めるのにも最高の場所。

伊良部大橋に沈んでゆく夕日はこの時期のいつも光景だが、建設中のドでかいホテルが見えるようになっていたのは知らなかった。それほど長い間ここでゆっくり過ごしていなかったのかと思うと驚いた。

日が落ちる少し前のこの美しいコントラストはいつ見ても溜め息がこぼれる。

本をゆっくり読みたいが、太陽の落ちるスピードが速まってきたので、忙しく本を置いたり、カメラを構えたり・・。久し振りに持参したビールをぐびぐびとやっていると、あることに気が付いた。何か今日はいつもと違う!!そうか。雲が全然ないんだ!!

いつもに増して大きくまんまるに膨らんだオレンジが少しの影にも入らずにゆっくりと落ちていく。

「何?これ!!サバンナの夕日みたい!!」

隣りに座っていた女の子の声が聞こえた。

「確かにね」

心の中で応答した。

そして、ここから先は「無」の世界。

そして彼は消えた。

これほどまでに完璧に海に沈む夕日はそうそう見られるものではない。冒頭で書いた「とんでもない日」とはこのことを指す。こんな日に桟橋で読書をしようと思った偶然に感謝した。

そして、この後も続く「残り彩」をすべて見届けてから帰った。

家を目指して振り返ると月。

そして、雲の尾ひれを従えて天高く昇ってゆく飛行機。

ああ。幸せだな。