Monthly Archives: 1月 2023

お元気ですか~~~!!!

随分と時が経ってしまいました。

去年の夏のお客様です。このファミリーの物語を語らずしてはじまりません。

元々は近くのホテルに宿泊をしていたそうです。そしてその時に散歩でPLMを見つけて声をかけてくださいました。その頃の記憶は正直あまりないのですが、その翌年にお泊りにいらした時のパパさんのPLMへのラブコールは半端なかったです!!!!そしてそれを微笑ましく見守り、更にラブコールを送って下さる奥様!!そして、宿泊の方達と、うちの夫と、手品やtiktokで盛り上がる子供達!!!まさにお客様の鏡!!!というべきか、こういうお客様に来ていただきたい!!というべきか、とにかく、忘れられないファミリーとなりました。ちょうどその頃は夏休みで、本当に素敵なファミリーが沢山来て下さっていました。懐かしいです。

そして、コロナなど様々な出来事で久し振りの来島となりました。

シュノーケリングは島の移住者並みで、どんなところにも行っちゃいます。彼らにとって、宮古島はきっとパラダイスですね。子供達の為に・・・・というよりも、お父さんが子供のように遊びを楽しんでいるようにも見えます。(笑)

今回は最終日の夕食の後、少し休むつもりがぐっすりと眠ってしまったようです。降りてきて私達と一緒に呑む予定だったらしく、そのことを非常に、非常に、非常に悔やんでいらっしゃいました。

次回は是非是非!!!乾杯しましょうね~~!!楽しみにお待ちしています。

さて、今日もポークランチョンミートから眺める空は最高でした。

朝のピンク化粧に始まり、昼間の絵画のような雲と限りなく『ブルー』な海の色・・・・・そうなんですよ~~~!!昼間のこの正面の海の色が最近特に凄いことになっているんです。港の工事の関係で海の中に砂が流れているようで、恐らくその影響でビックリするほどの綺麗なブルーが見えます。毎日、それを厨房から夫と眺めてため息をついています。もう、前浜ビーチのブルーを超えてしまったんじゃないかと・・・!!!???

そして、夕方のサンセットタイムの光はほんの少しの時間。この瞬間はあっという間なのでどうぞお見逃しなく。

オレンジの矢が四方八方に飛び出す瞬間です。

夜の星は言うまでもなくロマンチックに輝いていますが、私の腕では写真に残せません。

代わりに、目の前に鎮座する工事船の美しい照明をご披露しましょう。実際に見るともっともっと素敵です。

そして、最近になって買い物帰りによく使う道があるのですが、そこから見る空もいつも惚れ惚れしています。昨日は空よりも、チラ見の海のまばゆいほどの輝きに魅せられました。

一日に「見て!!」を夫婦で何回口にするかわからないほど、空と海が圧倒的な感動を毎日与えてくれます。それだけでもう、幸せな気分になれます。

空を見る心の余裕・・・・持ち続けていたいですね。

最後に、朝のウオーキングで見つけたパン屋さんに行ってきたのでご紹介します。

モーニングやランチも営業されているようで、宿から歩いても行けますから(10分くらいかな?)ご利用されてみたらいかがでしょうか?

そうそう。ホームページの内容が少し変わりました。ご確認くださいね。

今まで8年間続けていた、宿泊者様の朝食と夕食をやめることになりまして・・・・。ランチ営業の鶏白湯宮古そばの仕込みにほぼほぼ1日の全ての時間を費やしている陳さんこと夫がもう限界です。再開の目途はたっていません。これからは素泊まりの宿としてご利用下さいませ。ありがたいことに、この何年かで近隣に飲食店が沢山できました。モーニングのお店もあります。そちらをどうぞご利用下さい。

ランチタイムは今まで通りご愛顧ください!!近い将来、曜日限定でモーニング営業も計画しています。その時は一般の方にも宿泊の方にもご利用できるように考えております。

そして余談ですが、夫の仕事量が限界すれすれなので、我が家の食事を私が担当することを先日決意しました!!少しでも夫の手が空きますように。東京以来、8年間料理を作っていなかったので、まあ、色々忘れちゃってひどい状態です。少しづつリハビリのつもりで頑張らなきゃっ。もともとは料理が大好きだったので楽しく続けられたらいいかな。

時期のため、各方面から毎日のように頂くかぼちゃ。消費するのが大変です。まずはかぼちゃのサラダ!!美味しかったなぁ。でも、我が家の人間は私以外みんなかぼちゃが嫌いです💦

農家さんから大根も頂き、珍しく葉っぱ付きだったので、葉は昔得意だった炒め物に・・・。これは家族中から大絶賛でした。ちょっと自信を取り戻し・・・。

そして、朝はサンドイッチを色々と・・・・。

ますます私も時間が無くなっていくのをどうするべきか思案中・・・。ま、どうにかなるでしょう。

ということで今日は静佳日記はおやすみです。

1月も終わります。

あっという間にもう今年1月も後半になってしまいました。早すぎます。

去年の暮れは、宮古のお寿司屋さんで事前に注文していたお寿司を初めて食べました。

次回は東京で食べたいです。

そして元旦は、すぐご近所の『モンブラン』に乗船。前の年の元旦は予約をするのが遅すぎて満員だったため、今年は早めに予約をしておきました。初日の出を船の上から見よう~~ツアーです。朝5時起床。徒歩2,3分の所ですが、車でっ。

以前にも乗ったことがありましたが、外見より中はかなり豪華です。

肝心の日の出は、雲が厚すぎて拝めず・・・。

でも、船に乗るのは楽しいので良し!!

そして、グラスボートになっている地階へと降り、珊瑚とお魚の鑑賞。

偶然会った友人とお喋りしていると、船のスタッフの粋な計らいで急遽民謡ライブをやるとのこと!!ダイニングにコーヒーを持って集合!!(本当はビールのハズだった)

大ちゃんのライブはとても上手で、盛り上がりました。

こんな感じでスタートした2023年でした。でももうあと11か月しかない!!

今年は進化の構想もあり、やる気満々の私です。今までの努力を活かしながら、更なる飛躍を志したいと思っています!!何がどうなるかわからないこのご時世ですが、皆さん!!「今」を精一杯生きましょう~~~~!!夢を追いかけて!!

静佳日記はおやすみです。

はまいえ

またまた去年の話にさかのぼり・・・・

いつもの彼が今度は仕事の仲間を連れて来てくれました。お酒を飲んでいる時に宮古の話で盛り上がったようで、その勢いのまま連絡がきました。「今3人で飲んでいるんですけど、12月に宮古に行きます!!」

そんなノリでやって来た三人組。

私達から見ればまあまあの弾丸でしたが、私が紹介したPLMの目の前のダイビング船で初のダイビング(うち二人は経験者)に挑戦したり、

「一日は外に一緒に呑みに行きたい!!」

と、前々からのご要望で、はしご酒にもお供しました。

「ランチに来る時間がないから」

という理由でのわがままリクエストにより、朝食に鶏白湯宮古そばを食べられたのも常連さんの特権です。

とにもかくにも、類は友を呼ぶ。ほんっとに素敵な方達でした。彼らと出会うことができたのも、以前一人旅でフラッときてくれた彼のお陰です。宿をやって一番のご褒美は本当に人のご縁です。また、次回は暖かくなった頃にお待ちしていますねぇ~~~!!プロジェクトの成功を祈っています。

さて、もうブログは書かないのか?と聞かれてしまうほど間があいております。何度も言いますが、ひとえに「やることが多すぎて時間がないんです!!」

はい、ただそれだけです。毎日のTo doリストが1行消すとと2行増え、3行消すとと2行増える・・・

大半は模様替えやメンテナンスなどです。より使いやすく、より可愛く、より居心地よく・・・もっともっと!!が止まらない性分なんです。もう、きっと一生これは治らない。なので、後回しにしているといつまでも書かないので今日、時間を繰り上げパソコンに向かいました。サンセットタイムだったのでテラスに出て。あ~~~~~なんていい時間。この景色を眺められるだけでどれだけ幸せを感じられることか。写真を撮りましたが、写真ではとても表現できません。

でも、あっという間に暗くなり中へ入ると、今度は夫がプロジェクターで音楽映像を流してくれました。粋だね。

20歳くらいの頃、当時流行っていたカラオケパブで友人が石川さゆりの「天城越え」を歌った時、ダサいと感じていた私は、今、これにハマっています。もう、1日に何回も聞く時もあるほどです。そして、今日もその特別バージョンを観て(勿論、よくわかっている夫が流してくれました)、思わず最後に「よっ!!日本一!!」と手をたたいてしまっていました。いや~~~さゆりちゃん、本当にお上手です。一番気に入っているフレーズは「誰かにとられるくらいなら、いっそ殺していいですか?」

・・・・静佳日記はおやすみです。

2023年になっちゃった💦

あけましておめでとうございます。

何かと忙しかった2022年。ブログをサボりがちですね・・とお客様に言われ・・・・

はい。その通りでございました。ほんっとに時間があっという間で、一日が一瞬で終わってしまうんです!!たかがランチ、されどランチ。ランチタイムの営業を始めてからそれに関わる仕事が鬼のように増えたのは気のせいなのでしょうか??とにもかくにも、掃除から始まり掃除に終わる毎日です。まあ、毎日楽しいので良しとしましょうか。そんなこんなでブログに充てる時間がほぼほぼ無くなってしまっています。書く気は満々で、ネタもたっくさん溜まっているのですが・・・・。

去年、わたくしの事務仕事用にちょっとおしゃれなデスクとイスを新調しました。それに伴い、デスク周りも大掃除の模様替え~~~!!(こんなことばかりしているから時間がないのか・・・)今、私の仕事用デスクはOL時代の会社のそれに似た環境となり、遠い昔の自分に戻ったようで、ウキウキしています。デスクに向かうと、会社に出勤したような気分になり楽しいです。単純なんですね・・私。

でも、環境ってとても大切だと思っています。何事も、どうせやるなら楽しくやりたいですから。

さて、こんなに前置きが長くなってしまいましたが、本年もどうぞ宜しくお願い致します。

昨年になりますが、2度目のお客様は2度目という気がしませんでした。前回いらした時に西表島時代の夫の同級生のお父さんを知っているという話になり・・・・。共通点があると親密度が増すものですね。そのお父さんは今は鳩間島で一人で宿を運営しているようで、彼女はそこが鳩間島での常宿だそうです。写真やお話を聞くにつけ、羨ましい限りの生き方だなぁ~~~~と思わされます。もっと年をとったら私達もそんな風に・・・・。

きっと彼女もそんなところが気に入り、離島を旅しているのでしょうね。また宮古にも遊びに来てください。乾杯しましょう~~!!

さて、ポークランチョンミートのシェフさんは、今、ラーメンスープの虜になっています。明けても暮れても・・・とはよく言ったもので、本当に日が昇る前から世の中が寝静まった後も、ず~~~~~~~っと仕込みや研究に勤しんでいます。一番奥が深いスープと返し。だいたいラーメンってやつはその二つで決まっちゃいます。ところがその奥の深さは宮古島の真下のブラジルまで到達してしまうほどの深さなんですね~~~。材料を変えたり、分量を変えたり、時間を変えたり、順番を変えたり、いっそ根底から作り方を変えてみたり・・・・・・いったいこの人は終わりということを知らないのだろうか、と思いながら眺めています(私は味見だけなので)。でも、その情熱は作品に物凄く反映されていると思います。彼の仕事をまじかで見ていると「料理」ではなく「作品」とどうしても言いたくなります。それほど丁寧に丁寧に、手塩にかけて作り上げていきます。唯一無二の彼の作品はドンドンその種類を増やしています。試作品は数あれど、世に出るのはその中のほんの少し。

「美味しかったから」

と、再び食べに来てくれるお客さんが一番嬉しいのだそう。何故って?「また食べたくなる味」を目指しているからです。

そして2番目に奥が深いチャーシュー作り。これはもう何十年も続けていますが、これまた新しいレシピが尽きることがないようです。彼曰く「料理は化学」。そして驚くほど数字に強いです。そんなシェフは「小、中学生と勉強しなくて良かった」といつも言っています。そのお陰で今脳みそが沢山のことを吸収できるんだとか。これだから人生って面白いですよねっ!!(笑)

そのチャーシュー作りですが、宮古のつぶしたての豚を使って作ってみました。

まぁ~~~~~ビックリするほど柔らかく、脂も皮もトロットロでした!!(沖縄は豚肉を皮付きで食べます)。でも色々と制約があり、常にというわけにはいかないようです。残念!

宮古に遊びにいらした際には是非一度はランチタイムのオリジナル宮古そばを召し上がりにいらして下さいね。麺は宮古そばの生麺を使用しております(一般的なそばは茹でてある麺を使用します)。これがまた抜群に美味しい麺です。トッピングも全て手作りです。一つ一つを説明していると日が暮れるのでこの辺にして、私の数少ない手仕事を一つご紹介♪

デスク用の椅子を新調して要らなくなった椅子を冬らしくリメイクして客席の仲間入りをさせました。

めっちゃ座り心地のいい椅子なので是非!!

最後はポークランチョンミートからの眺めです。

高台まで行くとイルミネーションが楽しめますよ~。

静佳日記 **************

あれは何月のことだっただろうか。休みの日も仕事ばかりしている夫と、久し振りに2連休をとり、「今日は仕事を何もしないぞ~~~~!!」と固く誓い合って出かけることにした。

以前から気になっていたハンバーガー屋さんを目指す。少し前には島に2,3軒しかなかったハンバーガーショップは、今やどこもかしこも・・・・になりつつある。

朝が早かったのでもしかしたら一番乗りだったかもしれない。まだ誰もいない。予想外だったのは店舗ではなくキッチンカーだったこと。あまり情報をネットで見ないのでいつも下調べなしのぶっつけ本番。定休日だけは調べるようになったが・・。そのショップの一番の『売り』を注文し、メニューにビールを見つけた私はニヤリと微笑んだ。

小瓶のビールをそのまま渡され、フードコートなどによくある呼び出しボタンを持って待つことになった。辺りを散策。何もなかったド田舎の土地は都会のお洒落さんに様変わりを遂げていた。あれ?ここどこだっけ?

好きに使ってよいと言われた広場もお洒落な空間で、いつもの如く、その場を楽しむというよりはその構造に興味津々の私。大工の血が騒ぐぜぃ。

建物の屋上まで全て見終わった頃に呼び出しのブザーが鳴った。ビールの効果でお腹が空いている。

ビールを追加注文しないように早々にその場を離れ、久し振りのゆいなビーチをチェックし、

誇らしげにそびえ立つ日本一の橋を渡った。

6月には全国のお金持ちで賑わうことになるホテルの工事の進行をもチェックし、

用事を済ますために遠回りをしたのが功を成し、大きな虹に遭遇できた。

しかもダブル。

ああ、だけど、街中よりもポークランチョンミートから見たかったね、と夫と同じ気持ちを伝え合った。

その日の夜は、いつもの店でいつもは無い大きなぶりのカマ焼きをつまみに二人で飲んだ。

こんな一日でも私達にとっては豊かな一日だ。観光業をしているので半分は仕事の延長だけれど、それを楽しめるという特技を持っていることが私の唯一の特技かもしれない。