Daily Archives: 2019年12月19日

まだまだ暑いぞ宮古島。

本日はあまりに暑くて冷房をつけてしまいました。

宮古島・・・・夏です。

気候は夏ですが、一応季節は冬。ポークランチョンミートの冬の風物詩といえば建物のメンテナンス&模様替えです。

今年もスタートしました。冬の風物詩が!!

まずは1階テラスのカウンターテーブルのペンキ塗りから始めました。ピッカピカの1年生に戻りました~~~!!イエ~~~~~~~イ!!

ひび割れた地面のコンクリート塗りも終え、花壇を作り直し、只今は一番の難関であるテラスの鉄骨部分のペンキ塗りを頑張っています。これは相当面倒なので、工夫をしないと続けられません。まずは道具作りから始めました。そしてこれが一番重要なのですが、楽しくテンションを上げるように音楽を大きなボリュームで流します。それに合わせて体をゆすりながら、声を大にして歌いながら作業します。なんでも楽しくやることが大事です。

これが終わったらまた次のメンテナンスが待っています。その合間にやることや、出かけたいところが山積みです。考えてみたら、お客さんはいないけれど冬の方が忙しい。桟橋へ夕日を見に行くのも、読書をしに行くのも忘れてしまうほどです。だから一年があっという間に終わっちゃうんですね~~。(終わらないで~~~~!!)

メンテナンスの合間にはこんなところにも行きます。飛行機が真上を飛んでいくところ。そうです。誘導灯と誘導灯の間の道路。遠くから飛行機が飛んでくる音が聞こえたらチャンスの時です。

やって来ましたね。

ドンドン近づいてきます。

そしてついに私の頭の上を爆音とともに通り過ぎます。

あ~~~あ。行っちゃった。

夫は動画で撮影したようです。見せてもらいましたがなかなかの迫力でした。また、見に行きたいです。またある時には、一番海が綺麗な橋を渡りにも行きます。

宮古中、どこの海も綺麗ですけれどね。

さて、夫が奄美の鶏飯が食べたいと言っていたので、見つけました。鶏飯を出してくれるお店を。奄美出身の男の子がやっているお店のようです。以前、私達が東京で居酒屋を営んでいた頃に従業員の奄美出身の料理人がまかないで作ってくれたことがあって、夫はその味が忘れられないそうです。

さっそくお邪魔してきました。

グラスがオシャレ~~~!!

鶏飯自体は家庭によって味が違うのか、以前食べたものとは違うものだったらしいです。創作系のオシャレなお料理でした。

それでは、ポークランチョンミートの「海と空を眺めるダイニング HELL’S KITCHEN(ヘルズキッチン)」のお食事のご案内です。

朝食の一例です。

テラスのカウンターで目の前の景色を楽しみながら召し上がってください。朝日を浴びた船がいい感じの雰囲気を作り出してくれます。

試作品のホットドック。新たに見つけたこのソーセージも美味しかったです。

夕食の一例です。その日のテーマで何品かお出ししています。

夕日に染まる空がスパイスになります。

宿泊者限定・完全予約制・完全お任せメニューです。連泊の方は毎日メニューが変わります。宿泊予約時にお申し込みください。

静佳日記 ***********

何日か前に新聞の紙面で見つけた記事。宮古にヘリコプターがやってくる。来年の4月からの予定で遊覧観光ができるようになるらしい。そして、先日の日曜日。先行してその試乗会をやるというではないか。すぐに問い合わせの電話を入れた。9時から受付で抽選になるとのことだったが、早ければ早いほどいいのでもっと早くに来ていてくださいと言われた。「何時から人は来ていますか?」と聞くと「7時から」とのことだったので、その日の朝、5時半に起きて準備した。受付の場所まで車で3~40分ほど。暗いうちから意気込んで出発をした。

ところがだ。目的地に着いたが予想に反して人っ子一人いない。しかも事務所はまだ閉まっていた。私達が1番乗り??嬉しいというより不安がよぎった。夫はアメリカのスクールバスを見つけて呑気に「これ、欲しい~~なあ~~」とつぶやいている。

私は待っている間、車を降りて少し散歩することにした。朝日で有名な東平安名崎がすぐそばで、日が昇るのを楽しみにしていたからだ。

いい感じで空が朱くなり始める。

よく見るとお月さま。

みるみる太陽が昇ってくる。その速さときたら・・・。

散々待ったが気配が感じられないので、掃除に来ていた女性に声をかけた。「7時くらいから並んでくださいと言われたんですけれど・・・」その女性は親切丁寧に「担当に聞いてきます」と応えてくれた。しばらくして彼女が戻ってくると、驚くような説明を聞かされる。

なんと、そのヘリコプターの試乗は中学生までの子供だけが対象だそうだ。

ショックで両肩が一気に落ち、身長が縮んだように思えた。本当に縮んでくれたら小学生のふりをして乗れたのに。

夫に不幸の報告をして、帰ることにした。だが、次の瞬間にはもう切り替えが始まっていた。まあ、ヘリコプターは残念だったが、せっかく来たのだから帰りもドライブを楽しもう。そうだ!!ついでにいい機会だからお義父さんのお墓に行ってみようよ!!言い出したのは私。面倒くさがりの夫も珍しく賛同した。なんたって早朝から出掛けているから時間はたっぷりある。

久し振りのお墓の周りはあっという間に生えた草で最後に掃除をした時とはまるで別物に様変わりしていた。そういえば義姉がハーブを植えたと言っていた。よく見ると、今までにはなかった植物たちが所狭しと伸びている。

ミントを持ち帰り、再び家で育てることにした。そしてそのまま少し初めての道を探検した。「人生には一つも無駄なことはない」が私のモットーだ。ヘリコプターの失敗が無かったら来年までお墓に行くことはなかっただろう。いわば、失敗のお陰だ。帰りにこんな面白い車に出くわすこともなかったかもしれない。何がどうなってどう動くのかわからないが恐らく畑用の機械。これを発明した人・・・すごいな。

そして、家に帰ってゆっくりと朝食を楽しんだ。