Daily Archives: 2019年12月11日

海の危険な生物。

雨と風の日が多く、ポークランチョンニートの旗も下ろしっぱなしです。この旗がなびいていないとなんだか寂しいです。早く穏やかな日が来てほしいです。

(この文章を書いた直後に快晴になりました!!)

さて、今年にいらしたお客様から美味しいリンゴが届きました。毒リンゴではないそうです。

なので、かねてから食べたかったアップルパイを夫に作ってもらうことにしました。早速・・・・・。

更に今年はアレンジを利かせて、クリームチーズ&ブラックチェリーソースでデコレーション。

この後、カスタードを加えたり・・・と何回か作っては周りの皆さんに試食してもらいました。私は何度食べたかわかりません。なので、アップルパイウイークは体重計に乗らないようにしていました。冬はスイーツづくりに適しているので楽しみです。

全然関係ないですが、かわいいグラスを見つけたので静佳キッチンに・・・どうぞご利用ください。

それではポークランチョンミートの「海と空を眺めるダイニング HELL’S KITCHEN(ヘルズキッチン)」のお食事のご案内です。

朝食の一例です。

朝のウオーキングで摘んできたお花を飾って・・・・そこら中に花が咲き誇っている宮古では花の調達が楽しみです。まあ、雑草ですが・・。

皆さんも、是非朝食前にお散歩してください。気持ちがいいですよ。

料理担当は夫です。試食品も順調に作っています。

『高級食パン』なるものが宮古でも売っていたので早速試食してみます。耳までおいしかったです。

夕食の一例です。その日のテーマで何品かお出ししております。

サンセットが綺麗に見える日は夕日のパワーを思い切り吸い込んでからお召し上がりください。

宿泊者限定・完全予約制・完全お任せメニューです。連泊の方は毎日メニューが変わります。宿泊予約時にお申し込みください。

我が家では「鯛めし」作りました。勿論減塩醤油でっ!!!!(笑)

静佳日記 *************

前々から行きたかった海がある。それは1~2年前に見つけていたところ。そこまでの道が見つけられず後回しになっていた。よし!!今年は行くぞ!!と覚悟を決め、下見をすること2度3度。そしてついにその日が来た。普段は一人で泳ぐのだが、今回は友達と一緒に。夏のオンシーズンが終わりかけたころから「静佳さん!!海に行きましょうよ~~~!!」と声をかけてくれていた彼女と。

初めての場所だから毎度のことながらワクワクドキドキキする。前を歩いていた夫が先にそのビーチに到達をして「すっげ~~~~~いい!!」と叫んでいた。

その声を聴いてもうなんだか心臓が飛び出そうなくらいドキドキした。(本当に飛び出したら主治医の先生は治してくれるだろうか)嗚呼、どんな景色が待っているの??

次の瞬間、目に飛び込んできたのはまるでディズニー映画の中に出てくるおとぎの国のようなビーチだった。

「きゃーーーーーー!!」友人と二人ではしゃぎまくる。人は興奮すると大きな声を出してしまうのは何故だろう。早速リビングを設営すると海へ入ることにした。見えている陰影が岩場なのか珊瑚なのかによって生き物の有無が変わる。こればっかりは覗いてみないとわからないので未だに陸からでは判断できない。凶と出るか吉と出るかは賭けのようなもの。だからこそ面白い。最初から結果がわかっているってワクワクしないもの。

興奮を抑えながら浸水。血圧が上がっちゃうから。

案の定、はじめは岩ばかりの何もいないところから始まり、

少し進むと珊瑚の森だった。

楽しくてしょうがない。そして無人島のようなビーチへと上陸する。崖の下のため陸地からは行けないビーチだ。だからこそ行ってみたかった。洞穴がありなんだか本当に無人島へ漂流してしまったかのような感覚。近くには長い年月で浸食された岩がところどころにあった。

再度、海に入る。ビーチからすぐそばのところにイソギンチャクを発見。当然彼らも住んでいた。

他にも魚たちはたくさん住んでいて、

大群に出会うとそれを追いかけまわすので、あっという間に時間が過ぎてしまった。水温は暖かいものの、そろそろ体が冷えてしまう。

海から上がってお次のお楽しみはビーチランチ。今回は珍しく私が握ったおにぎりを持ってきていた。夫が作った豚汁と共に・・・。

食後にビーチコーミングをしていると何やら不思議なものを発見。水風船のようだ。しかも水が入って膨らんでいる。水風船がこんなに長い時間しぼまないはずがないだろう。不思議な物体に「なにこれ~~~~!!!」二人で叫んで夫に見せに行くと、「カツオノエボシじゃないのか??」というもんだから大騒ぎ。だとしたら猛毒だ。思い込むと人は毒にやられる。カツオノエボシではないのにもかかわらず、手がしびれてきたから不思議だ。

カツオノエボシでないとしたらこれは何?生きているの?なんで中に水が入っているの?なんでぷよぷよしているの?なぜ透明で中が見えるの?もう不思議感でいっぱいになった。

「地球外生命体?」

そんな馬鹿な話を友達と二人ででっちあげた。よく見ると、そこら中に落ちているではないか。私たちは「地球外生命体」集めに没頭した。

後で調べてみたところ、マガタマモという植物で、南の海特有のものだった。なんでも初めて見るものには特別の好奇心を持つものだ。この「地球外生命体」のお陰で随分と笑った。笑いすぎて翌日筋肉痛になるほどだった。この宝探しがあまりにも楽しかったので、次にこのビーチへ行く時、私はこういうだろう。「地球外生命体を探しに行こう!!」と