セピア色。
こんにちは。宮古島の「海の前の宿 ポークランチョンミート(PLM)」です。
じぃじぃの応援にいらしたお客様。10数年ぶりのトライアスロンに出場したおじぃちゃんは残念ながら完走はできず。でも、一生懸命応援をしたお孫さん達。かなり励みになったハズですね。0歳児を含む子供たち3名を連れての宮古島応援遠征のお父さん、お母さんも、頑張りました!!
トライアスロンは周りのみんなも熱くさせます!!
お会いしなかったですけれど、おじぃちゃん、来年も是非チャレンジしてくださいね!!!!
そして、お父さん・・・是非、キャンピングカーの夢をかなえてください♪
ポークランチョンミートの「青空レストラン HELL’S KITCHEN(ヘルズキッチン)」は宿泊者限定・完全予約制・完全お任せメニューです。連泊の方は毎日メニューが変わります。宿泊予約時にお申し込みください。
朝食の一例です。
我が家のお昼ご飯はお蕎麦。宮古のおばあ「ひでちゃん」が作ってくれた煮物と共に・・。(海苔がお蕎麦を隠している)
静佳日記 *********
イベントの後の静けさが妙に心を落ち着かせる。
「躍動」の後の「静寂」。
少し、贅沢な時間が欲しくなった。
夕方になって、テラス越しに空を見上げる。いや、「見上げる」という表現はあまり当てはまらない。どこまでも続く空は、まっすぐに見据えても、「見上げる」空と変わらない。上を見る必要がないのだ。
さっきまでは久し振りに外に飲みに行こうと思っていたが、いい居酒屋があるじゃ~ないか。すぐ目の前に・・・。
「桟橋へ飲みに行こう!!」
すぐに、部屋にいる夫を誘いに行った。
日が落ち始める海は、その気持ちよさを表現するうまい言葉が見つからない。
「毎日がキャンプみたいな家を造ろう!!」
そう願った私の夢が現実になっていることを改めて実感する。
海の上で酒を飲む。なんという贅沢な時間。
夫はというと、相棒を連れて来ていた。
時代に乗り遅れている一昔前の人たちが「やんちゃ」をしようとしているので、琉球防衛軍としては、訓練を怠ってはいけないらしい。
暗くなると、北の空に浮遊する光を二つ発見!!今度は地球防衛軍になった夫が叫ぶ。「UFOだ!!」
「おいおい・・・・」と思って見てみたが、確かに未確認飛行物体のようだった。その上には飛行機が飛んでいる。
・・・と、ここで、お酒が無くなったので2次会の会場へと戻った。
お酒が進んでくると、1か月に1回くらいしか鳴らない夫の携帯が厨房で鳴り出した。あまりに音を聞かなさ過ぎて、暫くの間何が鳴っているのか、誰もわからなかったくらいだ。
電話の主は夫の先輩。その更に先輩が東京から遊びに帰ってきているから「呑みに行ってもいいか~」とのことだった。ところが、タクシーを乗り付けて来たのに、座ったのはたったの20分ほど。みんなが集まっているからその店に行こうと言う。
こうして、結局私たちは最初の狙い通り街へと繰り出すことになった。
3次会で盛り上がり、4次会で友達のBARへ二人で寄ると「小学生の時の写真が出て来たよ~」と渡された。
火事で実家が燃えてしまった夫の、子供の頃の写真は1枚も残っていない。初めて見る小学生の夫。そして、卒業文集。
どこか面影が残るその写真の中の彼は、その日、海の上で銃を構えていた彼と確かに同一人物であると思われる。いや、もしかしたら、どんどんこの写真の彼に戻っていっているのかもしれない。それが最も彼の自然な姿だから。
一つだけ違うのは、5次会でステーキを食べれるようになったことだろうか・・。