宮古島の宿こんにちは。宮古島の「海の前の宿 ポークランチョンミート（PLM）」です。
ごみを捨てに行くついでに少し遠出をしました。ちょうどお昼頃だったため、初めて行くお店でランチをしようということになりました。
なんだかおしゃれ～～～なお店でした。海が眺められます。エビフライとハンバーグで迷った超優柔不断な夫は、「ハンバーグとエビフライの定食はないですよね？」と、お店の人に聞いていました。勿論、ありません。
私はなすのトマトソースパスタを頼みました。おしゃっれ～～なプレート！！
通るときは必ず立ち寄るまっちゃ屋（商店）でから揚げを「買い食い」しながら来たのに、まだハンバーグも食べたいという超欲張りな夫です。
そして、その日の夜の我が家の夕食に夫が作った「なすのトマトソースパスタ」・・・
パスタ大好きイタリア人崩れの私は一日に何度でもウエルカムゥ～～～！！
ポークランチョンミートの「海を眺めるレストラン HELL’S KITHEN（ヘルズキッチン）」は宿泊者限定・完全予約制・完全お任せメニューです。連泊の方は毎日メニューが変わります。宿泊予約時にお申し込みください。
朝食の一例です。
夕食はその日のテーマで何品かお出ししています。その中の一例です。（同じ日のものではありません）
新メニューの泡盛カクテル「宮古の海」も是非お試しください。
静佳日記 ＊＊＊＊＊＊＊＊＊
先日、島の友達の息子が高校を卒業して内地に旅立つので、進学のお祝いを兼ねて、うちでささやかな送別会をした。
その息子からはお土産に可愛い「流木」をもらう。
都会に出ると、こんな流木を見つけることもしなくなるのだろうな・・。ふと、昭和のヒット曲「木綿のハンカチーフ」を想い出した。宿で流している曲の中に入っているので、一人掃除をしていている時にかかるとついつい聞き入ってしまう。その軽快なメロディーとは裏腹な切ない歌詞に、いつも感情移入をしてジンとくる。そんな経験はしたことがないのにも関わらず・・だ。
彼はまだまだ若いので、島から出て沢山のことを吸収して欲しいと思う。こんな私たちを慕ってくれて、いつも遊びに来てくれてありがとう。また、会おうね！！
一緒に飲むのは久し振りだったので、宴は深夜まで及んだ。
翌朝、案の定二日酔いの夫は、朝ごはんを食べながらチューハイを吞んでいた。
のは、うそ。夫が私を騙そうと、わざわざ空き缶を持ってきて水を飲んでいた。
元気が出ない夫はお昼にラーメンを食べに行こうと言い、いつものラーメン屋さんがやっていなかったので別のお店へと向かう。
そこには、沢山の外国人。そういえば朝、今年初めての豪華客船が入港していた。今までで最大級の船だ。
お会計の際、あまりに言うことを聞かないその外国人観光客に手を焼いている店員さんに「全然、聞いてないねっ」と声をかけると、「そうなんです。みんな自分勝手でやりたい放題なんです。これが１１月まで続くんです・・・・」と、堰を切ったように愚痴り始めた。
大変だな～～～～。心からそう思った。
その日の夜。
厨房で片づけをしている夫が叫んだ。
厨房は正面に海と空を眺められるように造ったので、そこを仕事場としている夫は、海が見えない自宅部分の寝室を仕事場としている私よりも海を眺める機会が多い。なので、いつも綺麗な瞬間を私に叫んで教えてくれる。
その日もいつもと同じセリフが飛んできた。
「静佳～～凄いよ～～見てごらん！！」
慌ててテラスに出ると、朝に入港した船が出港前のイルミネーションを披露していた。そこには、電光掲示板で大きく「I LOVE MIYAKO」の文字が・・・！！！！
昼間の喧騒を忘れてしまうくらいのそのサプライズに、なんだか嬉しくなり、繰り返し繰り返し流れるその文字を、ハンモックに揺られながらいつまでも二人で見送った。