PLM(Peace Love Miyako) 愛と平和の宮古島
今日は珍しく夕暮れ時にブログを書いています。
実は二日酔いで昼間はテラスにてヨガのハンモックの中でお昼寝をしておりました。ハンモックヨガをやるために購入したのですが、もっぱらお昼寝用になっております。だって、こんなに気持ちのいい昼寝ってあります?海風が心地よく、BGMには、宿の音楽に混ざって車の音、隣の船の修理のコンコンコンという高い音、誰かのお喋り、人の歩く音・・・・・全ての雑音が絶妙なハーモニーとなり子守唄の役割をしています。そしてかすかに揺れるゆりかごのようなベッド。度々聞こえてくる「ぐうーーー」という自分のいびきに驚きながらウトウトする至福の時間。
そして、一通りの仕事をやっつけた後、またテラスに戻ってパソコンに向かいます。こんなにも、こんなにも、気持ちのいい日に部屋の中になんかいられません。朝に旧御三家が集まってお喋りをしていた桟橋。
今日は夕日も綺麗になりそうだったので再び人が集まってきています。
釣りをする人。
何かを飲みながらおしゃべりする人。
女の子達は夕日をバックに自撮りに夢中です。
島の男の子たちも最近は泳ぎっぱなし。
これらの光景を眺めるのが大好きです。なんとも平和で、なんとも楽しそうで、なんとも言えず豊かな気持ちになります。だからでしょうか。本当に私はポークランチョンミートのあるこの場所が大好きでたまりません。
皆さんにも、この気持ちを味わって頂きたいと思っています。
それでは、ポークランチョンミートの「海と空を眺めるダイニング HELL’S KITCHEN(ヘルズキッチン)」のお食事のご案内です。
朝食の一例です。
夕食の一例です。その日のテーマで何品かお出ししております。
料理担当は夫です。宿泊者限定・完全予約制・完全お任せメニューです。連泊の方は毎日メニューが変わります。宿泊予約時にお申し込みください。
静佳日記 *********
少し前の話になる。ずっと前から見てみたかった海の中を探検する機会に恵まれた。お天気は上々。期待で胸が高まる。
何年か前に少しだけ泳いだ時は何も見えなかった。ところが・・・
突然現れたクマノミを見ているうちに、いるわいるわ。そこの海は完全にクマノミ達に占拠されていた。
おびただしい数のクマノミちゃん。こんなにいるとちょっと引いてしまう。
そしていよいよ待望の外海へと進むのであった。こんな狭い通路をおっかなびっくり進む。未知の世界への道であり、更に流れが速いと聞いている場所だ。もう、心臓が止まりそうなくらいビビっていた。だがやはりいつものように好奇心が勝ることとなる。
するとその未知の世界は、本当に未知の世界だった。なんと表現したらいいのかわからない。今まで数えきれないほど海の中を覗いてきたけれど、こんな雰囲気の海は初めてだった。なんというのか、一言でいうと、
「こわい」
勿論、珊瑚は美しいし、カラフルな魚達も普通に泳いでいるのだが、何故だろう。
怖かった。
その怖さは、逃げたくなる怖さではなく、もっと見てみたいと思わされる怖さだった。浅瀬の場所を進んでいくと、ストンと落ちる海の崖っぷちには魚が沢山泳いでいる。
本物の浦島太郎になってしまう前に、潮の変化で戻る通路がふさがれてしまう前に、現実の世界へと戻ることにした。
海から上がる寸前に、例の不思議な海藻を見つけ、大騒ぎ。これで2度目の発見だ。海の中で見つけたのは初めてのこと。相変らず水風船のようだった。
そこからそそくさと車へ戻り、お昼を食べる場所へと移動する。
お昼ごはんの前に、もう一度海に入ろうか。そう思ってしまったのは、そこの海のあまりの美しさの誘惑だった。海に入る格好をしていて、目の前にこれがあって、いやいや今日はもうやめておこう・・とはどうしてもなれなかったのだ。
入水。
おおおおおおお~~。先ほどとはまるで違う世界。先ほどの世界が異次元空間だとしたら、ここはメルヘンランド。
そして、何やら海底に・・・・
その地球外生物もどきは不気味に沈んでいた。明らかに生き物だ。
生きている証拠に、暫くすると危機感を感じたのか、ぴゅーーーーーーーーーーーーーーーーーーっとものすごい勢いで逃げて行った。その時の七変化ときたら、まるで違う形に変化した。逃げ足を見て、イカだったと気づく。
これ以上ないくらい満足し、お昼のラーメンを頂く。インスタントのラーメンをこれほどまでに美味しく作れるのは、世界中探しても夫の右に出る者はいないだろうと思われた。
嗚呼。幸せ。