こんにちは。宮古島の「海の前の宿 ポークランチョンミート(PLM)」です。
宮古の海でサーフィン三昧だったお客様。水平線に沈む夕日を海で初めて見たと感動されていました。素晴らしい快晴に恵まれ、かなりのラッキーボーイでした。
1月に夏のような宮古を味わえて良かったですね!!
また、サーフィンを楽しみにいらして下さい。
今日もいいお天気の宮古島。
宿兼自宅の建物は海に向けて建てました。開口部から見えるのは海ばかり。海を見ながら暮らしたかったからです。
前面には伊良部島と海。
左側はパイナガマビーチが端っこまで全部見えます。
え????と思いますよね?そうです。この土地は昔は海でした。海を埋め立てて造った土地の上に宿兼自宅は建っています。その立地を生かして、建物は海しか見ていません。
そして、今日の午前中の出来事です。前面に見える伊良部島が一瞬にして消えてなくなりました。CGでも手品でもありません。風が珍しく伊良部島の方向から強く吹き始めます。
「嵐が来るぞ!!」と夫が叫びました。
ジャニーズが来るわけではないのは明確です。伊良部島が消えたのは豪雨で見えなくなったのです。快晴だった為全部を干していた布団や枕類を急いで仕舞いました。消えてしまった遠くの伊良部島から始まり、海の上を嵐がこちらに徐々にやって来るのが見えます。
もう何度も見た光景ですが、この自然現象が見渡せるって凄いなといつも思います。まるで船の上に居るかのようです。
嵐はすぐに通り過ぎて行きました。ちなみに布団はふっとんだけど。
ポークランチョンミートの「青空レストランHELL’S KICHEN(へルズキッチン)」の朝食の一例です。宿泊者限定・完全予約制・完全お任せメニューです。連泊の方は毎日メニューが変わります。宿泊予約時にお申し込みください。夕食も同様です。
料理担当は飲食店一筋32年の夫が担当します。
新しく肉の仕入れ先を開拓したので、まずは試食してみることに・・・。
付け合わせは懐かしい昭和の洋食屋さんをイメージして、手造りミックスベジタブルのクリーム煮。
美味しいお肉だったので、夕食のメニューにお出しすることにしました。
静佳日記 *******
宮古島の日の出はこの時期まだ7時半前。朝のウオーキングは真っ暗なうちに始まる。
港近くの旅館の前に沢山の粗大ごみ。閉館したのか、建物が売りに出されたのか・・・?
この周辺は昔から続く旅館が多い。まだまだ観光が進んでいなかった数十年前は、沖縄本島からの建築職人さんが沢山やって来てこういった旅館に長く泊まっていたそうだ。今はホテルも立ち並び、次第になくなりつつある。ホテルの快適さもいいが、味わいのある古い旅館もなくならないでほしいなと思う。
木で出来た電柱もまだ残っており、
離れのトイレかな?と思える小さな建物からは光がこぼれ、おまけにおじさんの頭も覗いていた。何の建物なんだろう。謎めいているけれどちょっと素敵な感じだった。おとぎ話に出てきそうな小屋。
「小料理」と「喫茶」が同居している看板を見つけた。少しだけ上がっているシャッターの中はどうなっているのか気になる。恐らくここが入り口だと思われる。
逆さまに生えている不思議な樹。しょぼくれたサラリーマンのよう。頑張れ~~!!
その日は、家を出る時からわかっていた。綺麗な朝日が見えるということを。真っ暗な空には雲がなく星だらけだったから・・。
日の出時刻に合わせて家の近くの展望台へと戻る。
伊良部大橋を望み、
入って来る船を眺め、
出て行く船を見送る。
東の空は徐々に「朱」を増し、映画のワンシーンを見ているようだった。
夫が「宮古のダイアモンドヘッドを見つけたよ!!」と指をさす。本当だ。
太陽が顔をのぞかせる。一番盛り上がる瞬間。何人か来ていた人達のシャッター音が響く。
見事な登場の太陽。
犬も振り返って観ていた。
帰り道はいつも通らない道。まるで山の中のようだった。宮古には山がない。久し振りの山の感覚。
家から歩いてすぐに、こんなに盛りだくさんを楽しめるこの環境は素晴らしく贅沢だ。幸せなことだと思う。
家の近くであの「毒スイカ」が生っているのを見つける。
こんな蔦に生えているとは思わなかった。
家に帰ってテラスで朝食を・・・。