Monthly Archives: 8月 2017

海が見えるシリーズ

今年はご家族連れのお客様が非常に多かったので、急遽シャワー室を増やすことにしました。みんなで一緒に入れるシャワー室です。

しかも!!徹底的に「海が見える」にこだわる海大好き女(少女ではありません)のわたくし・・・海が望める露天風呂ならぬ露天シャワー。

この建物を造った時にお願いした宮古タイルの下地さんにタイルをお願いしました。とても丁寧な仕事をしてくださいます。世間話をしていて、知り合いのシュノーケリングショップのご夫婦の弟さんだったということが発覚。やはり宮古は狭かった!!

思い付きから約2か月ほど??やっと先日完成しました。

こんな感じで海が望めます。実際はもっともっと広いスペースです。

ところが。海が見えるということは海からもこちらが見えてしまいます。でもご安心を!!どんなに背が高い方でも首から下が見えないようにカーテンで隠してあります。桟橋にいる人が鼻血ブーにならないように、カーテンの上部から海を覗いてください。

嬉しくて嬉しくてたまらないわたくしは、1日に5回はここへ行って出来上がりを眺めています。立ったままシャワーを浴びるふりをして、「ふふふふ~~ん♪」と鼻歌交じりで海を眺めたりなんかしちゃって・・・・。きっと、お客様より何より、一番喜んでいるのは私自身ですね。そう思います。

さてさて、先日、高校の同級生夫婦が遊びに来てくれました。

オープンしたての頃にも一回来てくれているので、今回は2回目の宮古。なのに・・・・・・・・・!!

彼らは宮古を殆ど観光していません!!説得して説得して、やっと今回は離れたシュノーケリングスポットに出かけました。

「俺らはゆっくりゆっくりちょっとずつ来る度に見る所を増やしていけばいいんだよ」

そう言う彼は、海に入るのも「静佳の海で十分なんだから!!」と言い切ります。

静佳の海・・じゃなくて、静佳ビーチだけれどね・・・以前私がパイナガマビーチのことを「静佳ビーチ」と呼んでいたのを覚えていたようです。「静佳の海」を連呼する彼はきっとこのビーチの正式名称が「パイナガマビーチ」であることすら知りません。

東京にいた頃はあまり会えなかった友達に、こんなにも会えるようになったのも、宮古に来たお陰だと思っています。東京は狭いようで広い。宮古は遠いようで近い。そんな感じでしょうか?

また、会える日を楽しみに・・・・。

ポークランチョンミートの「海が見えるレストラン HELL’S KITCHEN(ヘルズキッチン)」は、宿泊の方限定で朝食と夕食をお出ししております。

朝食の例

夕食の例

夕焼け空から星空へと移り変わる自然の芸術を眺めながら、テラスのカウンターでお召し上がり下さい。最近は凄いカメラを持参のお客様が増えています。私もいい刺激を受けまくりです。

静佳日記 ****************

暑くて暑くていられないので、短パンを買いに出かけた。ハーフパンツではなくて「短パン」!!

宮古中探しても見つからない。短パンの需要がないのか?

ないのなら、作ってしまえホトトギスが定番の私は、ジーンズを買ってちょん切ることにした。

ところが・・・いざ履いて出かけようとして驚いた。左右で長さが微妙に違う。微妙どころじゃないなあ。一目瞭然。しかも斜め。

ま、いっか。

そのまま買い物に出かける。と、スーパーではもっと驚くものに遭遇。

マグロちゃんが1匹で売られていた。レモンを加えて・・。

そして、〇〇こドリルの顔出し人形を発見した夫。背が低いから子供用だね。

そう思うなかれ。物事は決めつけてはいけない。

大人だってやるときゃあやるんだ。

そして、知り合いのダイビングショップへと行ってみたら「短パン」が沢山売られているではないか。盲点だったな。こりゃ。

ところが、ここで私は己を知ることになる。

可愛い短パンを着こなすために、その日の夜は大統領の「ダイエット宣言」が大々的に我が家で放送された。

そしてその翌朝、大統領に出されたボリューミーな朝食。

夜には、大統領が『何時間でも食べていたい』ほど大好きな茄子とモッチェレラのトマトソースパスタを反逆者の夫が作ってくれた。

自問自答の末に、大統領が出した結論は「美味しいものを好きなだけ食べられる権利を放棄するべからず」だった。

 

 

 

 

ニモニモニモ。

今日もいいお天気の宮古島です。

犬の遠吠えの如く威嚇を続ける誰かさんが愚かな行為をしていますね。そこで今朝、ポークランチョンミートの旗を久し振りに掲げました。

「Pork Luncheon Meat 」  の頭文字の 「P  L  M」には「Peace Love Miyako(愛と平和の宮古島)」の隠れメッセージが込められています。

人を攻撃するよりも、協力したほうが大きな力が生まれます。だって、「協力」って、力が四つも入っているんですから~~~~!!

さて、一人旅のお客様。去年もいらしていただきました。今年は伊良部島のお祭りを堪能されたようです。毎晩、「ご一緒してもいいですか~?」と可愛い笑顔で私たちのテラスのリビングにやって来た彼女は、あゆみちゃん。「自分の土地ではあゆみじゃなくてあゆみなんです!!」・・・????と思うでしょうが、発音が違うらしいです。普通はあゆみ・・と3文字同じトーンですが、彼女の土地では「ゆ」が上がります。この話を繰り返していたのですぐに人の名前を忘れちゃうドリーな私でもしっかりと彼女の名前を覚えることができました。

みちゃん。またお会いしましょうね~~!!楽しみに待ってま~~す!!

ポークランチョンミートの「海が見えるレストラン HELL’S KITCHEN(ヘルズキッチン)」では、朝食と夕食のご予約を承っております。御宿泊の方限定です。

朝食はこんな感じです。

料理担当の夫は、試作品も日々作り続けています。今回はこれ。

名づけて、「ミラノサンド S !!」

夕食は、和・洋・中・島料理とバラエティー豊かにご用意いたします。

夕焼け空と穏やかな海を眺めながらゆっくりまったりのんびり~~~~とお召し上がりください。

最後に、最近の中ではお気に入りの写真です。ピーーーーーーーンっと張っているのに何故か凄く穏やかな空。

静佳日記 *********

「今回はニモを見たかったのに、見つけられなかったんです」そう嘆いていたあみちゃん。お隣のパイナガマビーチでも探せなかったと言っていた。

そこら中に沢山いるのに・・・・。

そう思うのは、宮古の海に慣れている私だからだろうか・・・。

早速、彼女が帰ったその日の午後に10分だけ!!と、パイナガマの海に飛び込んだ。

残念がっていた彼女に、ニモの写真だけでも届けようかな・・・と。

「サメに食われるなよ~~~」とおじぃの声援を受けて泳ぎ始めるとほどなくして、早速ニモにご対面。

赤ちゃんたちが勢揃いのお家も発見。

ついでにこれも撮っちゃおうかな。

 

あ、およびでない?

それじゃあ、青いお魚ちゃんたちはどうでしょう~~??

おまけで海から眺める大型客船。陸から見るより迫力があった。

ニモを探して三千里・・・いや30メートルの旅はあっという間に役目を果たし終えた。次に彼女が来るまでに、この場所を覚えておかなくちゃっ!!

それでもまた彼女は見つけられないような気がする。

だって、去年も今年も、シュノーケルの付け方を間違えたまま泳いでいたくらいだから・・・・・。

「どうりで水が入るなあ~~~って思っていたんですよね~~~!!」

と、笑うあみちゃんの屈託のない笑顔が、彼女の性格の良さを物語っていた。

 

灯り

お客様のごみの中に見つけた懐かしい化粧品。

何故、懐かしいかというと・・・・。当時20代前半だった私は日本の某化粧品会社で働いていました。その会社がフランスの製薬会社と合弁会社を設立し、日本へ化粧品の進出をする際の立ち上げに私は加わらせていただきました。いわば、この商品の産みの親の一員でした。当時、出張で訪れたフランスでたまたまお邪魔した現地の女性社員の自宅アパートメントの部屋で受けた衝撃が忘れられません。日本ではあまり馴染みがなかった灯りの感覚。訪問したのが夜だったため、その間接照明の使い方が私にはとても新鮮で、とても素敵に映りました。そのイメージが何十年間もず~~~~っと私の中で残っていて、今のポークランチョンミートの「灯り」に反映されています。

このアベンヌウオーターを見て、そのことを思い出しました。

薄暗いほのかな灯りは、人の心を落ち着かせる効果があると思います。

パワフルに海で遊びまわった日中と対照的に、夜はまったりと心を癒していただけたら幸いです。

さてさて、カップルだと思っていたら実はご夫婦だったお客様。奥様の実家が私の親の実家と近かったことから急接近。楽しいお酒をご一緒させていただきました。

「行きたいんだけれどまだ行ったことがないのよ~~~」とお話ししたカフェに翌日早速GO!!写真を送ってくださいました。

冬になったら私も行きます。(冬には休業かもね?)

滞在中、宮古の海をめいっぱい堪能して帰られました。

いつの日か、ピッツァの「コテ」を持って広島焼きを食べに行きたいと思います。

「コテで食わんか~~~~い!!

ポークランチョンミートの「海が見えるレストラン HELL’S KITCHEN(ヘルズキッチン)」では、朝食と夕食のご用意がございます。宿泊者限定で、完全予約制・完全お任せメニューです。

朝食の一例です。

夕食の一例です。

サンセットタイムの空と海のカラーバリエーションを愉しみながらお召し上がりください。

我が家の朝食🎵簡単だけれど絶妙な美味しさです。昔から我が家でよく食べていた定番メニュー。アレンジしてお客様の朝食にもいつか・・・・?!

靜佳日記 ***********

買い出しのコースは大体決まっている。

・・・行くお店が少ないから・・・。

宮古では同じ系列のスーパーでも、並ぶものが違っていたり、同じ商品でも値段が違う。これも宮古の摩訶不思議の一つ。買い出し担当の夫はそれを2年半ですでに把握している生き字引。

商品が揃うのも船が入る曜日の主に午後。

都会に比べると多少不便に感じるかもしれないが、慣れてくるとそうでもない。

それよりも、簡単に手に入らないから見つけた時の喜びが大きい。

スーパーで見つけた特価のPOP。ハイネケンの樽は2缶買うと1円高くなる。これを堂々と表示するところもまた宮古の摩訶不思議。2缶目の表示は黙っておけばいいのに・・・・・。

レンタルDVD屋さんの入り口には忘れ物の棚が置いてある。でも、この棚はおもに買い物をする人が荷物を置く用途に使われている。どれだけ荷物をもって買い物をするのが面倒なのか・・・・。

そして、肝心な忘れ物は店の外に置かれていた。

忘れ物なのか、脱ぎ捨てられたのか定かではないが、階段下に並んだシューズ。

これも宮古でよく見る摩訶不思議。

そしてその日は、リサイクルショップで掘り出し物をゲットした。

滅多に見ない大きなコーヒーポット。勿論即買い。

夫は、「前々から欲しかったんだ!!」と公衆電話を見つけて大喜び。

こんなものが手に入るのも宮古の摩訶不思議。

更に、ラブホテルのない宮古で「ラブホテル代わり?」とうわさされるホテルを発見。

本当なのかどうかは知らない。

そして、帰りにクリーンセンタ―へと向かった。宮古中のごみが集められるところ。夏はお客さんが置いていくごみが多くなるので、毎日のように通っている。時間もかかるし、大変だけれど、職員の人と顔馴染みになるのでいいこともある。

先日は、ギリギリの時間に行ったために入口のゲートを閉められてしまったのだが、受付のお姉さんが窓から身を乗り出して「大丈夫~入っておいで~~!!」と大きく手招いてくれた。

焼却炉の「ヤス」(※知り合いのヤスに喋り方が似ているため私達はそう呼んでいる)は、「今日は遅かったですね~」と声をかけてくれる。

この日は、受付が馴染みのないおじさんだったのでいつもの笑顔に出会えなかった。普段は聞かれない「何のゴミですか?」とのおじさんの問いに、サービス精神旺盛の夫が答える。

「燃えるごみと、女房を捨てに来ました!!!!」

鳩が豆鉄砲をくらったような顔をしたおじさんは、私達が通り過ぎた頃に「ふふっ」と小さく笑った。

 

まだまだ続くよ。サマーバケーション!!

近所にできたカフェに行ってきました。ハワイを意識しているお店のようです。

なので、ガーリックシュリンプを注文しました。夫はやはり「肉」です。

お隣は友達がやっているかわいい雑貨屋さんです。食べた後に是非覗いてみてくださいね。

さて、夏は女の子の二人旅のお客様も多いです。海も空も昼も夜も・・・・女の子に大人気の宮古島。日焼けにはくれぐれも十分気を付けてください!!

そして、お子様連れのお客様も今年は沢山いらっしゃいます。

一緒に泊まった子供たちはすぐに仲良くなっちゃいます。テラスのカウンターで何を書いているのでしょうか??

せっかくお友達になったんだから、また、いつか会えるといいね。

ポークランチョンミートの「海が見えるレストラン HELL’S KITCHEN(ヘルズキッチン)」では、宿泊の方限定で朝食と夕食をご提供しています。

朝食の一例です。

ビシソワーズスープは夏に大人気です。ジャガイモによってかなり味が変わります。スープも勿論すべて手作りです。

夕食はこんな風。

料理担当は夫です。ただ今分厚いお肉に凝っています。

様々なお肉を試作中~~~~~!!全て厚みにこだわって・・・・。

 

ステーキソースも様々です。

我が家では、家庭のキッチンを奪われた妻(私)が、久し振りにオムライスを作りました。最近ではオムライス以外料理を作っていないような気が・・・。

オムライスの楽しみはケチャップ。自分自分でかけて食べます。

私はいつもハート。

夫はいつも「静佳の S !!」・・・だそうです。

気持ち悪い夫婦です。

近所でダイナミックに花が咲いていました。見事です。

靜佳日記 **************

我が家のリビングはテラスにある。

朝ごはんと夜ごはんはどんな時でもここで食べるのが自然な流れ。

ここに住んで一番の特権はここから眺める景色だろう。

一昨日の夜。

いつも一番初めに光り出す「一番星」と三日月が並んだ。

この後、すぐにお月様はオレンジ色に変わり、イラブティー二島へと沈んでいくことになる。

天体のなんちゃらは勉強したことがないので全くわからないが、ここで365日眺める空(宇宙?)はいつも私達に何かを伝えてくれる。

自然の流れは逆らえない。

だったら、自然の流れに逆らわずに生きようよ。

自分の思った通りに生きるのが「自然の流れ」。

お酒を呑みながら夫婦で熱く語り合ったお月見の夜。「自然の流れ」に逆らわずに、ベロベロになった。

 

 

飽きない。

最近できたばかりのお弁当屋さんに行ってきました。

お弁当屋さんと言っても、お刺身もあるし、天ぷら(宮古の)もあるし、海鮮丼もあります。

定番なジューシーおにぎり弁当もあるし、

一番惹かれたのは・・・握り寿司。

宮古そばの100円もあります。味噌汁替わりに。

時間がなかったので車内で食べて帰ろうと近くの港の木陰を探したら、同じことを考える人で賑わっていました。

さてさて、ポークランチョンミートは弾丸宿泊のお客様。チェックインしてから宮古で大人気の星空のツアーへと出かけられたので、滞在時間は短かったものの、私の趣味と一致したらしく宿を気に入っていただけたようです。

次回は是非、ゆっくりとお越しくださいね!!

ポークランチョンミートの「海が見えるレストラン HELL’S KITCHEN(ヘルズキッチン)」では、宿泊の方限定で朝食と夕食のご予約を受け付けております。

朝食の一例

ごくごくごくごくまれに、頑張ってこんなデザートを作る時もあります。

夕食の一例です。

沈みゆく夕日を眺めながら、ゆっくりとお召し上がりください。

静佳日記 ************

世の中には「飽きない」ものが沢山ある。

お気に入りの料理。これは沢山あるが毎日食べても飽きない自信がある。試してみたことはないが・・・。

そして、30年近く一緒にいる夫。30年前から同じギャグを聞かされているし、毎回同じような喧嘩をしているが、何故か飽きない。

更に今では宮古の海と空が加わった。

宿に一日中へばりついている忙しい夏の間も、ここから見えるそれは何故かいつでも新鮮だ。

昨夜は三日月がオレンジ色に変わってイラブティー二島へと沈んでいく様を眺めながらテラスで酒を飲んでいた。

続々と外から帰ってくるお客さんの「星が奇麗だった」の言葉に、目の前の桟橋まで降りて空を見上げると、思わず口が大きく開いて顎が外れそうになった。月がいなくなった後の星たちが、ここぞとばかりに夜空狭しとその存在をアピールしていた。

暗闇のドット柄だった空は、朝になるとまたいつもの明るさを取り戻す。それは毎日繰り返されることだけれど、何故だろう・・・・「飽きない」。

朝の仕事の一発目はテラスのドアを全開にすること。

海風と共に、目に飛び込んでくる大きな雲たち。わずか数秒でピンク色に染まりだす様々な形の雲が一日の穏やかな始まりを告げる。

『今日はどんな雲が浮かんでいるのかな?』

毎朝の楽しみの一つ。

この日は、朝日とは逆の方向に下からの光が溢れ出していた。

何故?

沈んでしまった月明かりなのか・・。それとも謎の飛行物体が水平線から現れる??

理解不能のその美しい光の広がりを見ていると、理由なんてどうでもよくなった。

何だっていいじゃない?綺麗なんだから・・・。

同じく、理由なんてどうでもいいのが子供たちの行動。

朝食時に隣の公園で見た、何故か壁に向かってブランコに乗る中学生。この後全員が壁に向かって大きく漕ぎ出した。

そして道路の向こうでは、3階建てのアパートの階段の一番上にわざわざ座る小学生。

何もないはずだったこの島は、永遠に私を飽きさせないつもりだ。