こんにちは。宮古島の「海の前の宿 ポークランチョンミート(PLM)」です。
宿の横の公園の「チームおじぃ」のメンバーの一人が持って来てくれました。
海に生えている小枝(?)。
半分以上は何を言っているのかわからないので(一生懸命聞こうはとしておりますけど・・)、解説できませんが、どうやらとても貴重な枝らしいです。煙草の火を押し付けると色々な方向へグニュグニュッっと枝が曲がっていく不思議な枝。
「暇な時に色々な形にデザインすればいいよ~~。楽しいからさ~~」
と言って実演してくれました。
本当だ!!面白い!!
流木陶芸家(自称)の夫が創作意欲に燃えていました。
せっかく頂いたので、取りあえず時期的にクリスマスツリーにしてみました。
お正月にはまた飾りなおしましょう~~ね~~。
ポークランチョンミートの「青空レストラン HELL’S KITCHEN(へルズキッチン)」の朝食の一例です。宿泊者限定・完全予約制・完全お任せメニューです。連泊の方は毎日メニューが変わります。宿泊予約時にお申し込みください。
夕食も同様です。
夕食の試作品も順調に進んでいます。
タコのラグーソース。魚介のうま味が超濃厚でした!!
ローストビーフ。時間をおいてゆっくりと作ります。
松茸ご飯。松茸が手に入らないのでエリンギで代用。これ、お代わりが止まりませんでした。あさりの澄まし汁と共に。
近くで売っていたカラフルに塗られた中古車。黄色い方は夫が狙っていましたが、すぐに売られて行きました。
静佳日記 ************
久し振りに釣りを再開してから虜になっている夫は、釣具屋さんに通うことも日課になっている。勿論何事も「一筋」の彼は釣具屋さんも「ここ!!」と決めているお店があり、親切で教え方の上手な店主に首ったけ。
島中海に囲まれている宮古では釣り場は腐るほどある。取り敢えず近場へ風の状態を見に行きがてら途中でおやつを買う夫。
朝や夜に来たことはあるが、昼間のこの場所、改めて絶景じゃない??物凄い爽快感。
夫が買ったおやつを広げて少しまったりと風に当たることにした。夫がおやつと言って買ったのはカツ丼だったけれど・・。
それよりも驚いたのは、「カツ丼」と書いてあったお弁当の「カツ」は「チキンカツ」だったこと。
この後、お昼ご飯はしっかりと家で食べた。最近私がハマっているのは「子持ちししゃも」。・・・やはり「た・ま・ご」なんだなと自分でも笑った。
思ったより風が強かったので、その日の釣りは宿の前の桟橋ですることにした。歩いて数十秒の場所へわざわざ車を出す夫。やはり生粋の宮古人。
すると、ど素人の私が一投目を投げた途端に2秒でヒット!!小っちゃかったけれどやっぱり釣れると楽しい。
いつもシュノーケリングを楽しむ場所だから、中がどうなっているのかはよく知っている。だからそこでの釣りは余計に面白い。
次から次へといろんな魚が釣れ出した。
夫が少し大きめのタマンを釣り上げた時、地元の中学生達が集まってきた。こんな魚でも大騒ぎをしている。
「これは10万円だな」真面目な顔で冗談を言う子供。「こんなところでこんな大きな魚が釣れるなんて知らなかった~」と言ってから「こんなところと言うのは失礼な言い方だけれど・・・」と小声で付け足す。生真面目で純粋な子供らしさに心の中で大爆笑!!(笑ったら彼に失礼だからね!!)
子供に限らず、沢山の人に声をかけられた。
「大漁かい?」と覗く人。
「ここに座っているだけで気持ちがいいね~」一緒に座って釣りを眺める人。
「これ食べていいよ~」ただののビニール袋に入ったキャラメルをくれたおじぃもいた。子ども同士の友達みたい。
「宿は今暇なのかい?」・・私達、面が割れていた。
海に落ちている網を拾えと言ったおじぃは「直して持って来てあげるよ~」と、言って持って行った。物を大事にする年代だ。
・・・この場所、思った以上に凄い社交場になっている。島の人たちが集まってくるのもわかる気がした。
食べられそうな大きさの魚を持って家に帰る。
その日は夫が「いくらいくら」とうるさい私のためにスジコを買って「いくらのしょうゆ漬け」を作ってくれていた。すると・・・宅配便が届く。
北海道のお客さんからの贈り物。偶然にも大量の「いくら」だった。
なんてことでしょう~~~~~~~~!!
まるでいくらのお風呂に浸かった気分!!あああ~~~幸せ~~~!!
我が家は一気に「宮古島いくら~ランド」になった。
その日の夜はスーパーでお刺身を買い足しての手巻き寿司。器から溢れるいくらの贅沢さ。
釣った魚はお刺身の他にバター焼きや唐揚げに・・・。
色々な意味での「幸」多いこの場所が益々好きになってしまった。