Monthly Archives: 11月 2020

まだまだ泳ごうぜい!!

夫が宮古へ帰ってきた頃から「食べたい」と言っていたお菓子があります。甘い物好きのお年寄りが多いせいか、スーパーのレジ周辺には「甘い物」がたくさん並んでいます。その中の一つ。なんともグロテスクな色のお饅頭?昔からある生菓子で、子供の頃好きだったらしいのです。懐かしくなったのでしょう。でも、いつも6個とか8個入りしかなく、買うまでにはいきませんでした。その日はなんと2個入りを発見。早速、買って帰りました。

やっと一つノルマをクリアです。

さて、料理担当の夫が「自分だったら食べたいランチ」を作ってみました。ハンバーグ&エビフライ定食。

お腹がいっぱいで、いつもよりお昼寝が長くなってしまいました。

引き続き、朝食の試作も順調に進んでいます。

宿泊の方は朝食と夕食を宿泊予約時にお申し込み下さい。

宿泊以外の方は夜のコース料理を前日までのご予約にて2名様より承ります。(お一人様3,500円)宴会や模合等大人数の場合はご相談に応じます。

お料理の一例です。

美しい空を眺めながら、テラス席にてお召し上がりください。

静佳日記 ********

ちょっと前のこと。

「静佳!!疲れたから海に行こうよ」

仕事を頑張ったご褒美に海に行きたいという義姉を連れてシュノーケリングへと繰り出した。行きたい海は沢山あるが、その日は一年ぶりの場所を選ぶ。私が行く場所は大抵観光客がいない。その日も例外ではなかった。天気がいいのでまだまだウエットスーツはいらない。

かなり間があいているが、海の中はどう変化しているだろうか。それとも何も変わらずなのか・・・。期待でワクワクしながら、泳げない義姉を誘導しながら海へ入る。

相変らずのパラダイスだった。いや、一時よりはパワーアップしているかもしれない。珊瑚の彩も少しづつ戻ってきているようだった。

魚もわんさかいる。水族館のようだった。

泳げない義姉もなんとか楽しめているようだった。

だが、大きなウツボがいたと言っては怖がり、ダツも苦手のようだ。みんな優しく見守っていれば怖くないのに・・・。

それよりも私はこの魚が苦手だった。

コイツにロックオンされると、黄色い魚と同様にしつこい。チョンチョンとつつきに近寄ってどこまでもついてくる。これを見たらいつもすぐさま逃げることにしている。見つかる前に・・・。

更に、魚の顔のアップの撮影に挑戦したり(意外とこれが難しい)、

不細工君(私はそう呼んでいる)を見つけて追いかけたりして遊んだ。この魚は身体が異常に大きいせいか、動きもゆっくりで追いかけやすいのだ。

勿論、クマノミのお家も逃さない。

太陽の光が海面を美しく彩っていた。

散々楽しんで、そろそろ身体が冷えてきた頃に義姉の体力も尽きた。

海から上がろうと岸へ近づくと、可愛いくウキが飾ってあった。

そして、車へ戻る途中にも・・・・。

その日は少し遠回りして漁港の魚屋で義姉が買い物をした。「いつもおまけをくれるんだよ」そう言っていた通り、魚を一匹サービス!!

ゆるりとした日々が続いている。

のらりくらり生活

うちの息子みたいなやつがいる!!

先日、ハンバーガーショップで夫がささやきました。え?どういう意味?と思って彼の視線の先を見ると、きちんとしたシャツにスラックスの宮古ではあまり見かけない格好をした青年の後ろ姿のなんとだらしないこと!!

シャツは出てるし、なんといってもポケットの裏地が飛び出ているじゃありませんか!!

私達にしかわからないネタだけに、おかしくておかしくて・・・・。彼に罪はないんです。笑ってしまってごめんなさい。

さて、料理担当の夫は宮古島出身。なので、島料理も勿論のこと、作りますし、得意です。

そして、島料理をアレンジするのも好きです。

先日、義母が作ったソーキ汁を宮古ソバに・・・・。

ポーク玉子もアレンジしてみました。

でもポークランチョンミートでは、島の食材を使った料理は作りますが、島料理はあまり提供しません。旅行者の方はお昼に大抵、食堂で食べてくることが多いから・・。島料理はお昼に食堂で食べるのがいいと思います。昔ながらのある意味、正統派の「島のごはん」が味わえるからです。家庭の味といったところでしょうか。

そして、ポークランチョンミートでは、宿泊者の朝食と夕食、宿泊者以外の方には前日までのご予約にてディナーコースをご提供しております。

目の前の景色を是非一緒にご堪能下さい。

静佳日記 **********

朝のウオーキング。

外に出たらまずは空を仰ぐ。その日はまだ満月がおぼろげに浮いていた。

そして、静佳ビーチを眺めてから歩く。歩く。歩く。

野花が咲き誇っているのを見るのが楽しい。

まだまだ空き地は沢山あるが、この数年でかなり減ってきている。

すごく立派なお家が建っていた。ここなら何でもできちゃうね。だって、スペースがいっぱいあるもの!!

毎度お馴染み・・もしもここが自分のお家だったらシリーズ!!妄想で頭が充満してくる。それは子供の頃から変わらない。友達の家にお邪魔する度に楽しい妄想を膨らましていたものだ。

これもお馴染みの落とし物シリーズ。

この指が差す方を見ると、まだ歩いたことがない道があった。よし。今日はこっちへ行ってみよう。

初めての道は、それだけでワクワクする。まるでスタンドバイミーの世界。

この先に何があるのかな?

そうやって子供の頃もよく友達と冒険をしたものだ。途中で野イチゴをつまみながら。

空き地にテントが張ってあった。ということは誰かの土地なんだな。

どうやら、無人販売用のテントらしい。

キャンプ場が化石になってしまったようなアウトドアセット。

近くには畑があった。ここの農家さんが作った野菜を売っているんだね。今度、昼間に買いに来よう。

リアルおままごとができそうな「何か」の跡。窓枠があるところがいい。

これもおままごとができそうだけれど、ちょっとバッチいね。

お父さん、お母さんの席。

菜の花畑は日本中から人が鑑賞に訪れるけれど、雑草には誰も見向きもしない。おんなじくらい、綺麗なのに。

よく見ると、一つの草でも様々なカラーに変化している。植物図鑑を開いても、この味わいは載っていない。365日歩くことの特権。

象の鼻のように下に伸びた蔦がお行儀よく並んでいる、パオ~~~ンロード。

自然にできた樹のアーチ。すごい!!その先に小さく海が見える。

そこで、ふと、後ろを振り返ると綺麗な朝焼けが。

暫く歩くと、健康の為の足踏みが造られていた。

懐かしい。スーパー銭湯によくあった。それにしても、誰も使わないのか、草がぼうぼうに生い茂っていた。

そして、機関銃壕の跡。ところどころに歴史を学べる。

東屋があるところは大抵、眺めがいい。

宮古の樹々は本当に可愛い。存在感がありすぎるくらいある。

このまま海に入りたくなるのをぐっと我慢。

いつもは高台から降りていくのだが、この日は下から昇る。振り返ると海っていうのもいいもんだ。

畑には何故か灯油のシュポシュポが立っている。強烈な日差しで赤が薄いピンクに変色していて、最初は何なのかわからなかった。

牛がいる小屋は、かなり遠くからでも臭いでわかる。朝の珍客に、一斉に同じ顔を向けてきた。

沢山歩いたので朝ごはんが楽しみだ。ウオーキングは健康にはいいが、何故か太っていくのは気のせいだろうか。

ナチュラリスト

この小さな実はシマヤマヒハツといいます。与那国島以南、台湾からフィリピンが原種のようです。沖縄特有の植物らしいので、果実酒を作ってみることにしました。泡盛と焼酎の2種類で。

これに端を発して、急に私は「ナチュラリスト」に目覚めてしまったのです。今まで、全く興味がなかったのに、人間は趣向が変わるもんですね。

今が旬のローゼルでジャムを作ろうなんて、今までの私からは想像もできません。

お客さんがいないことをいいことに、「静佳キッチン」を独り占め!!これが一番うれしかった!!久しぶりにここを利用します。海を眺めるオープンエアーのキッチンは私の憧れでした。夢が実現したのに、宿という性質上、ここを利用する日は殆どなく・・・・・。だから、この日は思う存分ここに立って、気分アゲアゲでジャムを作りました。

調子に乗って、レモン酒も漬けました。

あ~~~~あ、楽しかった。

出来栄えは上々。レモンサワーは特にハマってしまいました。

メニューにも入っていますので、是非、お試しくださいね~~。

宮古の自然の恵みアレンジはそこからますます進んでいきましたが、失敗も多々あります。

ハイビスカスでピンク色のごはんを炊こう!!なんて突拍子もないことを思いついたある日。なんでもやってみないと気が済まない性格なのでいざ!!

結果は、なんと、死人色のご飯が炊けてしまいました。(写真の左がそう)

バタフライピーという食べられるお花も「しずかだん」にて栽培しているのですが、ある日、ドライフラワーにして保存したらどうかしら?なんて思いついちゃって、こんな有様です。

これはもう、改良の余地もありませんね。毎日新しく咲くので、ドライフラワーにしようなんてもう、思わないことにしました。今は種が生るのを毎日すごく楽しみにしています。毎日見ていてもさほど変わらないのですが、さやえんどうのような種の袋が緑色に出来ている最中です。全く興味を示さなかった夫もこれにはびっくり。朝食の時に二人で「しずかだん」を眺めては植物たちの成長に驚かされながら楽しんでいます。

あ、念のため言っておくと、ナチュラリストに興味が沸いただけで、ナチュラリストになったわけではありません。やっぱり身体によくないものは美味しいです。(特にバター!!!お酒!!)

さてさて、それではポークランチョンミートの料理のレパートリーのご紹介です。料理担当は夫です。私と違って正統派。真面目にコツコツと料理の仕事を永年してきました。なのでメチャメチャ几帳面です。(料理だけは)

中華、洋食、イタリアン、韓国料理・・・・とどんなジャンルの料理も作ります。

お天気がいい日はテラス席にてお召し上がりください。空と海がそこにあるだけでもう、贅沢です。

なんでも作ると言っても、お寿司にだけは手を出さなかった夫ですが、先日「穴子」を見つけたので夕飯に作ってもらいました。「なんちゃって握り」ちょっとネタが小さ過ぎましたね。ケチらないでもっと穴子をいっぱい買えばよかった。でも、私達は穴子が大好きなので大満足!!の夜でした。鶏のフリッターと素うどんと一緒に・・・。

静佳日記 *********

台湾料理のお店があるよ。

宮古に引っ越してきた当時から何となく聞いていたし、看板も見たことがある。行ったことがあるよという友人も、まあ美味しいと言っていたので、入ってみたいと思いながらも、月日が流れてしまっていた。

その日、ふと、思い出した時に行こう!!と思いつき、買い物途中で夫に提案してみるとすぐにOKの返事。営業しているかどうかだけ確認しておけというので電話をかけた。宮古は不定休のところが多いので、確認は必須だ。

呼び出し音がさほど続かずにお姉さんが出た。

「あの~~。今日は営業していますか?ランチなんですけど」

「やっていますけど・・・。」

やっているけど何だろう??細かい会話はよく覚えていないが、なんだか普通ではないちぐはぐな会話だったことだけは覚えている。ちょっと大丈夫かなあと思いながらも、二人で12時半ごろに行きますと告げた。初めてお邪魔するんですけれど・・・と付け加えて。初めて行くのだから初対面だということは明らかなのに、「何か食べたいものはある?」と聞かれた。え?そんなにアバウトなの?メニューはないの?今日は暇だから何も用意していないからこれから用意をするよ、という意味なのか?

様々な可能性と疑問符が頭をよぎった。

電話を切ると、夫が聞いてきた。

「宮古の人だった?」

「いや、このアットホームさは宮古っぽいけど、会話がうまく通じないのは台湾の人だからかなぁ?」

「宮古の人だって通じないじゃん」宮古の人の夫が言った。

こうしてともかく店に向かったのだが、もうなんだか期待が膨らみすぎてはち切れそうだっった。どんなお店なんだろう?何が出てくるのかな?ワクワクし過ぎて、道中、歌を歌いまくったのを覚えている。

ついに到着した。以前、下見をしたことがあるので場所は間違いない。

へえ~~~~。外にこんなテーブルもあるんだね。テンションが上がっているので写真も撮りまくっていた。

入り口から中へ入ると、驚く光景が目に飛び込んできた。がらんとした店内には洋服やら雑貨やらが飾ってある。

「あれ?」

まるでテレビのどっきりグランプリに出演した芸能人の、その瞬間の顔のようだったに違いない、上がっていたテンションが急停車した私に夫が言った。

「奥の部屋なんじゃないか?」

ウロウロしていると、電話に出たであろうお姉さんが登場。

「あの~~さっき電話して予約をした上地ですが、奥の部屋ですか?」

そこからの細かいやり取りは、あまりのショックで記憶力をも奪われてしまったようで覚えていない。

要するに、そこは「台湾の食べもの屋さん」ではなく、「台湾の雑貨屋さん」だった。「台湾屋」という看板が誤解を招き、食べに行ったことがあるという友人はきっと口から出まかせを吐いたのであろう。電話番号を調べた時は「食べログ」の画面だと私が勘違いをした。まるで巧妙な詐欺に引っかかったかのような脱力感。勝手に頭に思い描いてよだれを飲み込んでいた小籠包はもういない。

それにしてもだ。数々のからくりは解けたが、どうしてもわからないのは、何故、あの電話で彼女は私に聞いたのだろう。

「何か食べたいものはあるか?」

と。

BBQ

先日、夫の先輩のお店にランチに行ってきました。腕には定評のある先輩です。(先輩と言っても私よりは年下で・・・年上嫁はややこしいです)

昔からお店を持っていたらしいのですが、色々あって、最近新たな場所での再スタートらしいです。久し振りに手間をかけた感のあるランチを頂きました。

そして、ずっと行ってみたかったパーラーへ。マンゴー農家さんがやっているお店ですので、一年中マンゴーのデザートが食べられます。(勿論、収獲時期以外は冷凍を使用)マンゴーが苦手な夫を無理矢理連れて行ったので、二つとも私が食べることになりました。この時期でもひっきりなしに観光客が訪れ、びっくりしてしまいました。マンゴーってやっぱり人気なんですね。

帰りに寄ったスーパーでオクラの化け物(デッカいってことです)に遭遇し、

プラモデル?のような軽トラにも遭遇。これ、絶対プラモデルの塗料~~~~!!

コロナのお陰でのんびりと、島暮らしを楽しんでいます。

それでは、ポークランチョンミートの料理のレパートリーのご紹介です。

料理担当の夫は、ピッツァの生地で何かを作ろうと模索中です。

お食事は海と空を眺めながらどうぞ。天候が悪くテラス席が使えない時でも、中のテーブル席もオープンエアーなので、コロナの時期にも安心してゆっくりとお召し上がりください。夕焼け空がきれいな日はそれだけでもう十分。

静佳日記 **********

ある飲み会の席で話の流れから夫の口から出た言葉。

「俺が今まで経験したことのないBBQを味わわせてやる!!」

その場のノリであれよあれよという間に日にちが決まり、先日、それが実現した。二人で会場の下見をし、テーブルの寸法を測り、夜の照明の状態を知るべく、別の日に夜の下見までもした。たかがBBQなのにそこまでするのは東京でBBQに行っていた頃から変わらない。私達のBBQは下準備が全てなのだ。当日はただ酔っぱらうだけ。

自分で吐いたセリフに責任を持つべく、3日間かけて準備をした夫のお陰もあり、楽しい夜になった

ところが普通ではないのはそのスタート時刻。22時から始めようという特殊な会だった。勿論朝まで飲もうぜコース。運転手であり、当日のシェフでもある夫はお酒を飲まない。それも東京の頃からのお決まり。

メンバー以外の友人も誘い、時間の前から会場入りした私達は、その星の多さに感動した。

暫く芝生に寝ころんで星空を眺め、ビールをかっくらう。「始まる前からそんなに飛ばして、もたないぞ!!」夫の注意を聞かないのも昔から一緒。早い時間にノックダウンしてしまった。

月灯りを眺める余裕は最初の頃だけ。

勿論、写真を撮る余裕もなく、撮影は他の女子にお任せ。

せっかくの女子トークも、早々に寝てしまった私は、後で夫からの報告を聞くだけとなってしまった。残念。加わりたかったな。

「次の開催は、ノンアルコールを混ぜながら飲もうかな。」

翌日、二日酔いの私が言った出来もしない提案を、夫が聞こえないふりをしたのは言うまでもない。

はじめましての方へ。

初めてこのブログを読まれる方もいらっしゃると思いますので改めまして・・。

ポークランチョンミートの前は海です。そしてお隣はビーチです。

いらしたことがない方はちょっと想像ができないかもしれませんが、海が好きな人ならきっと「ここに住みたい!!」となるのではないかと思っています。私はまさにドンピシャでした。そして、お酒や、食べることが好きな人には、なんと!繁華街まで徒歩10分!!両方が叶うところってあんまりないですよね。これ以上に恵まれたところってないのでは???と自負をしております。

そして、目の前は海なので景色は最高!!お向かいにイラブティーニ島(うちからの眺めがギリシャのサントリーニ島に似ているので伊良部島のことをそう呼んでいます)があるので、それがまたいい雰囲気を醸し出しています。夏はこの島に沈みゆく夕日を眺めることができますし、(冬はビーチ側に夕日が移動します)イラブティー二島の港が真ん前に位置するので、ここの街灯りが、素敵なイルミネーションとなって、毎日がクリスマス気分です。

私はこの絶好の地にキャンプをするイメージの宿を建てました。まさに非日常がテーマです。非日常ですから、文明の利器を駆使したある意味での「快適」さには欠けるかもしれません。でも、日常で味わうことのできない自然との共存感を味わうことができるでしょう。その一つに、海は言うまでもありませんが、「空」があります。

ここから眺める「空」のほんの一部をご紹介しましょう。

夕陽だけが人々を魅了するわけではありません。雲だって、すぐそこに見えると、なんだか手が届きそうでウキウキします。

朝焼けは真後ろの街側。

そして、こんな不思議な光景も遮るもののない景色だからこその特権です。

テラス席にて、この景色を思い切り心に吸い込みながらお食事やお酒を召し上がりに来ませんか?

料理のレパートリーはここから見える星の数くらいはあると言っても過言ではありません。料理担当の夫が料理の仕事にかけてきた年数の何倍もあります。その料理は美味しいかって?そんな愚問はやめてくださいね。料理には人それぞれ好き嫌いが必ずあります。美味しいかどうかは召しあがるお客様が決めることで提供する側が決めることではありません。一つだけ言えるのは、料理を作る人間が自分で「美味しい」と思わない料理を提供するわけがないってこと。それだけです。

それでは、ポークランチョンミートの料理のレパートリーのほんの一部をご紹介しましょう。

宿泊の方は朝食と夕食。宿泊者以外の方は夜のコース料理を完全お任せ・完全予約制にてお召し上がりいただけます。(申し訳ございませんが、好き嫌いやアレルギーのリクエストにはお応えできかねます。)

ご予約をお待ちしております。

(※料理のレパートリーはインスタグラム「plm@385」でもご覧いただけます。)

最近見つけた可愛いポット。嬉しい出会いでした。

静佳日記 **********

どちらかというと、寒い時期の方が海の透明度が上がる。そう聞いたことがある。

百聞は一見に如かず。

私はそれを毎年実感している。この海の中で。

その日は久し振りのビーチへ出掛けた。初めて泳いだ時に衝撃を受けてから、お気に入りのビーチの仲間入りを果たしている場所。

宮古の海の中を覗くと、本当にここは地球上なのだろうか。と、そんな飛躍した疑問が頭をよぎる。そこには普段私達が呼吸をしている大地とは違う世界が存在し、様々な生き物たちの「生活」を垣間見ることができる。考えてみれば、人間も皆初めは母体の羊水の中で生きるところからスタートする。水の中が妙に居心地がいいのはそのせいなのだろうか。

その日は、少し海が荒れていた。無理をせずすぐに海から上がり、次回の海に楽しみを取っておくことにした。この海は逃げも隠れもせずに、いつでも大きく手を広げて待っていてくれているから。まるで母親のように。

帰りに、少し寄り道をした。知人の土地だったところだ。手放して月日が経つが、その後荒れ放題になっていないのだろうかと気になっていた。

うん。間違いなくいい眺めだ。

少しビーチへ降りてみよう。

この次はここで泳ごうか。

そう言って振り返ると、ワイルドに真っ黒く日焼けした夫が、遠くを見つめてたたずんでいた。

海に酔っているようにみえるが、実は「自分に酔っている」のだろう。

ということでパシャリと一枚。