Monthly Archives: 1月 2019

いつまでも終わりがない、宮古島探険隊。

私達は冬の間、宮古中色々な所へ出かけています。観光名所もいいですが、なんてことのない場所を探索するのが好きです。

ある日雑貨屋さんへ買い物に出かけた時、その近所で「パーティールーム」なる建物を見つけたり、(何をするところ????)

またある時は、田舎の集落の中の民宿が「雀荘」を兼ねていたり・・・看板には『大三元』って書いてある~~~~~!!!!(いいね。将来うちも真似しちゃおうかしらん?)

はたまた謎めいた隠れ家を見つけたり・・・・高台の絶景だったが空家でした。もったいない。

とにかく、宮古はどこへ行っても楽しくなっちゃいます。

出掛けるばかりではなく、冬は新作メニューの研究も張り切っているのは宿の料理担当の夫です。

最近はスイーツにハマっていて、アップルパイや、

シュークリームなどに挑戦しています。

このシュークリームの味は大成功でした。(何度も改良を重ねての結果ですが・・)

将来の夢が日々膨らんでいきます。私達がおじいちゃんおばあちゃんになった時、ポークランチョンミートは何屋さんになっているのでしょうか?

カフェ?弁当屋?食堂?はたまた、雀荘なのか!!!いつもそんなことばかり夢見ています。

いずれにしても、身体が動く限りは一生働いていたいものです。

それでは、ポークランチョンミートの「海と空を眺めるダイニング HELL’S KITCHEN(ヘルズキッチン)」のお食事のご案内です。

朝食の一例です。

夕食の一例です。(一部ですが)

宿泊者限定・完全予約制・完全お任せメニューです。連泊の方は毎日メニューが変わります。宿泊予約時にお申し込みください。

最近、お天気が続く宮古島は20度以上の日が多くなってきました。暖かいです。

夕日も奇麗に見えるので、テラスのカウンターでお召し上がりいただける日が続いています。

暖かい日の我が家のテラスランチは、つけ麺で決まり!!寒いとすぐに冷めちゃいますから・・・。

静佳日記 **********

港の中を早朝ウオーキング。

随分と早くから入港してきた豪華客船のイルミネーションと、これまた随分早くからお仕事をされている港の荷下ろしの現場の灯りが海面を綺麗にデコレーション。


間もなくすると、反対側の空が薄くピンク色に染まり出した。

市内の中心地を望むと、高層ビルのシルエットが「島」を感じさせない。

空高く伸びる「ジャックと豆の木」を見つけ、嗚呼やはり宮古だなと妙に納得する。

そのまま進むと、あっという間にイルミネーションの世界は終わり、船の全貌があらわになった。この可愛らしい樹々の整列も宮古の中で好きな景色の一つ。

少し奥へ入ると、建築工機の親子が鎮座していた。ほおずきを開いたような形。子供の頃に折り紙で作ったことがあるような・・・。

味気ない工事現場に、思わずニッコリしてしまう網が並んでいた。

トラックの荷台のカラーまでも可愛い。

迫力のあるタワーを近くまで行って見上げてみた。この階段は高所恐怖症の私には絶対に登れない。ちょっとした肝試しのよう。

中古車の展示場の横を通った時、

だ、だ、だ、だ、誰が買うの????な車が売られていた。

家に帰り、すっかりブルーに変わった海を眺めながら朝食を。気持ちのいい一日が始まった。

伊良部大橋ウオーキング大会

お久しぶりです。

冬なのに、ああ、冬なのに・・・何かと忙しくしている毎日です。

先日、去年から気になっていた食堂へやっと行くことができました。今回は珍しく定休日を調べてから行ったので完璧です。

宮古そばと丼もののセットが選べます。私はうなぎ、夫はマーボー丼をチョイス。

宮古そばにモズクが入っているのは初めて食べました。とっても人の良いおばちゃん達3人(?)で回しているようでした。本当に、申しわけなくなるくらい気を遣うおばちゃん達でした。ご馳走様でした。

さて、ポークランチョンミートの客室は全て2階にあります。海側のお部屋からは勿論海が眺められますが、街側のお部屋の特権は??・・・というと、朝日ですね。

昨日の朝も早朝ウオーキングの後、換気の為客室の窓を開けに行くと、綺麗な空が見えました。

夕日が美しい海側も、朝日を浴びる時間帯は綺麗な桜色が広がります。街側のお部屋にお泊りの方も是非、朝の目覚めと共に2階共用スペーステラスへ出てみてください。晴れの日はこんな景色が眺められます。テラスの一等地に洗面台を設けておりますので、この景色を眺めながらどうぞ顔を洗ってくださいね。清々しさ全開!!!!です。

それでは、ポークランチョンミートの「海と空を眺めるダイニング HELL’S KITCHEN(ヘルズキッチン)」のお食事のご案内です。

朝食の一例です。

夕食の一例です。

料理担当は夫です。宿泊者限定・完全予約制・完全お任せメニューになります。連泊の方は毎日メニューが変わります。宿泊予約時にお申し込みください。

朝食の新作メニューの試作品を作りました。揚げ包みの中身は・・・さて何でしょう??

静佳日記 ************

宮古のイベントに初めての参加。

伊良部大橋ウオーク。

いつも歩いているが、イベントとなるとなんだかテンションが上がる。通行止めの橋を渡るのも初めてのこと。

家を出る時から盛り上がっている夫が、娘に送ると言って写真撮影。

橋までは1キロくらいの距離だろうか。歩いて行くことにした。

出発地点では、沢山の人ごみに驚く。一緒に歩くEちゃんとまたまた記念撮影。

がんばるぞ~~~!!

開会のあいさつは「ミス宮古ちゃん」彼女の話だと1000名ほどの参加者が集まったそう。凄いことだと思う。この人数が集まるのだったら、出発前にビーチクリーンをやったら1秒で終わるのに・・・。きっとごみの奪い合いになるだろう。

出発直前、彼女が言った。「それでは鳩が飛び立ちます!!」

イベントでもマジックショーでもこんなに近くで見たのは初めてかも!?拍手喝采、思わず

「わあああああ~~~~~~!!」

宮古はレース鳩を飼う人が多いから鳩集めには事欠かなかっただろうな。

そしてスタート。365歩のマーチにのって腕を大きく振りながら歩き出す。初めの方は人が多すぎてなかなか進めなかったが、暫くすると目標を発見。

「うまくいけば先頭へ出れるかも!!」

張り切り出した。

あそこの人たちを抜いたら10位以内に入れる!!特に順位の設定はないのだが・・・。

ドンドン進み、一番先で先導する車両を見つけると、その車へのハイタッチが新たな目標となった。

私は自分で決めた目標達成には人一倍闘志を燃やす癖がある。その車へあと一歩のところでいきなり車がスピードを上げ、私達の歩きはオリンピック並みの競歩となった。

そのお陰でハイタッチは成功したが、息が上がって喋るのも困難。

後ろから夫も追い上げてきた。

ここまで来ると子供達が描いた絵をゆっくりと見ることができる。

家を建てたい良い場所も見つけた。歩いている間にその構造までプランを立てる。素晴らしい家が建つだろう。想像の世界だが。

そしてゴール!!きっと私達は10位以内に違いない。(しつこいようだが順位は設定されていない。もっと言えば、どこがゴールかも設定されていなかった。)

大抵の人は先に停まって待っているバスで戻るようだったが、私達はそのままUターンして歩いて帰ることを選択。必然的に帰路は沢山の人達とすれ違うことになる。「まさかゴールして帰ってきてるんじゃないですよね」「え?もう?早い!」「え~!すごい!往復しているの?」口々に声をかけてくれる参加者達。(参加者の大半が高齢者だったこともある)尊敬のまなざしを受け、頑張った結果の優越感に浸る最高の気分の帰路だった。

橋の一番高いところへ向かう頃は貸し切り状態。車では味わえない空へと続く道のりで、先に頂上へ到達した夫が天に吸い込まれていくような錯覚を起こした。

なんと神々しい光景だったことだろう。

急いで追いかけるEちゃんと二人でパフォーマンスを始めるおバカ達。夫の股間から伸びているのは拾ったごみ。(下品ネタだけれど行いは優等生)

その後は、夫が始めたごみ拾いに参加。考えてみれば常に車が走っているこの橋で、ごみ拾いはこの時がいいチャンスだ。

3人で両手いっぱいのごみを拾って家へと帰った。

オリンピック並みの競歩と、帰ってからのムキになった外瓶のペンキ塗りで体中が痛い。夫は次回の為の反省点を述べ、私はペンキ塗りが終わる頃の「お疲れ様」と言ってもらったお隣さんからの缶ビールをプッシュッと開けることだけが楽しみだった。


上を向いて歩こう!!

テラスのペンキ塗りに励む毎日です。まだまだ四分の一も終わっていませんが、頑張ります。昨日はお昼から風が強くなってきたので午前中でペンキ塗りは終了です。

そして、久し振りのカレーライスを作りました。鶏肉は小さく切ったものが好みです。皮はブヨブヨするのが嫌いなので、剥がしてカリッカリに炒めてから使用します。手間がかかりますが、こうすると皮まで美味しく頂けます。料理を美味しく作るコツは手間を惜しまないことだと私は思っています。仕事でも何でもそうですよね。久し振りの静佳カレーは夫が作ったカツとのコラボで頂きました。我が家ではみんなカツはヒレが好みです。

「しずかだん」で実ったミニトマトも一緒に頂きました。今年初の収穫です。

食後に北海道物産展の最終日へ出掛けてきました。相変わらず沢山の人で賑わっていましたが、今年は出店数がやけに少なかったです。

それでは、ポークランチョンミートの「海と空を眺めるダイニング HELL’S KITCHEN(ヘルズキッチン)」のお食事のご案内です。

宿の料理担当は夫です。

朝食の一例です。

夕食の一例です。

宿泊者限定・完全予約制・完全お任せメニューです。連泊の方は毎日メニューが変わります。宿泊予約時にお申し込みください。

静佳日記 *********

早朝。天気が良さそうだったのでウオーキングの準備をしていると、「今日から俺も歩くよ!!」と夫が珍しいことを言いだした。「28日に伊良部大橋ウオーキングに出るから練習しておかないと・・」「え?27日だよ」そう訂正すると、「だってリストバンドには28日って書いてあるよ」

夫の目を疑うわけではないが、改めて自分の手首を見た。イベントに申し込んでリストバンドを貰った日から私たち夫婦はすでにそれを身に着けている。気分を盛り上げるために。ついでを言えば、当日は混雑するからという理由で「完歩証」もすでに渡されている。

ズッコケそうになるのを必死でこらえた。

合理性を優先するほどつまらないことはない。完歩してもらうから嬉しいのであって、先に貰う完歩証なんてただの紙切れ。難儀してでも子供心を大切にしようよ~~~~~。

ちょっと話がそれたが、リストバンドの日付は確かに28日だった。

印刷ミスだ!!と誰しも思うだろう。さすがゆるいなあ~~宮古は・・。と笑ったが、いやいやいや・・もっと宮古はあなどれなかった。よく見ると第3回宮古島伊良部大橋ウオーキングと書かれている。

ま、まさか!!

1月28日の日付の前は「30年」との記載が・・・。

去年の使いまわしか~~~~~~い!!

朝から大いに笑って、ウオーキングへと出発した。

いつも行き先は適当。一つだけ見たいところを決めてその方向へと進むだけ。後は行き当たりばったりが楽しい。街中を歩いていると、真っ暗だった空が明るくなり始めてきた。おやおや?なんだか今日って久し振りに空が綺麗に染まる日じゃない?二人でそう確信した時、行き先が変わった。

「あそこに行こうよ!!あの、朝日が奇麗に見えたところに!!」

朝日の有名なポイントでは決してないが、偶然振り返った時に素晴らしい、本当に素晴らしい朝日を見た場所がある。去年の話だが、その時の感動が強く印象に残っている。

「そうだね」

夫もすぐに思い出したようだ。日の出が何時なのかは調べていないのでわからないが、間に合わなかったとしてもそれならそれでいい。ただ、何となくの感覚で間に合うような気がしていた。いつも夫に信じられない性格だなと呆れられるが、私の特技は「根拠のない自信」。これは、良くも悪くもすべてを受け入れるという大前提があるからこそ成り立っている。

目的の場所に到着した時、素晴らしい朝日は拝めなかった。雲が厚かったのだ。

それでもその先まで進んでみることにした。歩くことが久し振りでノリに乗っていたのだろう。

すると、徐々にその先の空が朱く染まり出してきた。

これはこれは・・・。凄くなるに違いない。

違う形だけれど私の根拠のない自信はこれだったのかもしれないと思えた。(そこが夫の呆れる所)

人生に絶対はない。絶対がないから面白い。先がわかっていたらなんの感動も起こらない。結果がわからないから宝くじはワクワクする。

絶対がないからこそのわくわくする毎日をこの先も過ごしていきたい。この空を見上げてそう思った。

秘密の花園。

もう、10年近く前になるのでしょうか?一度だけ入ったことがある食堂があるのですが、あまり味が好みに合わないな?と思い、その後行くことがありませんでした。

でも・・・一度だけで決めつけてはいけません。もう一度食べてみるべきっ!と考え直して、行ってみることにしました。1回目の時には食べなかった宮古そばを注文。夫は味噌汁(宮古では味噌汁というメニューは具沢山の味噌汁定食のことです)を頼みました。

考えたことは正解でした。すっかり、昔ながらのそこの味が気に入ってしまった夫は、沢山ある他のメニューを色々食べてみたいと次回の機会を楽しみにしています。たった一度だけで決めつけるのはよくない良い例でした。どんなことでもそうですが、一面だけを見て決めつけてしまうのはもったいないと思っています。人との付き合いが一番それを実感できます。付き合えば付き合うほどその人の良さがわかることって多いですよね。(その逆もありますが)第一印象も大切ですが、それが邪魔して見逃してしまうのって残念なことだと思います。

その話のついでと言っては何ですが、私がずーーーーっと好きなおつまみがあります。名づけて「静佳サラダ」。ただのトマトとゆで卵を切ってマヨネーズをかけただけのものなのですが、毎日でも食べたいくらい昔から大好きです。これはアレンジもできます。ブロッコリーを足したり、ピザ用のチーズを振りかけたり・・・。オリーブの実も合います。ゆで卵の茹で方や塩加減なんかでも微妙に味が変わってきます。簡単だけれど奥が深い1品です。静佳サラダ・・どうぞお試しあれ。

それでは、ポークランチョンミートの「海と空を眺めるダイニング HELL’S KITCHEN(ヘルズキッチン)」のお食事のご案内です。

朝食の一例です。

料理担当は夫です。宿泊者限定・完全予約制・完全お任せメニューになります。連泊の方は毎日メニューが変わります。宿泊予約時に申し込みください。

タコスドックの試作品を作りました。今、夫が一番気に入っているソーセージを使用して・・・。一口噛むと、プチッ!ジュンジュワ~~~~~~~ッと肉汁がしみ出してきます。

同じく、夕食の一例です。

そろそろ、夕焼けの撮影も難しくなってきています。サンセットを眺めながらの夕食タイムは春になるまでお預けですかね。

静佳日記 **********

テラスで朝食を食べていたある朝。どんどん日差しが強くなっていく空を眺め、海に入ろう!!と決めた。

瞬時に頭に浮かんだ場所は、最近見つけたビーチ。思いついたら即行動な私は、思いついても決してすぐに行動しない夫を誘い、ルンルン気分で支度を始めた。

途中でお弁当を買い、爽やかな空を仰いでドライブの時間も楽しんだ。

ビーチへ着くと、そこは「真夏の無人島」だった。

まずは自分たちの部屋を作る。誰もいないので、音楽のボリュームもめいっぱいに。

夫は買ってきたお弁当を食べ始める。あまりお腹が空いていない私は、宮古独特のお稲荷さんと、揚げすぎて真っ黒になった唐揚げをつまみにビールのCMの如くのどを鳴らす。この失敗作のような真っ黒い唐揚げは意外にもカリカリして美味しかった。このロケーションが美味しさを何倍にもしてくれたと思う。はぁぁぁぁぁぁ~~~~。いつもながら幸せな時間。

食後の運動にと、近くに見えた遊歩道を目指した。

きっと最高の眺めの遊歩道だったはずだが、近づいてみると台風の仕業か、入り口付近から崩れ落ちている。

それでも先へと進んで行くと、長い年月で草が生い茂り通せんぼになっていた。残念。通ろうと思えば通れたが、体中傷だらけになってしまっては海へ入った時に潮水で悲鳴を上げてしまう。予想通りの絶景を眺めながら元の場所へ戻る途中、少し探索。

釣りにはもってこいの場所だな。

岩場の上を歩いていると、ぽっかり空いた穴の中から何やら音が聞こえてくる。恐る恐る覗いてみると、穴の中に波が押し寄せては返っていた。自分の立っている岩の下が空洞になっていて海から繋がっていることがわかった。面白い。

近くには太くて大きい流木。流木と言っても奇麗に切り倒されたもの。船で運ぶ途中で落ちたものが流れ着いたのだろうか?それとも座礁船に積んであったものなのか?とにかく立派な木だった。

その後はお馴染みのシーガラス拾い。今回はいつの間にか参戦していた夫が、満面の笑みで近寄ってくる。

「今までで一番のお宝を見つけたよ」

いつもそう言っているので「ふ~ん、どうせね」と半分心の中で馬鹿にしていたことを彼に謝らなければいけない。もったいつけて握りしめた拳をゆっくりと開いた瞬間にそう思った。まさにパンパカパ~~~~ンだったのだ。

本当に珍しいお宝。コカ・コーラのロゴが残っているシーガラスだった。しかもいい感じに「顔」のよう。

大事に持って帰ろうね。

それから、彼はお昼寝の態勢に入り、私は本来の目的の海の中へと入った。波がたっている海へ入ることは滅多にないので少し怖かったが、上半身だけ2ミリのウエット着用でも冷たく感じないほど水温は高かった。岩場が続き、潮だまりの場所にしか魚が集中しいなかったのと、波が強かったことに加え、初めての場所に少しビビってしまった私はすぐに引き返す。だが、ここでやめたら次はないかも?と思い直して、違う方向から沖へと進んでみることにした。すると、うまいこと穏やかに進むことができた。その先に待っていたのは珊瑚のお花畑。大きな大きなテーブルサンゴをはじめ、数々の珊瑚の団体さんがそこら中にひしめいているではないか。その殆どはすでに彩を失っていたが、カラフルな珊瑚を実際に見たことがある私は、コンピューターグラフィックスを使わずとも想像力というアナログのパワーでそれらに彩をつけることができる。

この場所を「秘密の花園」と呼ぶことにした。

暫く秘密の花園をウロウロ泳いでいると、見たことのない魚にも出会うことができた。そして、さらに大きな魚が・・・・・・。ま、まさかね。サメじゃないよね。一瞬そう思ったが、よく見るとウミガメだった。彼の方もきっと私をサメだと勘違いしたらしく、近づくとピュー――――っと物凄いスピードで逃げていく。

もう大満足で海から上がりこの感動を夫に伝えると、彼は彼でいいものを見ていたようだ。「押し寄せる波が岩場にぶつかって高く波しぶきをあげる瞬間に毎回虹が出るんだ」え?そんなことがあるの?と、指さす方を見ていると本当に薄く七色が現れるではないか。カメラを構えて暫く粘ったが七色は捉えられず、波しぶきだけゲット。

今回のわくわくツアーも花丸付きの100点満点だった。

ツイてるね、ノッてるね。

生活の知恵

1月は雨の日が多いです。今日も雨。

昨日はお天気が良く、1階テラスのペンキ塗りを頑張っていました。気が遠くなりそうな規模なので、少しづつ少しづつ・・・気長に頑張ります。シーズンオフの仕事の中で一番大変な作業ですから。2階テラスへ昇って少し景色を眺めて息抜きです。

ここにいるとトロピカルな「夏」です。

さて、伊良部大橋のウオーキングが27日に開催されるため、今年こそ参加するぞ!!と意気込んで申し込みをしようと観光協会へ出向きました。ところが、真昼間なのに鍵がかかっています。お隣の事務所の方が出て来てくれて事情を説明すると・・・・「電気が消えているから誰もいないね」だそう。

宮古の観光ブームの勢いと観光協会のやる気が反比例しているのが面白いです。

やる気と言えば、私の「冬にやりたいことリスト」もまだまだ消化しきれていません。それどころか、冬になって益々リストが増加してしまい、何を血迷ったのか、最近は料理にハマっています。といっても料理をするのは4年ぶり。g数、ml数に細かい夫の料理とは違い、大雑把な目分量のレシピの私の料理は常に作っていないと感覚を忘れてしまいます。まずは得意だった煮物から・・・。なるべく普段夫が仕事で作らない料理を作るようにしています。お互いを尊重できるように。(彼に馬鹿にされないようにと言った方がいいかな?)

そして、私の中での家庭料理の定番と言えば餃子。これは夫も仕事のメニューで作っていましたが、家庭の餃子って全然違うんですよね。懐かしい母親の味です。あまりにも包み方がヘタクソなので、横から夫が手を出してきますがNONNON!!やらせませんよ~~~!!これは私の餃子ですからね!!

というわけで、夫が作ってくれたラーメンとのコラボレーション。お昼に「ミニラーメンと餃子ライスのセット」を美味しく頂きました。

いつもの小鳥ちゃんがやってきますが、これではあげるものがないですよ~~。ごめんね~~!!

本を読む時間と同様、料理を作る時間も、1日24時間に2時間プラス出来たらいいのになあ~~。欲張りな私は、1日が24時間では絶対に絶対に足りません!!(お酒を飲む時間を4時間減らせばいいという意見は却下です)

さてそれでは、ポークランチョンミートの「海と空を眺めるダイニング HELL’S KITCHEN(ヘルズキッチン)」のお食事のご案内です。

料理担当は夫です。宿泊者限定・完全予約制・完全お任せメニューです。連泊の方は毎日メニューが変わります。宿泊予約時にお申し込みください。

朝食の一例です。


雨が降らなければこんな海を眺められるのですが・・・

夕食の一例です。

夕日もとんと顔を出す日が少なくなりました。ポークランチョンミートの本領発揮ができません。早く雨季が終わらないかな。(1、2月を勝手に雨季と呼んでいます)

静佳日記 ***********

朝、目が覚めて雨音を聞くとがっかり。今日もウオーキングはできないのか・・と。たまに耳を澄ませてもピチャピチャが聞こえない日は勢いよく飛び起きてすぐに身支度を済ませる。朝のわくわくツアーの始まり始まり~~。

その日は集落を通って海が見える高台まで足を延ばした。

途中で宮古牛に出会う。早起きだな。というか、牛はいつ、どうやって寝るのだろう。素朴な疑問がわいてきた。何故・何・どうして?は私の十八番。

早起きさんは漁師さんも一緒だった。

ゆっくりと海沿いを歩いて集落へ戻ると、空き地に立った大木がいい目印になっていた。

古い看板がいい味を出している。

何に使うのか樹と樹の間に自転車のチューブのようなものがかけられている。何かを干すもの?それとも「通せんぼ」にしては意味をなさない。


こちらは、ブロック塀に立てられた様々な棒。棒の仕舞い場所なのか、それとも棒がフェンス代わりなのか・・・。何故・何・どうしてのオンパレードだった。

海の「浮き」がそこここで上手に再利用されている。

塀にも可愛い小物入れ。

不要になったランドセルは玄関先の「郵便受け」に再利用。この発想にはホント、恐れ入った。

使えなくなった車も是非蘇らせてほしい。

都会のように物で溢れかえっていない島の特権は、みんながアイデアマンだということ。物を大事にするというよりは、あるもので何とかしてしまおう!!という発想が自然と豊かになっている。これはある意味現代人に欠けつつある基本的な「知恵」の能力であり、本来はとても大切なことなのではないだろうかと日々考えさせられる。

その独創性たるもの驚きの連続で、ブロック塀の上のフェンス代わりに再利用されているスーパー「サンエー」の看板を見た時がその最高潮に達した瞬間だった。