Monthly Archives: 4月 2019

リラックス。

地元の高校の同級生の女子二人旅。今は離れた土地でそれぞれお仕事を頑張っていらっしゃるそうです。彼女達もまた、私の大好きな場所へとやって来てくれました。サンセットタイムに。私は夕食の準備で少し先においとましました。

テラスのカウンターから見ると、先ほどの彼女たちの姿がとても素敵なシルエット。すぐにカメラを持ち出しました。一番右の二人が彼女達。

ズームしてみましょう。

おおいに満喫中ですね。この感覚はここへ来た人にしかわからないと思います。

少しボケてしまいましたが、好きな写真達です。体全体でリラックスしている様子がわかります。

この時、私がいつも思っていることを彼女達もカメラを構えながら言っていました。「この感じは写真じゃ全然違う~~!!やっぱり自分の目で見るのが一番!!」

お仕事をたくさん頑張って、また癒されに来てくださいね。いつでもお待ちしています。

それでは、ポークランチョンミートの「海と空を眺めるダイニング HELL’S KITCHEN(ヘルズキッチン)」のお食事のご案内です。

朝食の一例です。

夕食の一例です。

ステーキは滅多に登場しません。レアメニューです。あ・し・か・ら・ず💓

宿泊者限定・完全予約制・完全お任せメニューです。連泊の方は毎日メニューが変わります。宿泊予約時にお申し込みください。

朝食の試作品です。

ゴールデンウイークの忙しい時期に入る前、少しお休みがあったので、誰もいない宿のリビングにて、夫と映画鑑賞会をしました。みんながいいと言っていた「ボヘミアンラプソディ」。

優しい北海道人から頂いたホタテといくらで贅沢三昧!!幸せな夜でした💓

静佳日記 **********

今、宿の前の桟橋はジョントラボルタ並みにフィーバーしている。

テラスで朝食を食べている時、なんとなく釣りをしている近所のお父さんを見ていた。すると、何かを釣りあげたようだった。夫と二人で顔を見合わせ「あ、うん」で合意した。

「イカだね」

見てこようと席を立つ私に夫が声をかける。

「イカだったら貰って来いよ」

勿論、冗談だ。

桟橋から覗くと、大きなイカ。「すごいですね~」と声をかけると、「見ていたか??」とお父さん。「そうそう。貰って来いよと言われて来ました。」

勿論、冗談だ。

すると人の釣ったイカにちょっかいを出す、たまたま来た男。ちゃんと〆ないとだめだよ~~と言いながらポケットから取り出した折り畳みナイフでキュッ。そのサバイバルな七つ道具・・・・いつも持っているわけ~~??釣り主は「俺の食べるイカを勝手に切り刻むなよ~~」と、まるで子供のやり取りのようだ。みんな浮かれている。

ところが、後日、冗談が冗談で終わらなかった。その後もイカを釣りあげたお父さんが大きなイカを持って来てくれたのだ。30センチ以上はあるだろうか。

その日の夜は東京にいる娘の一人が送って来てくれた特別な日本酒を開けた。彼女から初めてもらった日本酒だったので、特別なことがあった時に呑もうと決めていた。いつでも冷やされてスタンバっていたものだ。

うんま~~~~~~~い!!美味しいイカと美味しいお酒に酔いしれた夜。

翌日のお昼は豪華な海鮮丼。ちょうど魚売りのおじさんから朝、マグロも一匹貰った。

どこから情報が洩れるのか、桟橋には毎日このご馳走を狙った男たちがやって来てフィーバーしている。夫もその中の一人。おっと。勢い余ってお祭りだ。

イカ馬鹿三兄弟は何を相談しているのか。

翌日は、仕事へ行く途中の男二人がそれぞれイカを釣りあげた。宮古ではイカ釣りは仕事よりも優先される。

空手の選手のように片手を高く振り上げた彼はイカの首(?)めがけてチョップをくらわした。みるみるイカの胴体がクルルルルルンと色々な白に変わり、透明に光った。まるでテクマクマヤコンだ。〆る道具がなければ手が道具になる。

彼らがギャング針で引っかけて釣ったのを見て、エギとギャング針の二刀流の竿を毎日準備している夫。

けれども一番近くに住んでいる夫は、相変わらず「ここで一度もイカを釣りあげたことがないのはあんただけ」の称号をいまだに守りぬいている。

おかえりなさい。

暫くの間、ゆっくりする時間というものを忘れていました。その時間を大切にしたくてこの土地に住むことにしたハズなのに・・・。どうしても宿にいるとなんやかんやと宿のことを優先してしまいます。やろうと思えばきりがない仕事ですから。そこで自分のポリシーである「時間は自分で作るもの」を思い出します。お客様の夕食のセッティングを終えてから、後は夫に任せて、ほんの数分でも目の前の桟橋へ出ることを再び心がけるようになりました。曇りの日も晴れの日も・・・・・。椅子とカメラと本さえあれば最高に至福の時間が待っています。

欲求のままに見つけたら買い付ける数々の本。まだ読んでいない「お気に入り」達が常に出番を待っています。その時の気分でその中の一つを選び、桟橋の上に陣取ると、五感で海と空を感じながらの読書タイム。一枚一枚ページをめくるのが楽しみな本。写真を食い入るように見つめ、文章を噛みしめて読む本が好きです。時には文章だけのものも読みます。想像力を掻き立ててくれるから・・・。海へ飛び込む子供たちの歓声と水しぶきのBGMが楽しい気分にさせてくれる日もあります。ここは、この島の中で一番好きな場所かもしれません。

大切な場所。大切な時間。

その日は、大空を大きく突き抜ける飛行機が長い長~~~~~いしっぽを作ってくれました。

わあ~~~~どこまで続くかなあ~~~と、ずっと見ていると、「静佳さん♪」と可愛い顔した女の子。ポークランチョンミートの常連さんです。「静佳はここに居るよって、彦にゃんに聞いたから・・」と隣りに座り込みます。

二人で空を眺めていると、車を停めた人が近寄ってきます。この方もまた沢山沢山ポークランチョンミートに来てくれています。頂いたビールで乾杯!!

並んで座ってみんなで贅沢時間を満喫。

大きな魚が飛び跳ねました。

夕食の準備をしている夫が宿から撮影してくれていたようです。そうとは知らずに偶然振り返る私達。何を見たのでしょうかね~~~(人ごと?)

他愛のない話をしていると、どんどん空が美しく変化していきます。ここに来る人はみんな優しい顔になります。美しい夕日が人の心を優しく包んでくれるからでしょうか。そこもここが好きな理由の一つです。

いつも宮古島に来てくださる方同士仲良くなり、そして、前々からのリクエストで一緒に外へも呑みに行くことが出来ました。レディの鼻に指を突っ込む夫。

島おでんも食べに行きました。

色々な出会いにも恵まれました。

彼らの一番初めの日をよく覚えています。「必ずまた帰ってきます」と言った言葉は男に二言はなく、今までずっと続いています。そして、回を重ねるごとに私達との距離が近くなっていくことを感じることが出来て、とても嬉しいです。

また、お待ちしていますね~~~。

お母さんの漬けて下さった「いくら」美味しかったです。北海道に行かずとも「北海道」を味わえて幸せです。

それでは、ポークランチョンミートの「海と空を眺めるダイニング HELL’S KITCHEN(ヘルズキッチン)」のお食事のご案内です。

朝食の一例です。

夕食の一例です。

宿泊者限定・完全予約制・完全お任せメニューです。連泊の方は毎日メニューが変わります。宿泊予約時にお申し込みください。

静佳日記 *********

朝のウオーキング。白みゆく空の移り変わりを一日の始まりに見られることはとても幸せなことだと感じる。考えてみれば、この島へ来てから朝から晩まで私はこの空の「色々」を日々追っかけている。それぞれの時間帯の空の「色々」を眺められているのも、海の前に住まいを構えたお陰だ。海の前であることの少々のデメリットは気にしてはいけない。宮古島であっても、やはり街中で見る空は全然違うと、買い物に出かけた時に実感する。それでも、朝焼けの空はやはり高台から眺めた方がよりベター。我が家は西側にあるので。

日が昇る前から働くお弁当屋さんの湯けむりが、なんだか懐かしいような気がするのは、きっと小学生の時の給食の匂いと似ているからなのだろう。何度か通ってからそれに気が付いた。五感というものは本当に繊細で、匂いだけでその時間や場所の記憶が蘇ったりするものだ。

そして、日が昇る時の神々しい光はいつ見ても力がみなぎってくる。

空ばかり見ているわけでもなく、上下左右余すところなくキョロキョロとする私はかなりの欲張り。なので、落とし物も良く見つける。まるで落とし物探知機のセンサーが備わっているかのようだ。

まあまあ、こんなのはいつもの光景だけれど、

たまには半分だけのパンが落ちていたり、

えいっ!もう暑いから脱いじゃえ~~があったり、

はたまた、脱いで綺麗に道路の真ん中に飾ってあったり、

メアリーポピンズが傘を置いていったり・・・。

自転車は乗り捨て。

もはや乗り捨ての度を越している自転車もある。

これから呑むぞ~~~~~!!エイエイオー!!と、勢いはいいが、空き瓶はちゃんと捨てましょうね~~。

ごみのポイ捨ては結構見かける。これはもう、一人ひとりが意識をしないと変わらないことだ。ごみ捨て禁止の看板の横に捨てちゃうくらいだから・・・・ね。

偶然の出会い。

沖縄好きのお客様。初めての宮古島でお泊り頂きました。

ひょんなことから、私達が東京で以前営んでいた居酒屋の話になりました。

すると・・・・どんどん共通点が見つかり、地元話で盛り上がります。懐かしい地名やお店の数々・・・・。「なんだか宮古にいる感じがしない~~~」と奥さん。ごめんなさい。宮古の話もしましょうね~~。

ポークランチョンミートは短い滞在でしたが、史上最短で戻っていらっしゃいました。(笑)

また、是非、宮古へ遊びに来てください。そして次回はシュノーケリングの楽しさも味わって頂きたいです。宮古の海の虜になること間違いなし!!です。

さて、数日前から宿の前の桟橋へやって来ていたヨット。トライアスロンの終了と共にいつの間にかいなくなっていました。もしかして、トライアスロンに出場するためにヨットでやって来ていた????と夫と話していました。だとしたらとってもかっこいいですね。なので、勝手にそういううことにしておきます。

突然ですが、かわいい水筒を見つけてしまいました。

なんと、暖かい飲み物と冷たい飲み物が別々に入るようになっています。

これから飾るところです。

それでは、ポークランチョンミートの「海と空を眺めるダイニング HELL’S KITCHEN(ヘルズキッチン)」のお食事のご案内です。

朝食の一例です。

夕食の一例です。

宿泊者限定・完全予約制・完全お任せメニューです。連泊の方は毎日メニューが変わります。宿泊予約時にお申し込みください。

ディナータイムと夕日とのコラボがちょうどよい季節になってきました。ポークランチョンミートの「絶好調」な時期の到来です。

静佳日記 **********

空を眺めてのドライブ。島でのドライブは毎回違う雲を追いかけて走るのが楽しい。

ひたすら平らな島を駆け巡る。

駆け巡る。

駆け巡る。

たまには海へと続く坂道を下っていく。

目的地にたどり着くことよりもその過程を楽しむことのほうがどちらかというと好き。なにごとも端折ってはいけない。答えが出るまでの長い道のりが結果をより一層良いものにしてくれる。

今年の冬に見つけたビーチは、ミニミニミニミニシーガラスの宝庫。時折ふと出掛けてみたくなるお気に入りの場所だ。

途中で購入したおにぎりでランチをすることにした。イカゲソ揚げをついつい買ってしまうのは、のん兵衛の悲しい性(さが)。

その日は、少しあちこちと廻ってみよう。そんな気分の日だった。次に向かったビーチは今では整備され、宮古へ旅に来る人は必ずと言っていいほど訪れる有名な場所。夫が子供の頃はまだ自然そのものの場所で、防風林のすき間からビーチへ降りていたらしい。せっかくなので、彼の子供の頃に戻って同じ場所からくぐってみることにした。得意気に誘導する彼の後をついて・・・。

木漏れ日がきっと彼を少年時代へタイムスリップさせてくれたに違いない。

そこは人の足跡がついていない、まさに自然体のビーチだった。しばしビーチコーミングを楽しむ。

次に向かったのは天然の植物園を抜ける路。ここへ来るといつも独特な、しかもバカでかい南国の植物たちに驚かされてしまう。まるで自分が不思議の国のアリスになった気分。私、ちっちゃくなっちゃった??

おとぎ話の世界を抜けると、浅瀬の海。カイトサーフィンを楽しむ人たちが集っていた。

勢いに乗った私達はさらにその先へと車を走らせ、久し振りに会うお馬さんに挨拶をし、(彼は5メートルくらいの高さを誇る)

鮮やかな花を観賞した。

少しいつもの道をそれると新しい出会いがある。その日はため池なようなものが現れた。畑の為の貯水胡かしら?

次に冒険したのは太鼓橋。橋があって登らないわけにはいかない。自然の衝動に素直に従った。

眼下には楽しそうな遊び場があった。

太鼓橋の下りに差し掛かると、大きな大きな倉庫が見えてきた。ちょっと日本じゃないみたい。

宮古でも電気自動車の推進が進む。充電所は青空に生える素敵なデザイン。私はこの絵がとても気に入ってしまった。

さあ、もう十分遊んだ。我が家の方へと向かって飛ぶ飛行機と競争しながら帰るとしよう・・・・。

トライアスロン。

トライアスロン宮古島大会が今年も無事に終了しました。

今年もポークランチョンミートから数名の選手が出場。毎年、宿の後ろの道路は給水所が設置されるため、応援も盛り上がります。

選手たちが宿を出発する時には雨・・・・15分遅れてのスタートだったようです。

バイクコースになっている宿の後ろの道路で、一生懸命通り過ぎる選手たちを目で追っていましたが、今年も選手の方から声をかけてもらわなければ誰が誰だか識別できませんでした。来年は目印を身に着けてもらいたいものです。

「頑張れ~~」「ファイト!」応援する人々の声援と、「水~~」「アクエリ~~」などと水分補給を要求する選手の叫び声。そして「ありがとうございます!!」の元気な挨拶・・・毎年、この大会にはドラマがあり、そして、給水所のボランティアの中学生の子供らしい張り切りを見ていて、微笑ましく思います。

新聞に選手のゼッケンナンバーと氏名が発表されるため、やってくる選手のナンバーを次々に伝えていき、その間に新聞で名前を調べます。そして、選手が目の前に来た時に名前を呼んで声援を送る・・・・といった素晴らしい連係プレーの応援もあったようです。宮古ならではのあたたかさではないでしょうか。

そんななか、私の顔を見て「こんにちは!!」と声をかけて行った選手がいました。「え??選手が走っているのに、コンニチハ??」でもサングラスにヘルメットでやはり誰なのかがわかりません。知り合いかなと思いましたが、ナンバーからすると地元の人ではないようです。そこでとっさに彼のナンバーを手に書き留めておきました。

後で家に帰ってナンバーから名前を割り出してみると、聞き覚えのある氏名。きっと過去にポークランチョンミートにお泊り頂いたお客様に違いありません。

過去の写真をめくって探しに探しました。確かユニフォーム姿の写真があったハズ。すると・・・・・ああああ!!あの人だ!!!!!すぐに思い出しました。3年前のトライアスロン。ムキムキの体でにっこりメダルをかざす彼の写真を見つけ、一気に記憶が蘇ります。確か、彼女(奥さん?)とお二人でいらした方でした。私のことを覚えていて下さって嬉しいです。そして、すぐにわからなくてごめんなさい。

夜は、選手の方達と祝杯を交わし、皆さんと私達の長かった一日も終了です。

選手の方達が味わう達成感には足元にも及びませんが、私達は私たちなりにサポートをする達成感を味わうことが出来ました。本当に素晴らしい大会だと思います。

やっぱり宮古島は最高です!!

それでは、ポークランチョンミートの「海と空を眺めるダイニング HELL’S KITCHEN(ヘルズキッチン)」のお食事のご案内です。

朝食の一例です。

夕食の一例です。

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静佳日記 **********

お月様に挨拶をして、朝のウオーキングへ。

日が昇り始める朝の空をどこでもかしこでも眺められるのは、宮古島が平らな島だから。

内地のような建売住宅が並ぶところを通り過ぎて昔ながらの集落へと向かった。そういえば、島で建売住宅はあまり見ない。

古いまんまの赤瓦の家も味があっていいが、

古い家を白く塗り直すだけでも可愛く仕上がる。ドアまでまっ白く塗っちゃう発想は私にはなかったが、それはそれでいいものだ。

そうかと思えば、扉が主役になる場合もある。屋根まで伸びた扉がかっこいい!!存在感大。

クルーザーや、農作業用の車が庭に無造作に置いてある。島では、クソの役にも立たないかっこいい高級車よりもこれらの方が価値がある。

いらなくなった古い船は草むらへ突っ込め~~~~~~!!

ダックスフンドと何をかけ合わせたらこうなるの??

ブランコや、キノコのテーブルとイスが並ぶ公園は、おとぎ話の世界のようで可愛くもあり、でも、一歩間違えれば少し怖い。子供には何かが見えてしまうかもしれないな。くわばらくわばら。

「今年レッドシーサー 昨年ブラックシーサー」・・・・・なんのこっちゃ?

野菜の直売所。よく見るとそばやタコライスも食べれるようだ。最近食堂も始めたのかしら??

そうかと思えば、ずっとお家だとばかり思っていたところは実は「ペンション」だったり・・・。

高い所に設置された薄い壁は何のため??階段が付いているから何かがあるのだろう。恐らくは給水タンクだろうと思われる。が、薄すぎ~~~~!!

海を見下ろす坂道を2回降りていくと我が家へ。

着いたころには静佳ビーチの海の彩がブルーに変わっていた。

朝食はテラスにて。

目を疑う色彩。

先日、2階客室掃除の時間。一通りの仕事を終え、次は2階テラスの掃除です。そこで私は目を疑うような光景に出くわしました。

いつものブルーな目の前の海が・・・・ある場所だけ今まで見たことのないような「水色」に光っていました。これには思わず「おおおおおおおおおおお~~~~~~~~~~!!!!」です。慌ててカメラを取りに降りていきました。

一瞬の出来事のようでした。戻った時にはもうその彩はなく・・・。

その代わり、真上を飛ぶ飛行機をカメラでキャッチすることが出来ました。

ち、ち、近い~~~~~!!

すると、再びあの「水色」が!!!

ああああ。なんて幸せな彩なんでしょう。

右を見ると、すぐそこに豪華客船が停泊しています。

その船と陸地をつなぐテンダーボート。

しばらくすると、宿泊中のお客様が目の前の桟橋に現れました。塀の上に登り、まさに奇跡の「水色」を今、発見したようです。出掛けるはずだった彼女は暫くその美しい彩に吸い込まれてしまいました。彼女自身も沢山写真を撮っていた様子でしたが、私のカメラからはベストアングル・・・。まるで海の上に立っているようでした。

彼女は初めての一人旅。全くと言っていいほど何も調べてこなかった彼女は、それでも体験ダイビングを申し込み、ビーチで知り合った島人に色々な所へ連れて行ってもらい、大神島へも足を延ばしてかなりエキゾチックな島旅を楽しんだようです。天気予報が怪しい時にもかかわらず、「私、晴れ女なんです」な彼女を空は裏切りませんでした。帰る時に彼女が言った「また、きっと来ます」という言葉は、心の底から出たものだと感じました。

チェックアウト後に行く予定だった17エンドと三角点へ無事に行けたと、地元に帰ってからお知らせが届きました。素敵な写真と共に。

いつかまたきっと・・・・

それでは、ポークランチョンミートの「海と空を眺めるダイニング HELL’S KITCHEN(ヘルズキッチン)」のお食事のご案内です。

朝食の一例です。

夕食の一例です。

宿泊者限定・完全予約制・完全お任せメニューです。連泊の方は毎日メニューが変わります。宿泊予約時にお申し込みください。

静佳日記 *********

わくわくツアー 最終章

集落の中の小路は迷路のようでもあり、そして、遊園地のお化け屋敷のような「何が出てくるの?」なドキドキをもたらし、どちらにせよ首を左右忙しく振り回しながら目を輝かせて進んだ。

お年寄りが多いせいなのか、あちらこちらに椅子が設けられている。

若者というよりは、どちらかというとお年寄りに近い夫はそれをフルに活用。

ちょっとした公園にもベンチが並ぶ。なんでも色を塗りたがるのはこの土地の人の特徴ともいえる。

それは船であっても同じこと。

家も勿論塗られまくりでカラフル。

更に絵までも・・

文字だって・・・

小さな「まっちゃや」(商店)は日曜日のせいか子供達の人気者だった。

ここも昔はまっちゃやだったのだろうか。小さく控えめに書かれた「たばこ」の文字。

様々な世界へと誘って(いざなって)くれる小路は、幾度通ったとしても毎回新鮮な「わくわく」を与えてくれる。

どこもかしこも咲き乱れるお花が美しいのは、この土地の人達が植物を愛することの証なのだろう。

階段なのか、崩れた瓶なのかよくわからない登坂を登ってみると、

かわいいお化けたちがカタカタと首を振ってダンスパーティーの真っ最中。

・・・・・随分前から私はこの土地が気に入っている。