私のお気に入り
こんにちは。宮古島の「海が好きな宿 ポークランチョンミート(PLM)」です。
主に写真を撮りにいらしたお客様。昼も夜もカメラを持ってGO!!マリンスポーツも楽しみたいと、宿のSUPとシュノーケルを借りてのパイナガマビーチ。夕食までのたった1時間でしたが、かなり楽しめたようです。良かったですね。
時を同じくして、他のお客様は桟橋で海と空を眺めます。
ゆっくりしにいらしたこの方は、昼間は一つのビーチで携帯も時計も全部外して本を読んでおられました。いい時間を過ごされましたね。
遅くにチェックインしたカップルのお客様。1泊だけの宮古島です。その後は沖縄本島へ出発。駆け足でどれだけ宮古の海を見れたのでしょうか・・・。ウルトラ短い滞在なのにわざわざお土産をありがとうございました!!
ポークランチョンミートの「海を眺めるカフェ HELL’S KITCHEN(へルズキッチン)」の朝食の一例です。宿泊者限定・完全予約制・完全お任せメニューです。連泊の方は毎日メニューが変わります。宿泊予約時にお申し込みください。
静佳日記 *******
お目当てのランチのお店が2日続けてお休みだった。もしかして、辞めちゃったのかな?いやいや、内地の考えで物事を計ってはいけません。臨時休業なんて札は滅多に出さない。不定休のお店も当たり前。きっと用事で休んでいるのだろう・・。もしかしたら夏の忙しさで疲れちゃったのかもしれない。
ともかく、ランチを食べるために出掛けた以上は、他のお店を2日続けて探さなければならなかった。そして、私達は2日続けて「ランチ難民」となった。
どこに行っても「お休み」。「お休み」とは書いていないが、閉まっていた。
ぐるぐるぐるぐるぐると街を走り回り、結局24時間営業の喫茶店に入ることにした。タコスが美味しいよ!と聞いていたお店。
お店にあがる外階段がいい雰囲気を醸し出す。
店内もベタな喫茶店。高校生の時に通った喫茶店を想い出す。
夫はその日の日替わりを、欲張りな私はタコスとタコライスとポテトがついたセットを注文。
翌日の「ランチ難民」は最近よく行くお店に向かうが、タッチの差で満席。地元の人に人気のお店なので仕方がない。「いっぱいです」とお店の人は言い、「待ちたかったら待ってもいいですよ~」と付け加えた。この感じが私にはたまらなく面白い。「どうぞお待ちください」ではないのだ。
時間もないので、次を探す。気になっていた喫茶店。外に何故かこんなソファーが置いてある。
やっぱりお休みだった。その後もことごとく「お休み」に合い(みんな疲れているのかなあ?)結局家の近くの食堂まで戻った。
夫はここでは必ず宮古そばを食べる。私は久し振りの「カレーライス」。昔ながらの黄色いカレーは、なんてことはないように見えるが何故か美味しい。
その日の夕方は、久し振りに空が綺麗だった。「ちょっとだけいい?」と夫に断り、目の前の桟橋へボンボンベッドを持って行き、寝そべった。
なんて気持ちのいい風なんだ。
怪獣の形をした雲が青いビームを吐き出していた。
この時間帯のこの場所は私の中でとっておきの場所。
たった30分で長編映画を観た以上の満足感が得られる。刻々と移り変わる空は毎回違う物語を語りかけ、心と体を癒してくれる。
ふと気が付くと既に暗くなった空には星が瞬き始めていた。この辺りで「お楽しみタイム」はジ・エンド。
歳をとり、たくさんの時間が私に与えられる時が来たら、きっと私はこの場所に何時間でも寝そべっていることだろう。その時まで何百回ここに来ても飽きることはないだろうという絶対の自信が私にはある。