夏の風物詩。
いいお天気が続いております。
夏になり、カップルやご夫婦のお客様が増えました。
その中で、初めての宮古島で海を満喫されたお客様。島中を駆け巡り、ウミガメやお魚達と戯れました。最初に行った八重干瀬がえらくお気に召され、2日後に再度ツアーに参加。1回の来島で八重干瀬の「シュノーケルツアー」に2回行った方を初めて見ました。
お客様同士の交流も深め、「先輩」もできました。
学生の頃に西表島の民宿でヘルパーの仕事をしたことがある彼は、何故か私のことを「女将さん」と呼びます。東京で居酒屋をやっていた時にも一人だけそう呼んだお客様がいらっしゃいましたが、着物は着ないし、色っぽくもないのでその呼び方は当てはまりません。私に注意された彼。最後の方は「静佳さん」と呼び方を変えていました。
いつの日か、ポークランチョンミートのCMを制作してくれることを楽しみに待っております。
ポークランチョンミートの「海が見えるレストラン HELL’S KITCHEN(ヘルズキッチン)」では、宿泊の方限定で朝食と夕食をお出ししております。
海を眺めながらテラスのカウンターでお召し上がりいただけるのはポークランチョンミートにお泊りの方の特権です。是非、優越感に浸っちゃってください!!
朝食の一例。
夕食の一例。和・洋・中・韓・島料理…バラエティーに富んだお料理をその日のテーマで・・・。
静佳日記 *********
夏の間、宿の前の桟橋は子供達の遊園地と化す。
夕日が落ちる少し前。どこからともなく集まる子供達。
まずは円陣を組んで気合を入れる。
スタートダッシュ!!
普通のカメラでは撮れないほどの速さで飛び込み!!!
みるみるうちに沢山の海坊主が海に浮かぶ。
押されて落ちたら、それはそれでヒーローだ。
バカでかい歓声が上がる。
次第に辺りが朱色に染まり始める、この高らかな笑い声に包まれた時間が私は好きだ。見ているとこちらまで楽しい気分になってくる。
いつか変装して(坊主になって?)この輪の中に入りたいという願望は常に持っている。
遊園地は、夕日がイラブティー二島へと落ちていく頃に閉園。
その後は月明かりの下での大人のBARタイムの始まり始まり。
テラスでお酒を飲みながら、星空の撮影を練習した。
まだまだ使い方がちんぷんかんぷんのカメラだが、焦ることはない。ちょっとづつ覚えていくこの『過程』を楽しもう。
酔いが回ってくる頃に、何気なく月がいた方角に目がいった。すると、なんと沈みかけているではないか。さっきまでの白い月は、夕日のように黄金色に輝き、海に同色の絨毯を延ばしている。
まるで海に一本のろうそくが浮かんでいるようだった。
初めて見る光景。なんて美しいのだろう。この時ばかりはカメラの技術を覚えていないことを後悔した。まあ、ここに住んでいる限りいつかはまた出会えるだろう。
道路では手のひらよりも大きなカニが同じ月を見学していた。カメラを向けると、ピタッと止まってポーズをとっているかのよう。
やっぱりそこは「ピース」でしょう!?