こんにちはっ!!とぉぅきょう!!

昨年、パイナガマビーチの真ん前にオープンした「宮古そば」のお店。

小さな小窓からはお弁当も買うことができます。出来立ての炭火焼き豚丼等々。注文してから焼いてくれます。店主は夫の同級生。なので、先日お昼を食べにお邪魔してきました。自家製の麺がツルツルした触感で私好みでした。

自慢の卵の「卵かけごはん」も美味しかったです。

パイナガマビーチで遊んだ時には是非行ってみてくださいね。

それでは、ポークランチョンミートの「海と空を眺めるダイニング HELL’S KITCHEN(ヘルズキッチン)」のお食事のご案内です。

朝食の一例です。

朝焼けの空を眺めてからどうぞお召し上がりください。

試作品のサンドを作りました。使用するパンによって全く味が変わるので面白いです。

夕食の一例です。

料理担当は夫です。20年以上前に私の実家の近くで食べたという、中華屋さんのから揚げを思い出し、再現するべく作ってみたようです。当時、山椒塩が合うその唐揚げに衝撃を受けたそうです。

丁寧に丁寧に下処理をしてから衣をつけて揚げます。私はその時の記憶が全くないので比べようがありませんが、美味しかったです。

静佳日記 ********

美容師を目指し、長い間下積みをしてきた娘がついにスタイリストデビューできることになり、最後の最後のノルマの達成に加勢するべく東京へと向かった。

羽田への直行便は最終のフライト。飛行機が飛び立つ時にはすでに滑走路は宝石箱のように輝いていた。多くの女性がそうであるように、私もこのキラキラを見るのが大好きだ。散りばめられた光を眺めて得をした気分になり、これから始まる短い旅に胸が躍る。私が飛行機を眺めるのが好きな理由は、このワクワク感を知っているから。空を飛ぶ飛行機を見る度に、乗っている人の「ワクワク」が伝わってくるようで楽しい気分になる。

いつも眺めるだけれども、今回は私の番だ。

ファーストクラスに乗れるほど大した仕事をしていない私は、窮屈なしんどい時間を幸せな時間に変えるべく、持っている中で一番軽量の本を持参していた。本は大好きだが、小説は普段あまり読まないのでいい機会になる。片手にすっぽり入るくらいの小さな世界に入り込んでいると、あっという間に着いてしまった。

機を降りるとすぐに携帯が鳴った。

東京行きを知っていた友人がサプライズで迎えに来ていると言う。何から何までずずずずずぃ~~~っと嬉しいことだらけの旅のスタートだった。

サービス精神旺盛な友人が、わざわざ東京タワーを見せながら車を走らせてくれた。50年もの間見てきたそれも、すっかり島人になってしまった私には懐かしいというよりは新鮮に思え、お上りさんの如くシャッターを切りまくる。

こんにちはっ!!とぉぅきょぅ~~!!!!!

そして、泊まる予定の娘の家の近くで夫と二人一杯ひっかけながら、これからの予定を話し合う。隣の席で一人食事をするアジア人の女性が、同じ国出身であろう店員の女性と片言の日本語で注文のやり取りをしている。変な光景だ。

翌日は、夫の買い物に付き合った。スニーカーが大好きな彼のお気に召すものが見つかる表参道へ。私はここではいつもあまり好きなものが見つけられないので、好きな建物を見て回ることにした。個性的な扉に惹きつけられた。

そしてここまで来てもやはり職人さんの仕事が気になる私。

高級な家々が建ち並び、どんな仕事をしたらこんなにお金持ちになれるのかと夫と口をあんぐりと開けたが、大豪邸を見てもそそられないのはあまりにも窮屈な土地に建っているからだろう。「目の前の景色がこれじゃぁねぇ~~」と、二人でお得意のポークランチョンミート自慢が始まる。

松田聖子のショップも偶然見つけ(私は大の聖子ファン)、それにも増して吸い寄せられた「旅と本と珈琲」のお店。私の為に作ってくれたのではないかと思う程ピッタリハマる。以前来た時には夫に遠慮して入らなかったが、今回は彼の買い物に付き合うという大義名分があったので、堂々と入った。

夢のような世界だった。もしも宝くじが当たったなら、きっとこの店を買い占めるだろう。

そして、その日の夜は東京の友人と、ポークランチョンミートのお客さんが営んでいる神奈川のスペイン料理店へと足を延ばした。

どでかい魚のブイヤベースに劇団イロハの如く驚きを表現する夫婦。

お腹いっぱい食べ、お喋りが止まらなくなるほどワインを頂き、気が付くと営業時間をはるかに超えていた。

わざわざ奥さんと息子さんも来てくれて、嬉しい再会を果たす。

大切な時間を噛みしめながら、翌日の予定の為就寝。

次回へと続く・・・・・・。