宮古の北海道
こんにちは。宮古島の宿 ポークランチョンミートです。
今朝も宮古島の空はご機嫌ななめです。
こんな風の強い寒い日は、温泉に行きたいな…そう思っていたら、男性3人のゲストさん、昨夜、夕食後に温泉に行ってきたそうです。
大大大露天風呂のある私達もお気に入りの温泉。夜にも一度行ってみたいものです。
今朝のポークランチョンミートの冬空レストラン「HELL’S KITCHEN」の朝食です。ポトフで体を温めて・・・。
義理の姉とみんなで内職。宿のテーブルの組み立て作業・・・。お天気のいい日は何をやっても楽しいね。
静佳日記 *********
少し前に、北海道フェアーをやっていたので、友人夫婦と遊びに行ってきた。
車で2~30分の田舎の方にある公民館で開催。狭い宮古の中でも、この辺りは「田舎」と呼ぶ。東京から見ると島全体が田舎だが、田舎の中にも田舎はあるらしい。
普段お目にかかりにくい、遠い北の果ての名産が手に入るということで、相当賑わっている。東京でもよく各地の物産展をやっていたが、何でも手に入る東京に住んでいると、大して興味が湧かないもの。
が、実際、行ってみると面白い。盛り付け方が尋常じゃなかった。お店の人が見ていない隙に崩してみたかった。
試食でお腹がいっぱいになり、お酒のつまみをいくつか購入し、食事をせずに帰った。
途中でパン屋さんに寄り道をする。以前から行きたかったけれど、土日しか営業していなくて、お店に入るのは初めて。
ご主人の手造りだという店内は、とても可愛くて、パンも美味しそう。平日はパン教室をやっているらしい。
コーヒーを煎れてくれたので、店内のテーブルで買ったパンを食べていくことにした。
その間、店の奥さんとお喋り。素朴で、とっても親切な彼女は色々と説明してくれた。どれくらい親切かというと、台風保険の解説までしてくれ、手造りの自宅まで見せてくれたくらい・・・。ちょっとしたツアーだった。
親戚のおばさんが近所に住んでいるので、名前を告げると、「あ~~。いつもお世話になっているんですよ~~」と言っていた。世話好きで、人が喜ぶことが大好きな彼女は、この辺りでは有名人らしい。
市内に帰り、新しくできたそば屋に入り、「牛汁そば」なるものを初めて食べて、日曜の「お出かけ」は終了~~~~!!
北海道の美味しいつまみを沢山買ったので、暫くは熱燗の夜が続いた。
でも、やっぱり夫は宮古の人なんだなあ。普段、呑む時には食べない彼も、宮古のおばあ「ひでちゃん」が作る「島の家庭料理」の時だけは箸が進む。
こうして日本酒を飲み続けたせいなのか、ある日から親指がしびれだし、慌てて病院へ行くと、なんと、首の骨が普通とは逆に曲がっているとのこと。借金で首が回らなさ過ぎてとうとう曲がってしまうなんて!!!!リハビリで、「首を吊りましょう~」と言われ、いやいや、そこまでは困っていないぞ・・・と心の中でつぶやいた。