こんにちは。宮古島の 海が目の前の宿 ポークランチョンミートです。
連日、お天気があまりよくないです。
綺麗な夕日を暫く拝んでおりません。
数日前に撮った写真です。普段は、宿からこんな景色が眺められます。
早く、お天気にならないかしら??
どんなに寒くても、宿の前の桟橋では、「チームおじぃ」のメンバーが1日中集まってきます。島のおじいはお喋り好きですね。そんなに話すことってあるの??
でも、宮古のおばあ「ひでちゃん」を見ているだけに、想像します。毎日毎日、同じ話をしているのでは?・・と。
今日の車中から見えた虹
静佳日記 ********
東京で居酒屋をやっていた頃。常連さんの中に、連続来店日数で記録を作ったお客さんがいた。
当時、20代前半だった彼は、少しの間アルバイトをしてくれたこともあり、何でも素直に話してくれる、いわば家族のように近い存在だった。
そんな彼が、お店に遊びに来る前にたまに電話をくれると、必ず夫は「ケンタッキーを買ってきて!!」と頼んでいた。夫はケンターッキーフライドチキンが大好き。でも何故か頼むのはその彼の時だけ。いわば「わざと」言っていたようだ。
そして、ついたあだ名が「ケンタッキー君」。
しかし、あれだけ頼み続けてもただの1回しか買ってきたことはなかった。
もう一つの彼の想い出と言えば、シャンパン。お店の営業時間が終わる頃から、よく一緒にシャンパンを空けたものだ。多い時は二人で4本も!!!勿論、彼のおごりで・・・。最後のほうは彼の顔がシャンパンに見えた。
またまた、ついたあだ名は「ミスターシャンパン」
そして、彼の誕生日やバレンタインデーには「こうじ味噌」を色々な人がプレゼントした。
彼の本名は「こうじ」だったから・・。
酔っ払って自転車に乗れない私を、自転車に乗せて帰るのも、また、彼の役割になっていた。(重いので、夫は嫌がった)
話だけ聞くと、いじめられてるように感じる人もいるかもしれない。でも、私達は本当に仲が良かった。その証拠に、彼は10年間通い続けてくれた。
よせばいいのに・・・。
そんな彼から、最近メールが届いた。
「2月にポークランチョンミートに遊びに行こうと思うんですけど、何か良いプランがあったら教えて下さい」
そこで、返信を送った。内容はこう。
プランとしては、
➀冬の宮古。お土産にケンタッキーを買ってこよう~プラン。
②南国スティ。あなたとシャンパン祭りプラン。
③お味噌汁が美味しい季節。こうじ味噌を自ら持って来よう~プラン。
等々がございますが、いかがなさいますか?
・・・・・と。
現在、彼の役割の「自転車に乗せて送る」という仕事はもうない。だって、今はどんなに酔っ払っても、ベッドまで数歩で辿り着けるから。
(ベッドまで運ぶ車いすを買ってくれるという友人もいるが・・・。)
間もなく、彼がやって来る。約1年ちょっとぶりの再会。今からワクワクしている。
どのプランを選ぶかは彼次第。だが、来るまでにもっとプランが増えていることをまだ、彼は知らない。