Monthly Archives: 6月 2018

数年に一度のラッキーデイ!!!

少し前の話になりますが、朝テラスに出てみると目の前にいつも見えているイラブティー二島が消えていました。向こうから徐々にスコールがやってくる時に島が消えることはよくありますが、その日はバッチリ晴天。雨のせいではなさそうです。

いつも見えている景色はこれ。崖の街並みがはっきりと見えます。

そしてその朝の景色がこれです。全く島が消えました。

でも、これくらいでは全然驚きません。

暫くしてあっと驚く現象が・・・・。

な、な、なんと!!島の上部と海の間に雲が浮いているではないですか!!

向かっている船も雲の中に隠れていきます。

こんな光景は初めて見ました。後で聞いた話によると何年かに一度の現象らしいです。すぐにイラブティー二島へ向かえばよかったと後悔しました。きっと島の高台から「雲海」が見降ろせたでしょうね。何年か後にまたこれを見つけたらその時は絶対にすぐに車を走らせて行こうと思います。

今朝の雲もダイナミックな雲でした。

でも、左側を眺めるとこんなに明るい。

ここからの景色は変幻自在。毎日楽しんでいます。

一日中目まぐるしく変わる空と海はまるで物語のように語りかけてきます。

そんな海と空の物語を眺めながらお召し上がりいただく、ポークランチョンミートの「HELL’S KICHEN(ヘルズキッチン)」のお食事のご紹介です。

朝食の一例です。

夕食の一例です。

宿泊者限定・完全予約制・完全お任せメニューです。宿泊予約時にお申し込みください。

新しいパンを見つけたのでサンドイッチの試作品を作りました。

我が家の食事もテラスで頂きます。

先日、晩御飯に広島焼を作りました。広島の方に教わったソフトイカ焼きを入れて・・。

そして、なにやら夫が作り始めます。

イタリアン風とん平焼きだそうです。

家族の大絶賛を受け、翌日、お客様のお食事用にアレンジ。メニュー入り決定です!!

テラスのベンチにタイルを貼りました。

静佳日記 *********

島には大してお店がない。

東京にいた頃の莫大な数の店舗数に比べると宇宙と小石のようだ。だからいつも行くお店は自然と決まってしまうが、それなりに楽しんでいる。

アルバイト募集の広告。募集要項に「社会とつながりを持ちたい方」????

春休みはとっくに終わっているけれど、募集は「春休みの間」。

時間がゆっくり流れるそのお店で可愛いジューサーミキサーを買った。

使えるかどうかはわからない。しかもガラスではなくプラスティック製という不衛生さ。でもそんなの関係ねぇ~。どうせディスプレイ用だから。洗練されたスタイリッシュな高級品よりも、味のあるちょっと不格好なものの方が好き。

そして、久し振りの商店へ向かった。そこもお気に入りのお店の一つ。そのお店で売られている骨付きチキンのから揚げが夫の大好物なのだが、その日は残念ながら並んでいなかった。何回かに一度しかお目にかかれない幻の品。見つけたら必ず買う。

入口にあった大きなカボチャ。

並んだ総菜は島独特なものばかり。

味付中味と書かれたものは豚の内臓。

三枚肉や、ゴーヤチャンプルー等の島料理の中に混ざっている「さんま」と書かれたものはサンマの天ぷら。何故か宮古ではサンマを天ぷらにする。

どう見ても私にはオムライスにしか見えないが、

内容表示を見てみると、ややおかしい。

ごはん、ハンバーグ、焼きそば、コロッケ・・・・・サバの塩焼き!!????

ボールペンで「エビ」と書き足してあるところがなんともお茶目。

そうかと思えば、なんて書くのか面倒になっちゃったものは「毎度有難うございます」で済まされる。

これこそ島の人にしかできないスゴ技と言うべきだろう。

 

グレイテストショーマン

グレイテストショーマンという映画を見ました。

19世紀半ばのアメリカに実際にいた人物の半生を綴った物語です。夫から「ミュージカル構成だよ」との前置きを聞いていたので正直あまり気乗りしませんでした。ミュージカル調の映画はあまり好みではないからです。インドの映画などは最後まで見たことがありません。

ところが!!ところがなんです!!最初のシーンから引き込まれていくではないですか!!淀川さんが生前語っていた「面白い映画は初めの5分で決まる」という言葉を信じている私は「これだ!!」と思いました。久し振りにいい映画に出会えました。映画の中で歌うのが嫌だったハズが、役者がセリフをしゃべっていると「早く歌にならないかしら!!!??」と思ってしまうほど魅力的な歌と踊り。映像と音楽がとにかく人を惹きつけます。

最初から最後までワクワクしっぱなしの、本当に心に残る作品でした。ディズニー映画の世界観ともちょっと似たところがあるかな?細かいところをもう一度見たくて、同じ日に2回も見てしまいました。すぐにでもまた見たいです。ストーリーの部分では、偉大な功績を残す人はものの捉え方、吸収力、発想の豊かさがやはり違うなというのが私の感想です。皆さんも良かったら是非見てくださいね。きっと感動することと思います。

さて、そんな映画を私に見せてくれた夫は最近、酔っぱらうとコンビニに出掛けるのが癖になっています。夜中の買い食いですね。酔っぱらっているのでお土産に変なものを持って帰ってきます。先日は「カニ」。

私が喜ばないので逃がしに行きました。

またある時は「静佳が好きなエクレアを買ってきたよ」と・・。まあ、パッケージは似ていますが、それは「つぶあん団子」!!!!

迷惑な酔っ払いです。

そんな彼がある日の夜中、珍しく「ちょっとビーチに行って飲もうよ」と言い出しました。そこで、飲んでいたワイングラスを片手に歩き飲みしながらビーチへ・・。ビーチがすぐ隣にあるって、嬉しいのは昼間だけじゃないんですね。

真っ暗な海を眺めながら、波音を聞いているとどこか遠くに来た気分になります。

階段の上がベンチ代わり。

空には星が散らばり、沖の方に見えた光は月ではなく船の灯りです。

海に光の筋を作っていました。

こんなロマンチックな状況で口喧嘩をするカップルは私達ぐらいでしょう。

迷惑な酔っ払いです。

それでは、ポークランチョンミートの「海と空を眺めるダイニング HELL’S KITCHEN(ヘルズキッチン)」のお食事のご案内です。

朝食の一例です。

夕食の一例です。

アジアン料理のワンプレートご飯。

宿泊者限定・完全予約制・完全お任せメニューです。宿泊予約時にお申し込みください。

静佳日記 *********

空が朱くなり始めると、2つのカメラを両脇に携えて颯爽と目の前の桟橋へ歩いて行く。私のその姿は傍目に見るときっと映画「アルマゲドン」の宇宙飛行士の様にかっこいい。そう思っているのは自分だけで、どんなにひいき目で見てもGメン75というところかな。

その日も奇麗な空が待っていた。

桟橋に座るとまずは頭上を飛ぶ飛行機をキャッチし、

鳥も捉えた。

この鳥、絶対に行くぞ!!そう思った瞬間思った通りになった。海に向かって急降下。捕食の時間だった。

子供達は海へ飛び込むためにここへ来る。ずらっと並んだ自転車。

遊びに夢中な子供達。

夢中になるのはいいけれど、あまりにも無防備すぎる。離れたところに残された彼らの荷物は、携帯もお財布も店開き状態。

平和な証。そして夕日は沈んでいった。

夜が明けると、真夜中に遊びに夢中になった大人が無防備状態となる。

これもまた、平和の証だ。