宮古らしさが心地よい。
こんにちは。宮古島の「海を愉しむ宿 ポークランチョンミート(PLM)」です。
宮古に来たら、食堂でお昼を食べるのもお勧めです。
どこもだいたい同じメニューが並んでいます。メインは宮古そばですね。
ビールは大体オリオンビール。そして、ソフトドリンクの欄には・・・「ジュース」としか書いてありません。
恐らく、オレンジジュースだと思いますが、不安だったらお店の人に「これは何ですか?」と聞いてみて下さい。「ジュースだよ~~」と答えてくれたらラッキー!!
そして、食堂のチャーハンを、中華屋出身の夫は「これはチャーハンじゃあない!焼きめしだ!!」といつも言っています。
このお店は、夫の口をふさぎます。
そして、カレーライスは600円。カツカレーは650円。オムライスも650円。宮古の人の値段の付け方は摩訶不思議です。
島の人は、食堂では注文も大体自分から言いに行きます。だから、すま~して待っていても、なかなか注文を聞きに来てくれないところもあります。
このゆるさ(適当さ?)が宮古のいいところです。
都会のギスギスした細かさや、きっちりさが、全くありません。文句を言う人も見たことがありません。みんなが同じ波長で揺れている気がします。
本来、適当な性格の私は、この波に少し乗らせてもらっています。ゆらゆらゆら~~~が気持ちいいですよ~。
島に来たら、海だけでなく、「島」も楽しんで帰って下さいね。
先日。以前3回ほどお泊りのゲストさんが、お顔を見せに来てくれました。
そして、な、な、なんとびっくり!!「引っ越してきました~」とのことです。先月の25日に引っ越してきて、1日からもう働いているそうです。皆さん、バイタリティーがありますね!ポークランチョンミートにお泊りのゲストさんで、移住して来れれた方はもう何人目でしょうか・・・?数えられなくなってきました。お土産の日本酒をありがとうございました。
静佳日記 *******
宮古では、同じ苗字が多いせいか、大抵下の名前かあだ名で呼び合う。
そして、会話の中でよく「それ、誰?」と、つっこみたくなるようなあだ名が多い。
島に帰って来て、治療院を開業した夫の後輩の「かんきょう」。耳で聞くと、「環境」と想像するので、エコな人なのかと思ってしまう。
でも、違うのだ。彼のおじいさんが「かんきょう」という名前だったらしい。なぜ、おじいさんの名前がそのまま彼のあだ名になったのかは不明だが、子どもの頃、友達が「かんきょうはいますか~?」とお家に遊びに行くと、「かんきょうは亡くなりましたよ~」とおばあちゃんが答えたそうだ。
その「かんきょう」が始めた鍼灸治療院はマッサージのみでもOK。マックスバリューの前にある。内地で沢山の経験を積んできた優しい先生だ。ちょっと紹介しておこうかな?っと。
「グリーン鍼灸治療院」TEL0980-72-3005。
「かんきょう先生ですか?」と聞くと、マッサージ20分のところを15分におまけしてもらえるかもっ?!
かんきょうの本名は、勿論、私も夫も知らない。
そして、宮古では選挙が始まった。同じく、下の名前が主流だ。
出馬しているのは3名。
レイコとマナブとイッコー。選挙の旗もポスターも名前はカタカナ。イッコーは、漢字が小さく「一幸」と書いてあり、「かずゆき」が本名であだ名が「イッコー」なのではないかと想像してしまう。
「かずゆき」って誰だ?より、「ああ、イッコーね」ってな感じだろうか。
ここのところ、どこに行っても「レイコとマナブとイッコー誰にする?」という会話が飛び交っていた。その会話を聞きながら、私はレイコじゃなくて「ケイコ」なら面白かったのに・・と心の中で思っていた。
名前と言えば、夫の姉は「みゆき」同級生も「みゆき」二人ともみゆきと呼ばれているので、ややこしい。「今日みゆきに会ったらさ~・・」「え?どっちのみゆき??」と話が中断する。
ある日、夫が仕事の手を休めてこう言った。
「考えたんだけどさ~。姉ちゃんのみゆきは(みーき)で、同級生のみゆきは(みゆき)って呼ぶことにした!」
こんなことを真剣に考えている彼は、やはり宮古の小学生だ。