こんにちは。宮古島の「ロックな宿 ポークランチョンミート(PLM)」です。
宿は見事にロックフェス一色となりました。本日、宮古島ロックフェスティバル開催。午前中からスタートです。昨日は前夜祭でした。宿の前の桟橋で夕日を眺めていると、小さくではありますが音響が聞こえてきました。いつもと違う夕日タイム。ワクワクするような躍動感にあふれていました。昨日の夕日です。
お向かいのイラブティー二島の樹々のシルエットがオレンジ色の空に影絵の様に映っていました。
振り向くとお月様。
空は広いです。
ポークランチョンミートの「青空レストラン HELL’S KITCHEN(へルズキッチン)」の朝食の一例です。
海を眺めながら、潮風を感じて、召し上がって下さい。
静佳日記 ******
宮古のおじぃおばぁは強い。
「強い」と一言でくくるのはどうかと思うが、この「強い」には色々な意味が含まれている。もっとわかりやすく言えば、宮古のおじぃおばぁは「絶対」だ。この方が適切な表現だろう。
彼らの考えは絶対であり、彼らの行動も絶対だ。誰も文句を言えない。
宮古では先祖が神様であり、年寄りをあがめる。年功序列が受け継がれる風習では、年上は絶対。極端に言ってしまえば、一つ年上でも逆らってはいけない。そんな暗黙の了解がまだ残っている。これは、宮古で育った夫も身についていて、東京で暮らしていてもそれは変らなかった。
私は、島に来て、年をとるのが楽しみになっている。だって「絶対」になれるんだもの・・・。
おじぃの「絶対」は色々あるが、ひとつの例を挙げるとすれば、スーパーでのおじぃ。
買ったものをかごから袋詰めするカウンターの上はおじぃ達のお喋り場。ど~んと座ってお喋りしたり、友達を待ったり・・。子供がそこに座っていたら「そこは座るところじゃあないよ!!邪魔だから降りなさい!」と叱るだろうが、おじぃは絶対!!注意はされない。
スーパー側も知恵を絞ったようだ。ある日、袋詰めカウンターの上に棚を設置して座れないようにしてあった。(本当にその為かはわからないが)
一緒に買い物をしていた夫が楽しそうに言った。
「おじぃガードがつけられている!!」
それでも、それをよけながら座るおじぃ。恐るべし。
おじぃは絶対王者だ。