セイシェルの夕陽
こんにちは。宮古島の海の前のビーチハウス「ポークランチョンミート(PLM)」です。
お天気が続く宮古島。4月のトライアスロンへ向けてお隣のパイナガマビーチでもスイムの練習が朝から繰り広げられていました。皆さん頑張って下さい!!
このパイナガマビーチは、マリンジェットなどマリンスポーツも勿論盛んですが、夕日のスポットでもあるんです。綺麗な空を求めて地元の人も沢山訪れます。
先日は空と海が同じ色に染まりました。
私は松田聖子が大好きで、彼女の「セイシェルの夕陽」という曲を聞くたびに、行ってみたいなと思っていました。そして先日、たまたまセイシェル諸島の夕陽の映像をテレビで見た瞬間に思いました。え?パイナガマじゃ~ん!!って。たまたま地形や樹のシルエットもそっくりで、同じ空、同じ夕陽。いつもパイナガマの夕陽を見ていて「まるで海外にいるみたい」と思っていたのはやはり当たっていたのでした。
その日からいつも見ているこの景色は「セイシェルの夕陽」となりました。
さてさて、先日、魚売りのおじさんにマグロをまるまる2匹も頂いたので、我が家のお昼は豪華になりました。
そして、翌日はねぎトロ丼とお蕎麦。実はこの組み合わせは、東京で自分のお店を持つ前、最後に夫婦で働いていたお店でのランチによく登場したメニュー。懐かしくなっちゃいました。
宮古で捕れるマグロは淡白系が好きな私の好みに合います。そのままでもいいですが、手を加えて自家製のツナに・・・。手造りのツナはサンドイッチに相性抜群です。
勿論、おつまみとしても美味しいので、頂いたおじさんにツナをおすそ分け。すると、「魚を製造するの大変だったでしょう~?」とおじさん。魚を「さばく」ことを何故かいつも「製造する」と表現します。まあ意味は合っていますが・・・。
ポークランチョンミートの「海を眺めるレストラン HELL’S KITCHEN(へルズキッチン)」の朝食の一例です。宿泊者限定・完全予約制・完全お任せメニューです。連泊の方は毎日メニューが変わります。宿泊予約時にお申し込みください。夕食も同様です。
静佳日記 *******
散歩をしていて気になっていた喫茶店へ夫とモーニングを食べに行ってきた。
異常に広い駐車場に車を停める。
メニューは和・洋と2種類あったので両方注文。
セットのアイスコーヒーを注文すると、「カランカラン」と氷がグラスにぶつかる独特な音。永年の職業柄、飲食店の厨房の「音」で大抵のことは想像がついてしまう。
それとは別に、他のテーブルを見て、同じことを確信していた夫が言った。「お前の好きなあのグラスで出てくるよ。きっと」(注*あのグラスとはステンレス製の樽の形のジョッキ)
ところが、私達の五感を駆使した想像力は宮古では通用しなかった。
出てきたのは、ただのステンレスのグラス。
都会で培った、食器を統一するというくだらないこだわりは宮古ではあまり意味がないようだ。
アイスコーヒーを味わっていると、ほどなくして出てきたモーニング。
何軒かしかまだ廻っていないが、この日に確信する。島中のモーニングを廻ってもきっとメニューは同じだ。「多分、宮古で最初に喫茶店ができて、そこで働いていた人がドンドン独立していったんだろうな・・・。」と夫が言った。そう考えると面白い。そんなことより、人が作って人が運んでくれる上げ膳据え膳の食事はやっぱりいいものだ。だからたまに外に行きたくなる。恐らく、これからもモーニング探検隊は続いていくだろう。
ついでにそのまま買い物へ。
買い物に行くと必ずと言っていいほど面白いものと遭遇する。
それは、バカでかいお弁当だったり、
(男の手の平の何倍もある。)
パンなのに「ナルト」と呼ばれる「クリームなると」。「うずまきパン」でもよかったんじゃあないのか。
ナイスな名前の「ナイスミルク」
ドーナツはバナナの形。
「とろみちゃん」は主婦の味方。
受験生のための「点を取れる」天ぷらうどんはその名も「点ぷらす」
気味の悪いゾンビクマのラーメンは「ゾンラーメン」だけれど、
POPでは「ゾンベアーラーメン」と勝手に名前が変わっていた。
よく見ると北海道ラーメンだった。だから「熊」か・・・。
「さけとにしんのアベック巻」には恐れ入った。
ご飯もおかずも盛りだくさんに食べられるパックはお弁当ではなくて「お惣菜」
ぺヨングヌードルがあったり、
頑丈な鎖は「切れまチェーン」
楽し過ぎる買い物は、いつもよそ見をして肝心な買うものを忘れてしまう。
そうだ。その日に必要だったものは「子作りシリーズ」第三弾に使うニンニクだった。
効果があるかどうかは別として、夫が新しく作ったステーキソースはイケていた。それよりも、最近お気に入りのこのカクテル。調子に乗るとかなりやばい。
名付けて「私を酔わせてどうするの~~?カクテル」。何だか、うまく料理と合っているのは何故だろう・・・・・。