生活の知恵

1月は雨の日が多いです。今日も雨。

昨日はお天気が良く、1階テラスのペンキ塗りを頑張っていました。気が遠くなりそうな規模なので、少しづつ少しづつ・・・気長に頑張ります。シーズンオフの仕事の中で一番大変な作業ですから。2階テラスへ昇って少し景色を眺めて息抜きです。

ここにいるとトロピカルな「夏」です。

さて、伊良部大橋のウオーキングが27日に開催されるため、今年こそ参加するぞ!!と意気込んで申し込みをしようと観光協会へ出向きました。ところが、真昼間なのに鍵がかかっています。お隣の事務所の方が出て来てくれて事情を説明すると・・・・「電気が消えているから誰もいないね」だそう。

宮古の観光ブームの勢いと観光協会のやる気が反比例しているのが面白いです。

やる気と言えば、私の「冬にやりたいことリスト」もまだまだ消化しきれていません。それどころか、冬になって益々リストが増加してしまい、何を血迷ったのか、最近は料理にハマっています。といっても料理をするのは4年ぶり。g数、ml数に細かい夫の料理とは違い、大雑把な目分量のレシピの私の料理は常に作っていないと感覚を忘れてしまいます。まずは得意だった煮物から・・・。なるべく普段夫が仕事で作らない料理を作るようにしています。お互いを尊重できるように。(彼に馬鹿にされないようにと言った方がいいかな?)

そして、私の中での家庭料理の定番と言えば餃子。これは夫も仕事のメニューで作っていましたが、家庭の餃子って全然違うんですよね。懐かしい母親の味です。あまりにも包み方がヘタクソなので、横から夫が手を出してきますがNONNON!!やらせませんよ~~~!!これは私の餃子ですからね!!

というわけで、夫が作ってくれたラーメンとのコラボレーション。お昼に「ミニラーメンと餃子ライスのセット」を美味しく頂きました。

いつもの小鳥ちゃんがやってきますが、これではあげるものがないですよ~~。ごめんね~~!!

本を読む時間と同様、料理を作る時間も、1日24時間に2時間プラス出来たらいいのになあ~~。欲張りな私は、1日が24時間では絶対に絶対に足りません!!(お酒を飲む時間を4時間減らせばいいという意見は却下です)

さてそれでは、ポークランチョンミートの「海と空を眺めるダイニング HELL’S KITCHEN(ヘルズキッチン)」のお食事のご案内です。

料理担当は夫です。宿泊者限定・完全予約制・完全お任せメニューです。連泊の方は毎日メニューが変わります。宿泊予約時にお申し込みください。

朝食の一例です。


雨が降らなければこんな海を眺められるのですが・・・

夕食の一例です。

夕日もとんと顔を出す日が少なくなりました。ポークランチョンミートの本領発揮ができません。早く雨季が終わらないかな。(1、2月を勝手に雨季と呼んでいます)

静佳日記 ***********

朝、目が覚めて雨音を聞くとがっかり。今日もウオーキングはできないのか・・と。たまに耳を澄ませてもピチャピチャが聞こえない日は勢いよく飛び起きてすぐに身支度を済ませる。朝のわくわくツアーの始まり始まり~~。

その日は集落を通って海が見える高台まで足を延ばした。

途中で宮古牛に出会う。早起きだな。というか、牛はいつ、どうやって寝るのだろう。素朴な疑問がわいてきた。何故・何・どうして?は私の十八番。

早起きさんは漁師さんも一緒だった。

ゆっくりと海沿いを歩いて集落へ戻ると、空き地に立った大木がいい目印になっていた。

古い看板がいい味を出している。

何に使うのか樹と樹の間に自転車のチューブのようなものがかけられている。何かを干すもの?それとも「通せんぼ」にしては意味をなさない。


こちらは、ブロック塀に立てられた様々な棒。棒の仕舞い場所なのか、それとも棒がフェンス代わりなのか・・・。何故・何・どうしてのオンパレードだった。

海の「浮き」がそこここで上手に再利用されている。

塀にも可愛い小物入れ。

不要になったランドセルは玄関先の「郵便受け」に再利用。この発想にはホント、恐れ入った。

使えなくなった車も是非蘇らせてほしい。

都会のように物で溢れかえっていない島の特権は、みんながアイデアマンだということ。物を大事にするというよりは、あるもので何とかしてしまおう!!という発想が自然と豊かになっている。これはある意味現代人に欠けつつある基本的な「知恵」の能力であり、本来はとても大切なことなのではないだろうかと日々考えさせられる。

その独創性たるもの驚きの連続で、ブロック塀の上のフェンス代わりに再利用されているスーパー「サンエー」の看板を見た時がその最高潮に達した瞬間だった。