Monthly Archives: 1月 2019

夢中になること。

自家製麺が美味しい宮古そばのお店に久し振りに行って来ました。去年の夏から新メニューのとんこつそばも始めたと聞いたので。それくらい長い間行ってなかったのだなあ~~と思って早速・・。

私はとんこつよりも夫が注文したマーボー麺の方が気に入っちゃいました・・・。辛いのが苦手な私でも食べられましたから。

さて、宿の1階の小窓ディスプレイコーナー。(設計の段階では違う使い方の予定でしたが)

沖縄へ行った時に新しく雑貨を仕入れてきましたのでリニューアル致しました。

ポークランチョンミートへいらっしゃるのが2回目以降の方はお楽しみになさってくださいね。

それでは、ポークランチョンミートの「海と空を眺めるダイニング HELL’S KITCHEN(ヘルズキッチン)」のお食事のご案内です。

朝食の一例です。

朝食を食べた後、テラスのカウンターでまったりとしていると、飛行機が上空を飛んでいくのが見える時があります。すぐに着陸なので、意外と近いところを飛んでいくんですよ。ANAのロゴもはっきりと見えます。

夕食の一例です。

1,2月は天気が悪い日が多いのでなかなか難しいですが、それ以外の時期は綺麗なサンセットが見える日が多いです。

宿の後ろにせっかちなお月様が顔を出す時も・・・・。

宿泊者限定・完全予約制・完全お任せメニューです。連泊の方は毎日メニューが変わります。宿泊予約時にお申し込みください。

静佳日記 ************

時間を戻して昨年のわくわくツアーに話をさかのぼろう。

その日は前々から一緒に行きたいと言っていた友人と共に、初めて入る海でのシュノーケリングに挑戦。

場所は少し前に見つけたビーチ。初めて行った時は風も強く、小雨も降り出した悪天候の日だったけれど、にも関わらず美しい海を目の当たりにして、次回は絶対に海の『中』を覗いて見たいと思っていた。

2度目に訪れたそこは、初めて見た日とは比べ物にならないほど美しく輝いていた。これを見た瞬間、思わず感嘆の叫びが口から飛び出してしまうのを誰しもがきっと抑えることができないだろう。

右を見ても、

左を見ても、

上を見ても非の打ち所がない『あお』が広がっていた。

どれだけいい景色を眺めていても、お腹は空く。早々にイスとテーブルを並べた私達は、夫が作ってくれたお弁当を有難くお腹の中へ移動する作業へ入ることにした。

じゅーしーのおにぎりをパクついていた彼女が叫ぶ。「ウズラの卵が入ってるぅぅぅ!!」

「当たりだ!!当たりだ!!」と子供のようにはしゃぐ私達を諭すように夫が言った。

「全部当たりだよ」

お腹が膨れたところで本日のメインイベント。

まずは、素潜り漁をしていた、夫の亡き父にそっくりなおじさんに声をかけてみる。

「これからここで泳ぐんですけれど、流れはありますか?」

「全然大丈夫~~」

そして、捕れたものを見せてくれた。大漁の貝。

どうやらその気になったらしい彼女に、持参したシュノーケル用の釣り竿の権利を譲ることにした。

「何もいないかもしれないから期待しないでね」彼女に言った言葉は自分自身にも言い聞かせているつもりだった。いつも通りのこと。

濁った海のトンネルを抜けると、そこはパラダイスだった。

魚の数は少ないけれど、珊瑚はところどころに点在する。魚を釣って大騒ぎする彼女につられて私もおおいに笑った。いつも一人で泳ぐ私は海の中でこんなにも馬鹿笑いしたのは久し振り。夢中になり過ぎて体が冷えてきた頃に海から上がる。

ところが、もう一人浅瀬で素潜り漁をしている人が気になった。えい!!この際だから・・・・

走って行き「そこで何が捕れるんですかあ~?」と聞いてみる。ちょうど海から上がるところだった彼にかごいっぱいの貝と大きなタコを見せてもらった。「どこにいます?」と聞くと「その辺に沢山いるよ」と物凄くアバウトな指差しをし、後は何て言っているのか分からなかったので笑顔でごまかした。

よし!!行こうぜぃ!!

休んでいるハズだった私達はすぐにまた海へと戻った。両手いっぱいの貝を拾えたが、敵もさる者。グローブの上から吸いつかれ、「気持ち悪~~~~い!!」とこれまた大騒ぎの馬鹿笑い。

楽しくてしょうがなかった。

結局、貝は全部海に戻し、残されたのは貝によってビリビリに破かれたグローブ。

海の中での貝拾いは初めての体験だったので今回のわくわくツアーもわくわくの連続で大成功!!

宮古島が与えてくれる楽しさは無限大のように思えた。

いつまでもこの自然が変わりませんように・・・。


わくわくツアーの続き。

宿の客室は2階にあります。階段は吹き抜けになっています。そのお陰で解放感があり、階段の上り下りが苦手な私でも、それほど嫌ではなくなりました。そしてもっと階段が好きになるようにと大好きな写真集を飾っていました。上り下りの途中にちょっと一休みしてページをめくれるように・・・。一休みするほど長い階段ではないのですが・・・。

昨年の暮れに大きな飾り棚を自作したため、この写真集たちもお引越しをしました。ちょっとした気分転換です。宿に飾ってある本はどうぞご自由にお読みください。テラスにあるハンモックに揺られながら読むのもお勧めです。とっても優雅な時間を味わえて私も大好きなひと時です。

さて、今年も伊良部島マラソンが開催されます。このマラソンはごくごく短いコースから21.1キロまでバラエティーに富んでいますので誰でも気軽に参加できます。気が付くのが遅く、今年も申し込みを忘れてしまいました。来年こそ!!(毎年言っているような気がしますが・・・)

それでは、ポークランチョンミートの「海と空を眺めるダイニング HELL’S KITCHEN(ヘルズキッチン)」のお食事のご案内です。

朝食の一例です。

お天気がいい日は、朝食前に是非朝焼けの空を眺めてください。心の深呼吸ができますよ!!

夕食の一例です。

ポークランチョンミートの最大の特典は「景色」と「空気感」です。島に流れるゆっくりとした時間をどうぞお楽しみください。

お食事は宿泊者限定・完全予約制・完全お任せメニューです。連泊の方は毎日メニューが変わります。宿泊予約時にお申し込みください。

料理担当は夫です。私が食べてみたかったので、イタリア料理のベッカフィーコの試作品を作ってもらいました。美味しかったですが、まだまだですね。メニュー入りするまでには苦戦しそうです。

1月だというのに暖かい日が続いています。私達の朝食タイムもテラスにて半袖で過ごしています。高校生に戻って(気分だけ)アイスココアを頂きます💛

静佳日記 ***********

わくわくツアーの続き。

ドライブの途中で見つけた冒険心を掻き立てられる小路を入る。

すると、「どうぞゆっくりと眺めてください」と言わんばかりのベンチがそこここに設けてある絶景の場所へと辿り着いた。曇り空でも清々しい。

ぽっかりと開いた穴の中を覗くと、ちょっとしたビーチになっていて、波がいい感じに出入りしている。



隣にできたビーチへ降りてみると、そこは沢山のシーガラスの宝庫だった。まるで宝島のよう。宝探しが大好きな私が夢中になるのは極めて当たり前のこと。新潟の佐渡島へ旅行した時に夢中になった「砂金拾い」を思い出していた。あの時は若かったので「金」に目がくらんでしまったが、今は「金欲」よりも「がらくた欲」。年齢と共に価値観も変わってくる。だからこそ年を取ることが楽しいのかもしれない。

思う存分宝探しを楽しんだ後、再び車に乗りこみ先へと進んだ。

いつも停める駐車場へ辿り着くと、今まで見たこともないほど沢山の車が停められていた。

な、な、なんだ?の答えはすぐに出た。海に浮かぶカラスの群れ。真冬のサーファーをユーミンがこう例えた意味が分かる。

カラスの群れの一人が海から上がって着替えているところに出くわした。ニコッと笑って手を振っている彼は、夫の後輩だった。

「この時期にこの風は珍しんだ」彼はそう言い、見るからに綺麗に崩れる波を指さした。この光景を見て、10代の頃「なんちゃってサーファー」だった私は、年甲斐もなくボードにまたぎたくなった。あの頃一番好きだったのはパドリングの時間。サーフィンは波に乗るのが目的だからそんな人はあまりいないとは思うが、大海原へ漕ぎ出していくことが、果てしなく大きな世界へ挑戦しているような気がして好きだった。

「サーファーの向こう側にイルカがいっぱいいるよ。」彼に教えてもらい、高い台の上に登って海を眺めた。台の下にはソフトバンク犬が休んでいる。

こんにちは。

暫く海を睨みつけたがイルカの気配は感じられず・・・。再び戻ってきた彼に「波がバシャバシャっとしたところを見るとイルカのひれが出ているのがわかるよ」と教えてもらい、イルカ(ひれだけだけれど)を見つけることができた。野生のイルカ(くどいようだけれどひれだけ)を見たのは生まれて初めてだった。

サーファーたちが連れてきているのか、駐車場でお留守番のワンちゃんはソフトバンク犬だけではなかった。空へと飛び立つ「飛行犬」もいる。

このワンちゃんは恐ろしく人懐っこくて、抱っこをせがまれた。

想像以上に軽い。

この瞬間から、私達は彼の飼い主の如く行動を共にする。というか、彼がどこへでもついてきた。

足場の悪い岩場を降りる時もドンドンついてくる。砂浜で貝殻を拾う時も彼は付き合った。

暫く遊んで、私達が帰る時はどうなっちゃうんだろう。車を追いかけてくるのではないだろうか?そんな心配をよそに、車に乗り込んだ瞬間彼は次の人の後を追いかけた。八方美人な犬だった。人間界でもこういう人はうまく世間を渡れるのだろう。可愛がられる術を身に着けている。

単純な私はこのワンちゃんとの出会いで犬を飼いたくなってしまった。

そして最後のビーチ。必ずと言っていいほど立ち寄る場所へ少し車を停めてその日のわくわくツアーは終了。

このツアーの途中で次なる探険ツアーを考案していた私は、次回の晴れの日が楽しみでしょうがなかった。

今年も続くよ、わくわくツアー

昨年の3月に宮古へ移住してきたNちゃんがとうとう地元へ帰ることになってしまいました。昨日、挨拶に来てくれました。

せっかく仲良くなれたのに残念です。私の周りでは、島へ移り住む人も多いですが去って行く人もまた多いです。沢山の人との出会いと別れを経験しました。

その日の夜に急遽お別れ会を開催。その後の落ち着き先はまだ決まっていないそうですが、どこに行ってもきっとまた会えると思っています。彼女との出会いも偶然が重なったことから始まっていますから、自然とお互いの糸が手繰り寄せられることと信じています。

どこで何をするにしても、常に悔いのない人生を・・・・!!

さて、宮古島では毎年恒例のスイーツコンテストが開催されるそうです。宮古ならではの食材を使った新しいスイーツを皆さんも楽しみにいらして下さいね。私も、去年の金賞作品を先日頂いてきたばかりです。

掃除をしている時に、ディスプレイのパイナップルちゃんが窓から差し込む光できらきらしていたので思わずパシャリッ!

それでは、ポークランチョンミートの「海と空を眺めるダイニング HELL’S KITCHEN(ヘルズキッチン)」のお食事のご案内です。

朝食の一例です。

朝の海は樹の色が映って深いグリーンになることがあります。まるで湖のようです。そんな変化を愉しみながらお召し上がりください。

夕食の一例です。

たまには島料理の日もあります。料理担当の夫は宮古の人なので、勿論のこと島料理も得意です。


陽が沈むひと時をお食事をしながらゆっくりとお過ごしください。

朝食夕食は宿泊者限定・完全予約制・完全お任せメニューです。連泊の方は毎日メニューが変わります。宿泊予約時にお申し込みください。

可愛いグラスを見つけたのでペアで揃えました。マッチが揃えたのはスニーカー。また余計なことを言ってすみません。

静佳日記 ***********

ゆっくりとした時間が流れるこの季節は、目が覚めると「今日は何をする?」からスタートする。やりたいことがてんこ盛りの私は、どれをチョイスするかで頭の中がパズルのようだ。

お天気は絶好調とまではいかないが、久し振りの晴れ間で気分はアゲアゲ。こんな日に海へ行かないなんて、神様の前に私が自分でバチをあててしまう。

勝手にそう決めながら、新年早々のわくわくツアーは海でのランチに決定!!

夫の同級生が宿の近くに去年オープンさせたばかりの(宮古)そば屋でお弁当を買っていくことにした。

「どこにか?」(どこに行くのか?)と彼に聞かれ、「天気がいいから海を見に行こうかなと思って・・・」と答えると、宮古の人らしい予想通りの言葉が返ってくる。

「海??家の前で見ればいいさあ~~」

暫く彼と店先でお喋りをしていると、近所のSさんがそばを食べに来たようだ。

「何を相談しているかあ?」とSさん。

「海を見に行くのに弁当を買っているんです」と説明すると今度は

「俺の船に乗っていいから船の上で食べれ」

数々の提案をよそに、最初の予定地へと向かう。

最初のビーチでダイナミックな雲を仰いで道草を食った。

そこからいつもとは違う道順で目的地まで。同じ道を避けるのがわくわくツアーの醍醐味だ。道中私の目は新しい景色を追うのに忙しかった。

そして、いつ来てもハズレの無い美しい海を眺められる定位置へ陣取り、お弁当を広げる。


本を読むつもりで沢山持参したが、この日も読めず仕舞い。「本屋さんに居なさい」と言われたら何時間でもいられるほど私は本が大好き。その中でも特に好きな文章付きの写真集。インターネットでなんでも簡単に閲覧できる時代だが、やはり時間をかけて丁寧に作り上げられた「書物」の魅力には敵わないと思ってしまう。めくるページに手をかけた瞬間からワクワクする。映画と一緒で、その世界観に引きずり込まれる感覚が何とも言えずいい。昨年一年で買い貯めた様々なジャンルの本は数知れず。その殆どをまだ消化しきれていない。もしも魔法が使えたならば、一日24時間に本を読む時間を2時間だけでも足したい。

その大好きな読書の時間をとらずに早々と引き上げた理由は、コバエの襲撃。時期のせいなのか、無数のコバエたちが体中にまとわりついて読書どころではなかった。決して私が臭いわけではないと一言付け加えておこう。

そして、次なる新しい景色との出会いを求めてそのままドライブは続いた。

次回へと続く。


ゆっくり始まった一年。

昨年の最後の?今年の最初の?お客様。

なんと初の宮古島からのお客様でした。年末年始は宿をお休みするつもりでしたので、貸し切りの年越し宴会付きパック。

可愛いBabyちゃんと一緒に・・・・。まだ孫がいない私達はいつも「じじ馬鹿ばば馬鹿」の予行練習をさせてもらっています。

みんなで焼きしゃぶ!!

年越しそば用にと、特製宮古そばを作ってきてもらい、美味しいデザートにケーキを2種も手作り💛急遽、義姉も飛び入り参加で美味しく頂きました。お腹がいっぱい、お喋りも一杯の楽しい年越しとなりました。

鼻ちょうちんもご愛嬌。

という訳で、せっかくだからと観光客っぽくお別れの記念撮影をしてみました。すぐにまた会えるけどねっ。

それでは、ポークランチョンミートの「海と空を眺めるダイニング HELL’S KITCHEN(ヘルズキッチン)」のお食事のご案内です。

朝食の一例です。



夕食の一例です。


宿の前に広がる景色を愉しみながらお召し上がりください。最近は雨が多くてなかなか美しい空と海が拝めませんが・・・・。1月2月は毎年雨が多い気がします。今のうちに沢山降って欲しいものです。


静佳日記 *********

長いお休みがなかなか取れない娘が、久し振りに里帰り。

今回はお天気が悪く、ほぼダラダラ過ごしたお正月だったけれど、しっかりパパのごはんはリクエスト。

そして、必ずリクエストに入っている「上海焼きそば」。パパの作るこのメニューが娘は大大大好きのよう。最近では娘が来た時にしかお目見えしなくなっている。

そして、初日の朝に食べたサラダが「異常に美味しかった」と言っちゃったもんだから、張り切ったパパはその後毎晩そのサラダをてんこ盛りで作っちゃう!!大人6人前ほどの量を3人でサラッと平らげた。

ドライブ以外どこにも行けずじまいだったけれど、一緒に映画も見れたし(私は号泣)、沢山話もできたし。

あっという間に過ぎた時間だったが、一緒にいるだけでいい。それが家族の時間。離れていると余計にそれが実感できる。

最終便で帰った娘から、無事に電車に乗れたとの連絡をもらい一安心。、と思ったのも束の間。羽田から反対方向の電車に乗ってしまったことに気が付いた彼女からの連絡がきたのはそれから50分後。横浜から5回ほど乗り換えての最終電車乗り継ぎ大作戦を繰り広げたズッコケ女は、やはり私の娘に間違いなかった。

カエルの子はカエルだな。どんまい!!

2019年元旦

皆様、新年あけましておめでとうございます。

本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

全ての人に笑顔があふれる一年になりますように・・・・。

   ポークランチョンミート 店主

宿から眺める雲