Daily Archives: 2020年11月13日

はじめましての方へ。

初めてこのブログを読まれる方もいらっしゃると思いますので改めまして・・。

ポークランチョンミートの前は海です。そしてお隣はビーチです。

いらしたことがない方はちょっと想像ができないかもしれませんが、海が好きな人ならきっと「ここに住みたい!!」となるのではないかと思っています。私はまさにドンピシャでした。そして、お酒や、食べることが好きな人には、なんと!繁華街まで徒歩10分!!両方が叶うところってあんまりないですよね。これ以上に恵まれたところってないのでは???と自負をしております。

そして、目の前は海なので景色は最高!!お向かいにイラブティーニ島(うちからの眺めがギリシャのサントリーニ島に似ているので伊良部島のことをそう呼んでいます)があるので、それがまたいい雰囲気を醸し出しています。夏はこの島に沈みゆく夕日を眺めることができますし、(冬はビーチ側に夕日が移動します)イラブティー二島の港が真ん前に位置するので、ここの街灯りが、素敵なイルミネーションとなって、毎日がクリスマス気分です。

私はこの絶好の地にキャンプをするイメージの宿を建てました。まさに非日常がテーマです。非日常ですから、文明の利器を駆使したある意味での「快適」さには欠けるかもしれません。でも、日常で味わうことのできない自然との共存感を味わうことができるでしょう。その一つに、海は言うまでもありませんが、「空」があります。

ここから眺める「空」のほんの一部をご紹介しましょう。

夕陽だけが人々を魅了するわけではありません。雲だって、すぐそこに見えると、なんだか手が届きそうでウキウキします。

朝焼けは真後ろの街側。

そして、こんな不思議な光景も遮るもののない景色だからこその特権です。

テラス席にて、この景色を思い切り心に吸い込みながらお食事やお酒を召し上がりに来ませんか?

料理のレパートリーはここから見える星の数くらいはあると言っても過言ではありません。料理担当の夫が料理の仕事にかけてきた年数の何倍もあります。その料理は美味しいかって?そんな愚問はやめてくださいね。料理には人それぞれ好き嫌いが必ずあります。美味しいかどうかは召しあがるお客様が決めることで提供する側が決めることではありません。一つだけ言えるのは、料理を作る人間が自分で「美味しい」と思わない料理を提供するわけがないってこと。それだけです。

それでは、ポークランチョンミートの料理のレパートリーのほんの一部をご紹介しましょう。

宿泊の方は朝食と夕食。宿泊者以外の方は夜のコース料理を完全お任せ・完全予約制にてお召し上がりいただけます。(申し訳ございませんが、好き嫌いやアレルギーのリクエストにはお応えできかねます。)

ご予約をお待ちしております。

(※料理のレパートリーはインスタグラム「plm@385」でもご覧いただけます。)

最近見つけた可愛いポット。嬉しい出会いでした。

静佳日記 **********

どちらかというと、寒い時期の方が海の透明度が上がる。そう聞いたことがある。

百聞は一見に如かず。

私はそれを毎年実感している。この海の中で。

その日は久し振りのビーチへ出掛けた。初めて泳いだ時に衝撃を受けてから、お気に入りのビーチの仲間入りを果たしている場所。

宮古の海の中を覗くと、本当にここは地球上なのだろうか。と、そんな飛躍した疑問が頭をよぎる。そこには普段私達が呼吸をしている大地とは違う世界が存在し、様々な生き物たちの「生活」を垣間見ることができる。考えてみれば、人間も皆初めは母体の羊水の中で生きるところからスタートする。水の中が妙に居心地がいいのはそのせいなのだろうか。

その日は、少し海が荒れていた。無理をせずすぐに海から上がり、次回の海に楽しみを取っておくことにした。この海は逃げも隠れもせずに、いつでも大きく手を広げて待っていてくれているから。まるで母親のように。

帰りに、少し寄り道をした。知人の土地だったところだ。手放して月日が経つが、その後荒れ放題になっていないのだろうかと気になっていた。

うん。間違いなくいい眺めだ。

少しビーチへ降りてみよう。

この次はここで泳ごうか。

そう言って振り返ると、ワイルドに真っ黒く日焼けした夫が、遠くを見つめてたたずんでいた。

海に酔っているようにみえるが、実は「自分に酔っている」のだろう。

ということでパシャリと一枚。