台風16号・・宮古を避けている??
こんにちは。宮古島の「海の前の宿 ポークランチョンミート(PLM)」です。
横浜からお越しのご家族のお客様。奥様は私のブログをず~~~~っと読んでいて下さり、私達のことはお会いする前から何でも知っていらっしゃいました。旦那様は大の釣り好き。初日の夜にお酒をご一緒しましたが、釣りの話で夫と盛り上がるはずが・・・他の話で大盛り上がり。奥様とお嬢さんがお休みになられた後も勢いは止まりません。このご主人、なんと最近泊まられた方が経営されているスペイン料理のお店「トラットリア・シャント」さんの近くでイタリア料理のお店をされているとのこと。凄い偶然です。お互いのお店に行き来できるようになったら素敵ですね。ポークランチョンミート繋がりということで!!
昼間は海に、夜は花火に秘密の水遊び(?)と、可愛いだっこちゃんもいっぱい遊んでピョンピョン跳ねていました。
最後に撮った記念写真はアメリカの家族写真をイメージして・・・
お次は、じいやとばあやが孫を見守るの巻。
横浜市の仲町台にあるイタリアンレストラン「パッシオーネ」さん、お近くの方は是非行かれてみて下さいね!!お土産をどうもありがとうございました。
台風16号は何故か宮古島を避ける進路で大きくなって来ています。八重山の皆さん大丈夫でしょうか・・。
昨日は台風が本当に来ているの?状態の快晴で、皆さんシュノーケリングへと繰り出しました。
それでも、船同様宿も台風対策は万全にしておかなければいけません。台風はいつどうなるか全く予想がつきませんから・・・。
テラスに出ているものを殆どしまい、ハーブの鉢植えも厨房前のカウンターの下に片付けました。すると・・夜になるとソーラーのランタンが可愛く演出してくれました。これはこれでいいかも!!??新しい発見です。
ポークランチョンミートの「夕焼けレストラン HELL’S KITCHEN(へルズキッチン)」の夕食の一例です。その日のテーマで何品かお出ししています。
宿泊者限定・完全予約制・完全お任せメニューです。宿泊予約時にお申し込みください。
宿の真ん前に見えていた夕日の場所がずれていき、夏のベストショットだった夕日は樹が邪魔してお食事のカウンターから見えにくくなってしまいました。それでも、綺麗な夕焼け空は拝めます。夕日が沈む時間とともに、夕食のスタートの時間もドンドン早くなっています。
静佳日記 ******
十五夜の夜。宿の夕食の予約もなく皆さん外食に出られたので、私達も外に出ることにした。かなり予約を断られ、やっと時間制限付きでとれたお店へと向かう。(宮古はシーズン中予約無しでの入店は難しい)
ところが、呑みはじめて一時間も経たないうちに次に行こうと言い出す夫。顔見知りの後輩がやっている焼鳥屋さんへ行きたいという。それならば、そこを紹介してくれた友達も誘おうということになり、店を出て歩き出す。繁華街を歩いていると、居酒屋の中は可愛い手造りの獅子を持った子供たちで溢れていた。
そうだった!!「シーシャがうがう」の日だったのだ。子ども達がお店や家々を廻りそれぞれ手造りした獅子を被って舞い、厄払いをしてくれる。そして、大人たちはお小遣いやお菓子を獅子の口に入れてあげる。宮古の昔ながらの伝統行事。宮古版ハローウインのようなもの。夫は子どもの頃、イーザトというスナック街へ行き、酔っ払って気が大きくなったおじさん達から沢山お小遣いを巻き上げた、いや頂戴したそうだ。
女の子が二人、店に入るのを躊躇していた。「怖いなあ~大丈夫かな~」ドキドキの女の子達に「大丈夫だよ~みんな優しいから~」と夫が声をかける。カメラを向けると「こんなのを作りました~」と恥ずかしそうに獅子を見せてくれた。
目的のお店に着きほどなくして友達も合流すると「しーしゃーがうがう」の話題になった。すると、凄いタイミングで男の子たちが入って来た。
歌を歌いながら舞う獅子。
お隣の観光客のカップルが千円札を入れてあげると「スゲ~~~お札だ!!」と喜ぶ子供達。笑いながら目立ちたがりの夫を振り返ると「5千円札」を用意していた。
そっと獅子の口に入れた5千円札に子供たちが気づくのは店を出てから・・・。経験者だからか「あいつらがどんなリアクションをするのか俺にはわかるよ」と彼は言った。四名いたからもめていなければいいけれど・・。
おじさん達から稼いだお金は子供たちにまた戻るようにできているんだな・・。
でも後でわかったことだがあの5千円札、私の財布から抜き取られていたものだった。