Monthly Archives: 2月 2020

世界中、みんな地球人

今まで、ポークランチョンミートはあまり外国のお客様の御予約を受けておりませんでした。何故って??理由はただ一つ。私は日本語しか喋れず、夫は日本語と、宮古ふつ(宮古の言葉)と、うちなーぐち(沖縄の言葉)の3か国語のみ。

よって会話が成り立たないからです。(日本語を喋れる方は泊ったこともありますが)が、しかし!!今の時代はすごいですね。翻訳のアプリってもんがリンゴの小さな機械の中に入っている。今回、香港からのお客様をお迎えして、私の恐ろしく片言な英語と、このリンゴの機械の中の翻訳を駆使して、意思の疎通ができました。「人と人との間に言語はあまり大きな壁ではない」ということを改めて実感致しました。ファミリーのお父さんが言った一言、「コミュニケーション」とはこういうことなんでしょうね。いいご家族でした。

チェックアウトの朝は私の病気の定期健診のため、「明日はさよならを言えないの。ごめんなさい」と前夜に伝えると、「体は大事にしてね。今日は早く寝てください」と優しい言葉をかけてくれました。そして、「香港に遊びに来たら絶対連絡を下さい」と。彼らが帰った後に見送った夫から聞いたのは「俺のことをハンサムだってみんなが言ってた!!」だそうです。照れながらも嬉しそうに報告する夫を見て、褒めることも大事なコミニケーションなんだなと笑っちゃいました。みんなで撮ろう!!と言い出して下さった、私も入りたかった最後の記念写真。

心が通いあった嬉しい出会いでした。ありがとうございます。

さて、いつもポークランチョンミートに飾ってあるのは摘んでくる野花達。お花屋さんでは誰かにプレゼントする時にしかお花は買いません。先日、はじめてお花屋さんで一輪、買い求めました。(お花ではなかったけれど)それで色々と廻ってみて思ったんです。宮古の花屋さんは絶対的に花の種類が少ない!!と。離島だからあまり入ってこないのかしら?

やはり野花が楽しいです。見つける楽しさもそれを後押ししてくれるからでしょうか。いつもよく摘むのはこのお花。気に入っているのもありますが、そこら中どこでも咲いているから。

それでは、ポークランチョンミートの「海と空を眺めるダイニング HELL’S KITCHEN(ヘルズキッチン)」のお食事のご案内です。

朝食の一例です。

夕食の一例です。その日のテーマで何品かお出ししています。

宿の周りに広がる空と優しい海風が自慢です。テラスのカウンター席にてどうぞ。

冬は強風の日も多く、その場合は半屋内にてお召し上がりいただきます。

料理担当は夫です。宿泊者限定・完全予約制・完全お任せメニューです。連泊される方は毎日メニューを変えております。宿泊予約時にお申し込みください。

先日、買い物をしている時にやけに多かった手巻き寿司のネタをみて、節分を思い出し、急遽我が家でも手巻き寿司を食べました。大事に冷凍していた北海道からのイクラの出番です。最近気に入っている兵庫の日本酒、「ひやしぼり」と共に。

九州は佐賀からの贈り物「レンコン」も大好きなはさみ揚げにして美味しく頂きました。

美味しいものを食べるって・・・・本当に幸せを感じます。でも、健康に関してはまだまだ意識を忘れません。塩分は控えめに~~!!塩分半分の塩(なんのこっちゃ)を使用しています。高気圧はビーナスたちの交差点♪と歌う桑田さんを天才とあがめていますが、私は思います。高血圧は三途の川の交差点だと。

静佳日記 ***********

宮古の十六日祭ももうすぐ。毎年お墓の掃除が気になる宮古のおばあ「ひでちゃん」を安心させるため、今年もお墓掃除請け負い隊が出動した。

お墓掃除と言っても、大半は草むしり&樹の伐採作業。今年は義姉のみゆきさんと息子も参加。総勢4人での作業になるので手早く終わるかと思いきや、昨年から義姉がところどころに植え始めた「ハーブ」達を避けなければならないため、なかなかはかどらない。「お前が余計なことをするからよ~」と夫。そんなことをよそに独り言を言い続ける義姉。そうだった!!思い出した!!彼女は作業中にずっとしゃべり続ける人だったんだ!!本人は話しかけているつもりなのだが誰も返事をしないので独り言になる。それでもしゃべり続けるみゆきワールドがさく裂していた。

パパイヤの花が咲き、

水疱瘡のようなしずく模様が付いた葉っぱが面白かった。

義姉が植えたハーブを「しずかだん」にデコレーションして遊ぶ。石を運んでいって良かった。

最初のうちは持参したスピーカーから流れるノリのいい音楽に合わせて踊ってみたりもするくらい陽気だった私も、終盤にカマで手を切ってからズンっと沈んでしまった。私は意外と怪我には弱かったのだと自覚した。

「もう、これくらいにしよう!!」夫の鶴の一声で一気に全員のお腹がすいた。夫が代表して近くのスーパーにお弁当を買いに行き、道路に座り込んで皆でお弁当を囲む。

「もうお弁当が無くて総菜だけだったんだ」夫がそういって並べたおかずの中で、「盛り合わせ」を発見。盛り合わせという概念を覆される「盛り合わせ」。

その「盛り合わせ」はナポリタンの上にサバの塩焼きがのっていた。そして玉子焼きの端っこが二切れ。

これはよく「余りものの寄せ集め」とも言われる。

この食事会にて墓掃除は完了。お墓は田舎の方なので、帰り道に少し探検をした。

入り口に大きなカエルが鎮座する遊歩道なようなもの。

看板を読んでみるとどうやら農作物のために造られた用水路のようだった。それにしてもカエルの石像って・・・。宮古は生き物の石像や滑り台がどこもかしこにも溢れている。

用水路の中にまで

お~~~~っと。カメもいた。

用水は干からびて影も形もなかったが。

遊歩道は気持ちよさそうだった。先がどうなっているのか気になるのは私の治らない癖。

植物も丁寧に植えられていた。

だが、車に家族を待たせていたので途中で断念。最後までは進めなかった。

更に見つけたコンテナの2階屋はアパートなのか、宿泊所なのか・・・・こういうのが一気に増えた気がする。

ひでちゃんに終了の報告をして任務は終了。

この翌日は、毎年恒例の筋肉痛と得体の知れない虫刺されのかゆみに悩まされたことは言うまでもない。

瑠璃色の地球

自家製麺の宮古そば屋さんに行ってきました。去年かな?できたばかりのお店です。てんぷらも一つから注文できます。私はアーサーそばを頼みました。

移住者の元パティシエ(だから粉もの手作り!!??)の女性が一人でやっているそうです。素敵な方でした。また行きますね。

帰りに見たプレハブ。

よくよく見ると、よくあるおもりにつながれ、

もう片側のおもりは・・・壊れたエアコンの室外機??

最近、ふとこんな広告を見つけました。今の時期なら39800円でダイビングのライセンスが取得できるそうです!!興味がある方はこのチャンスに是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか?飛行機も安い時期ですしね。

それでは、ポークランチョンミートの「海と空を眺めるダイニング HELL’S KITCHEN(ヘルズキッチン)」のお食事のご案内です。

朝食の一例です。

爽やかな空と海を眺めながらテラスのカウンター席でどうぞ。

夕食の一例です。その日のテーマで何品かお出ししております。

サンセットを眺めてからどうぞ。

料理担当は夫です。宿泊者限定・完全予約制・完全お任せメニューです。連泊される方は毎日メニューを変えております。宿泊予約時にお申し込みください。

はじめて見る野花。黒い花びらです。すごく気に入ってしまい、2日続けて摘みに行ってしまいました。

静佳日記 *******************

去年の暮れに見つけたビーチ。今年に入ってもうすでに3回は行っている。最高に良い天気に恵まれたある日、友人を誘ってシュノーケリングを楽しみに・・・。

海というより「地球」を感じながらいざ。

暫くの何もない砂地は、その先にある天国の序章。私たちのワクワクを盛り上げるための小道具のようなものだ。そして「その先」は急に出現する。

何てことだ。

透明すぎる海の中は、お魚たちが丸見え過ぎてちょっと恥ずかしそう。レースのカーテンを閉めない窓の近くで着替えをしているようなものだ。

魚たちの模様をくっきりと観察していると、その体の中まで透けて見えるようだった。

シャコガイが食べたいでしょう~~~?とあざ笑い、

いつもの小魚のメリーゴーランドは、お日様の光を浴びて各々の体の中がガイコツのように透けていた。本人たちは気が付いているのだろうか?そう考えるとちょっとおかしい。

夢のような時間はどれくらい過ぎたのか全く分からない。「夢中になる」という言葉は、こういう時に生まれた言葉なのだろうと思われた。まさに「夢の中」。

寒くはなかったが、身体が冷えてきたので海からあがってカップラーメンを頂く。子供の頃の夏休みに神奈川の友人の家に泊まり、川へ遊びに連れて行ってもらった時の川からあがって食べたあのカップ麺の衝撃的な美味しさを想い出した。それに匹敵する。

友人が夕方から仕事だったため、ノンアルコールビールで乾杯!!

夫はビーチで待っている間にバカデカい海老の殻を見つけていた。

調子に乗った彼と彼女はそれをファールカップにして披露し始める。

隠すものを生まれつき持ち合わせていない彼女は

「どこ?どこにやるの?」

そして、ジャジャジャジャーン!!

アホな二人が死ぬほど好きだ。こいつらといるといつも死ぬほど笑える。

そして、上も下も、どこもかしこも青く染まる景色を眺めた。

瑠璃色の地球。その中で私達はごくごくちっぽけだけれど・・・・それなりに幸せだぞ。

もう、夏?

先日、かわいいよだれ掛けを見つけました。

ボトルカバーにどうでしょう?

そして、面白いネーミングのジャガイモも発見。「甘塾寝太郎」思わず買ってしまいました。

今日もいいお天気です。昨日も海で泳いできました。今年の2月は初夏の陽気。気持ちがいいことこの上ないです。テラスでハンモックが最高です。

それでは、ポークランチョンミートの「海と空を眺めるダイニング HELL’S KITCHEN(ヘルズキッチン)」のお食事のご案内です。

朝食の一例です。

夕食の一例です。その日のテーマで何品かお出ししております。

ぷりぷりエビ盛りだくさんのチャーハン。

夕日が落ちていく様を眺めてからどうぞ。

目の前の桟橋まで出ていくと、パイナガマビーチの水面に映る光のパレードがとてもきれいに見えます。是非、歩いてみてください。

我が家の昼食はサラダ蕎麦。とってもヘルシーでした。

そして、試作品の大山鶏のから揚げとシュウマイ。

実はこのシュウマイ・・・宿の料理担当の夫の最新作なのですが、本人もびっくりするくらいのヒット作。数種類の豚肉をたたいてミンチにした自家製です。宮古でいい挽き肉が手に入りにくいという理由から自分で挽き始めたのがきっかけです。今回は2種類作りました。エビとレンコン入りが新作です。

家族の絶賛を浴びた彼は「おれ、これからシュウマイ屋をやる!!」と言っております。私たちのやりたいお店は沢山ありすぎるので、日替わりのお店がいいのでは?と思い始めている今日この頃です。

とにかくシュウマイにのめりこんでいる彼は、毎日豚肉を挽いております。今日はまた違った新作レシピが頭の中でできているようで、試食が楽しみです。

静佳日記 *********

朝のウオーキング。楽しすぎてやめられないとまらない。

最近、宿の近くにジェラート屋さんができた。

HARBOR LIGHTS・・・・・すごく気になっているんだけれど何屋さんだろう?いつ見ても不明。

こちらも工事をしている時から気になっていた。

お店はお店でも無人販売。放し飼いの自然卵。朝にしか通らないのでまだ一度も買うことができず。

こちらも同様。

昨年から結構ハマっているのは「綾道」。宮古の歴史文化ロードに興味津々の私。今までいろいろと見てきたが、まだまだ数えきれない。少しづつ進んでいこう。

この公衆電話ボックスは、日本で一番デンジャラス!!??物凄く危険なにおいがしている。

そして、若い息吹を観察。

この花はお初だ。

色々な植物を鑑賞。

きちんと整列しているお行儀のよい樹もあれば、

デンと構えた大きな木。

はみ出し者もいる。

これは、私が5年前に名付けた「ジャックと豆の樹」。いつでも空に向かって伸びている。彼と出会うと前向きな気持ちになる。普段から前向きだけど・・・。

そして植物はいろいろな形に変化する。

駐車場のアーチになったり、

古い家の髪の毛のように両端から伸びた蔦。

屋根の上に生えたりもして、

そうかと思えば、車のかくれんぼにも協力している。

楽しい時間はあっという間に過ぎ、明るくなった港を廻って帰ると、水たまりに空が映っていた。幻想的。

その日のお土産はなんといってもお初にお目にかかったお花ちゃん。何日咲いていられるのかな?