Category Archives: お散歩

おひさしぶりです。

先日、高校の同級生が遊びに来てくれました。誕生日が一緒なので同じ日に産まれ、同じ年月を生きてきたわけですが、ちょっと~~~!!少し私よりもおじさんになってやしませんか~~~~~!!??(笑)でも、中身は昔から変わりません。

後ろで自ら目にラインをいれて誰だかわからないようにしている人は誰でも知っているあの人です。

高校生の頃の友人は何故だかホッとする安心感があります。

今回もラブラブの奥さんとお二人での来島で、『ハワイに行く時間とお金があったら宮古に来たい』という名言を残して帰っていきました。ありがとう。宮古を気に入ってくれて・・・。また遊びに来てね。

さて、昨日の朝、新聞を読んでいると、天気予報は向こう一週間全部雨!!まあ、梅雨ですからそんなこともありますね。

でも、待って?天気予報はベタな雨だけど、新聞越しの空は青空!!海もブルー!!

宮古の摩訶不思議の一つです。

続く雨のお陰なのかはわかりませんが、『しずかだん』の植物は元気過ぎるくらい元気です。一体どこまで成長することやら・・・・・

下の写真は義姉に「静佳!これを植えなさい!」と命令されて植えた花。こいつが一番伸びています。なんだか忘れましたが、薬草らしいです。

田舎へ行くと必ずといっていいほど採取して『しずかだん』に移植していたポインセチアの原種。いつも失敗に終わっていたのでもうあきらめていたのですが、ようやく育ちました!!

でも今は料理に添える植物に夢中なんです。名付けて『静佳農園』。育ってくれると楽しいです。

ローズマリーは5年選手くらいで、見事に大きくなったのでランチのお客さんに無料で提供しています。すると、誰に聞いたのか「ローズマリーをもらえるって聞いたんですけど・・・」とある日女の子が貰いに来ました。島の伝達能力・・・・高し!!

数週間前に種を蒔いたディルも芽を出しました。

それでは最後に、ポークランチョンミートの「HELL’S KITCHEN(ヘルズキッチン)」の料理と、お食事の際に眺める景色のご紹介です。

パーコー麵

静佳日記 *********

私達は年がら年中忙しい。どうしてこんなに忙しいのかと、本人も驚くほどに忙しい。夫が忙しいのは、料理の成果をみれば一目瞭然なのだが、私の仕事は結果が目に見えないので人からは忙しそうに見えないようだ。現実的には、シャワーも浴びる時間がなかったほどに忙しい日もある。少し、仕事の選択を間違えたもかもしれないな・・・・・そんな日にはそう思ってしまう。

『自分の時間は自分で作るもの』

そう、偉そうにほざいておきながらなんてことない、夕陽を眺めに行く時間すら持てないなんてだらしないったらありゃしない!!!

そこで、ある朝、目が覚めた時の空を見て一瞬で決断をした。

「今日は歩くぞ~~!!!!」

雨が続いていたせいもあり、晴れた朝は久し振り。すぐに出発をしてお隣りのパイナガマビーチを歩く。誰かが一人キャンプをしているようだった。

懐かしい光景。東京にいた頃はキャンプ遊びに明け暮れたものだ。島ではどこかにキャンプに行く必要がなくなった。家がキャンプ場のようなものだから。

その先の公園まで進むと、少し前にお姉さんたちが植え付けていたユリの花が見事に咲いていた。

圧巻。

そしてその先に見えているのは、工事中の例のホテル。

もう、『宮古島』ではなくなりつつあるような気がした。

その近くまで行ってみようと進んで行くと、道添の樹々の中で何かが動いている気配がする。

よく見ると鳥が実を食べている所だった。くちばしが綺麗なブルーの鳩のような鳥。近寄ってカメラを向けても一向に逃げようとしない。よほど食い意地が張っている。

そのまた先のミルキーウエイまで行って引き返すと、

もう、食い意地ちゃんはいなくなっていた。あれは幻だった?朝日に白くぼやけていたその姿はとても幻想的で、朝のウオーキングではよく私は異次元の世界へとトリップする。

そして家に帰るとテラスで朝ごはん。まったくもって、これがキャンプ生活というものだ。パイナガマビーチを眺めながらの朝食タイムは、なくてはならない一日のうちの大切な時間。ゆっくりと二人でおしゃべりを楽しみながら夫の手作りのパンを頂く。朝の会話は自画自賛がいいと思う。自分で自分を褒めることはとても大切で、一日の仕事のやる気がみなぎる。言ったからには有言実行という意味合いも込めて・・・・。

その日の朝の自画自賛は、

「このロースカツバーガーは○○バーガーを超えたね」

お久しぶりです。G.Wですね

あまりの暑さに子供用のプールを出したのはつい最近のこと。

ゴールデンウイークに入って地元新聞の天気予報は全て雨。

でも、その新聞を読みながら眺める空は青空でした。

それなのに、ああ、それなのに。

なんでこんなに冷たい雨が降っているの~~~~~~!!

G.Wの観光客は可哀そうです。南の島の5月でこんなに寒いなんて~~~。(私達住民は涼しくて嬉しいけれど・・・)

自分の力でどうにもならないことはきっぱり諦めて逆に楽しんじゃえ!!が私のモットーです。皆さんもそうしてみてはいかがですか?

晴れた日の海も空も、勿論それはそれにこしたことはないけれど、雲も悪者ばかりではありません。

雲を眺めていると楽しいですよ~。

それにどうせ海に入るのなら雨が降っていても同じです。雨の日のシュノーケリングがすっごく楽しいの、知っています?

さて、それではポークランチョンミートの「HELL’S KITCHEN(ヘルズキッチン)」のお料理のご紹介を少し。今までは普通に宿泊者様の夕食と朝食を作っていましたが、コロナのお陰でこの2年間、料理のレパートリーが増えました。(本当に色々な形で細々と運営してきましたから・・・)

テイクアウトも随分と色々作りました。

今、ランチタイムは鶏白湯宮古そば屋になっているし。笑

料理の可能性を広げてくれたコロナに感謝です。

これからも美味しい料理を研究し続けていきます(うちのシェフさんが・・・)。

皆様、どうぞお楽しみに~~~~。

宿から眺める空

静佳日記 ************

宮古へ移住してくる人の殆どは、シャカリキになって海へ入るのは最初だけ・・・と聞いている。そのうち「いつでも入れるから」と後回しになるらしい。

私はそんなことはない。だって海が大好きだから。

そう思っていてもやはり8年もの月日は「いつでも入れるから」という怠惰を呼び起こした。忙しさも相まって(そちらの理由の方が大きい)、海に入る回数はめっきり減った。チャンスは幾度となくあったのだが、また今度にしよう、という怠け者の口癖がいつの間にか私の中で根付いてしまった。

そうしたある朝のこと。いつものようにウオーキングに出発するべく外に出た瞬間、海に入りたくなった。理由はよくわからないが、海に入りたくなる空気というものがある。この感覚は久し振りのこと。そうなったらもう、思いのままに行動するしかない。

少し歩いて汗をかいた後にいざドボン。

観光客が海水浴をしていた。いつものことながら、ここでシュノーケリングをするのは私くらい。海に入ると想像以上に水温は高かった。するといきなり目の前を魚の大群。群れに混ぜてもらって戯れた。

なんて楽しいの!!!????

もう、海に入って数秒で忘れかけていた楽しさが蘇った。これよこれ。この感覚は海の中でしか味わえない!

すぐにクマノミちゃんのお家にも挨拶をした。

そして、いつものコースを辿っていき、「ガンダーラ」を目指す。

♪生きることの苦しみさえ消えるという、どこかにあるユートピア。その国の名はガンダーラ♫

小学生(?)の頃に沢山聞いたゴダイゴが歌うこの曲の「愛の国」がパイナガマの中にある。砂漠のような砂地をどこまでも進むと、いきなり目の前に現れるユートピア。珊瑚がまだ生きていて、魚たちが楽しそうにヒラヒラと舞う。その様が私にはガンダーラに思えて仕方がない。だからこの海に入る時はいつもここを目指す。住んでいる魚達は大体知り合い。

ところが久し振りのその日は初めましての魚がいた。どこからやって来たのか、青い身体の転校生。大きな体で悠々と泳いでいた。逆に、一匹だけいた水玉君はいなくなっていた。

暫く見て廻った後、急に思い出してワッカの練習を始める。

久し振りだからうまくいかない。だが、これをやりだすと面白くて時間を忘れてしまう。近くで大きな貝を見つけた。去年から『パイナガマに貝を取り戻そう運動』を私一人で始めたのだが、その時の貝かもしれない。もっともっと増やしたい。

海から顔をあげると、知り合いのダイビング船が2艇ほど出ていった。

最後にコイツに遭遇。

これほどまでに夢のような時間を後回しにしていたなんて・・・。

目の前は海。

初心を引き出してくれてありがとう。

宿の周辺案内PART 5

コロナ禍の影響が続き、今までのポークランチョンミートとは少しだけ違ってきています。まず、一階を飲食店にしたことで出会いの幅も広がっている気がします。出会うはずのなかった人との出会い。楽しいです。

今までよりももっとスローに、ゆっくりと、人生を楽しめたらいいな・・・と最近そんなことを考えています。今までも好きなことをやらせていただいておりましたが、これからはもっと、もっと・・・。

一度しかない人生を謳歌したいです。

さて、イベントのご案内です。

ゴールデンウイークにいらっしゃる方は2階建てバスなんてどうでしょう?

そして、リトリートなイベントもおすすめ!!

そして、ポークランチョンミート一階の「HELL’S KITCHEN(ヘルズキッチン)」のお任せ料理のご紹介!!

宿泊の方は一週間前までのご予約を(2名様から承っております)。

それ以降は200円プラスになります。

ランチタイムはご予約なしでどうぞ~~~!!

それでは、ポークランチョンミートの周辺案内 PART 5 !!

ポークランチョンミートから徒歩10分の所に朝日を眺めるのに最適な場所があります。

私はよくそこへ行き、昇りゆく太陽を独り占めしています。そこへ行った日は何故だか良い一日になるような気がしてなりません。夕日は宿の目の前に落ちるので毎日見れますが、やはり一日の始まりの太陽も拝みたいです。元気とやる気を吸い込むことができます。

広い公園は自然を感じるのにもってこいです。

下へと続く道は時々フェイントがあるので注意が必要です。

急に行き止まりになるなら、何故ここに道を造ったのか・・・謎。

ところが、道なき道は下の道路まで続いています。

斜面に造った階段も中途半端。

世界一低いベンチなんかもあります。座ったら足は下せません。

そして、樹々は生き生きと出迎えてくれます。

数年前に知ったこの樹の実。手のひらくらいの実ですが、そろそろ花が咲きます。咲くと言っても、花ではなく、綿。これから数日間この「綿」を楽しむことができます。この日はまだ「実」でした。

そして本来の目的の朝日。

皆さんも、ポークランチョンミートに泊まったら少し早起きできた日に行ってみませんか?

長くなりましたので、静佳日記はおやすみです。

歩け歩け歩け~~!!

宮古島は空が近いですが、飛行機も近いです。

ポークランチョンミートの上もよく飛行機が飛んでいるので、近い時は手を振ります。いつか誰かが気が付いてくれると嬉しいな。という願いを込めて・・。あと、自分も空からポークランチョンミートを見たいと常日頃思っております、はい。

車を走らせていても飛行機と並走できることがあります。楽しいですよ~~!!盛り上がります。

さて、先日の新聞で知りましたが、大神島への定期船が新しくなりました。次回乗るのが楽しみです。まだ大神島へ行ったことがない方は是非!!

また、宮古島にはたくさんの歴史を学べる建造物が残っています。海ばかりではなく、歴史を巡る旅も楽しいかもしれませんね。古い時代の宮古独特のお墓、「ミャーカ」を巡るツアーに以前参加したことがありますが、その時に行かなかった「ミャーカ」を発見!!一度勉強したことがあるからこそ、見つけた時は楽しいものです。

それでは、ポークランチョンミートの「HELL’S KITCHEN(ヘルズキッチン)」の料理の一例です。

目の前に広がる夕焼け空を眺めながら、テラス席にて如何でしょうか?

宿泊の方の朝食、夕食は1週間前までにご予約をお願い致します。それ以降になりますとプラス200円になります。またはお受けできないこともございますので御了承くださいませ。

ランチタイムは「鶏白湯宮古そば¥880」を続行中で~~す。「とんこつ醤油が宮古そばに恋をした¥930」も毎日ではありませんが作っております。合わせて宜しくどうぞ~~~~!!

静佳日記 *************

朝のウオーキング。

街を歩く時はまだ暗いうちがいい。

昼間には見られない沢山の彩が愉しめるから。

たまにお月様も残っている。

南国固有の植物達に癒されながら歩く。

樹々も南国そのもの。

立派な塀や、

この樹なんの樹大きな樹。

軒先にできた植物園もかわいい。

宮古にはよくある合体植物。樹と花の共存。異種の樹同士の共存もよくみかける。

そして、船の浮きとの共存。

車だと何気なく通り過ぎてしまいそうな、なんてことのない歩道があった。宮古では歩く人は殆どいないのに歩道はちゃんとある。

下の写真の樹々のトンネルは、何故今まで通らなかったのかと思うほど、幻想的な世界観を持っていた。ちょうど前を歩いていた女子高校生が、宮崎駿作品の主人公に見えてしまったほど。ずっと目で追っていたら、途中ですーーーっと消えてしまったりしないだろうか?そうな妄想が膨らんだ。

なんて素敵なトンネル。

これだから歩いての散策はやめられない。

家に帰ったらテラスで朝食を・・・。

台風1号

スーパーで可愛いパッケージを発見。

「レストラン風」だからコックさんの顔が。何故外人さん??こんなパッケージが大好きです。

そして、義姉がグラジオラスを沢山摘んできてくれました。夫はこの花を見る度に「宮古に帰って来たんだな~~」って思うそうです。東京では見ませんでしたから。ハイビスカスではなく、グラジオラスなんだそうです。

さて、珍しくリアルタイムの記事を書きましょうか・・・。

今朝のパイナガマビーチです。台風1号の影響で、波がザップ~~~~ンザップ~~~~ンと押し寄せていましたが、いつも通り大したことはありません。

それよりも、こんなに離れているのに風が強いなんて・・・・小笠原の方々、十分にご注意を!!

その後、7時には一気に晴れて、大きな大きな虹が出ました。仕事で車を走らせていた私は、帰りの坂の上からその虹を真正面に見て、興奮!!急いで帰って、ポークランチョンミートのテラスからパシャリ!!携帯で撮ったのであまりよく撮れませんでしたが・・・。

すると、この風でもダイビングは出航するようです。みるみるダイバーさん達が集合してきました。

気を付けていってらっしゃ~~~い!!

さてさて、ポークランチョンミートの「HELL’S KITCHEN(ヘルズキッチン)」では、自家製パンを販売しております。但し、いつもではありませんので、焼き上がりの日はInstagramをご覧ください。また、宿泊の方の朝食や、夜のお任せメニュー等々にも登場致します。

お楽しみに~~~~。

余談ですが、牡蠣のオイル漬けを作ってみました。年に一度の静佳の料理です。笑

東京にいた頃は料理が趣味の一つでしたが、宮古へ来てからめっきり・・・。少しづつまた、取り戻していきたいと思っています。静佳キッチンを活用して・・・。

静佳日記 ****************

朝のウオーキング。

オーソドックスは、お隣のパイナガマビーチからスタート。海鳥たちが朝ごはんの時間。

ここの気持ち良さを一度味わったらもう虜になる。早朝は自然と足が向いてしまう。

そして後は草木を眺めながらひたすら歩く。私はもともとあまり植物に詳しくない。ただ、この島には東京では見たことがなかった植物が豊富に生きている。それはもう、無限大かと思うほどに常に新しい発見があり、私の好奇心を掻き立ててやまない。

それは季節によってもまるで別物のようになり、それを追いかけるのが楽しい。

新芽がバラの花のようになる葉っぱや、

まるでぶどうのような小さな実は食べることができるらしい。

太陽の日差しが強烈なせいなのか、この島では驚くほど植物の成長が早い。あっという間に表札を取り囲む蔦。

少しほおっておくと、あっという間にかくれんぼの車。

バイクだってもう見つけられない。

ゴミや汚いものを隠してくれるのはいいけれど、除草した時にひどい状況を見ることになる。

少し頑張って坂を昇ると、駐車場から海を一望できるところがある。夕日が綺麗に見えるところ。

歩いていると、自分のとっておきの場所がドンドン増える。

それでも、島の開発は進み、野原はコンクリートの鎧にドンドン変わっていっている。見晴らしがよかったサトウキビ畑もどうやら売りに出ているようだ。

もうこれ以上、眺めを遮らないで欲しいな。家へ帰ると、恐らく私の生きている間は変わることのないと思われる絶景を眺めながら朝食を摂った。

そのままの君でいて♫