Category Archives: 宮古島の夕日

はまいえ

またまた去年の話にさかのぼり・・・・

いつもの彼が今度は仕事の仲間を連れて来てくれました。お酒を飲んでいる時に宮古の話で盛り上がったようで、その勢いのまま連絡がきました。「今3人で飲んでいるんですけど、12月に宮古に行きます!!」

そんなノリでやって来た三人組。

私達から見ればまあまあの弾丸でしたが、私が紹介したPLMの目の前のダイビング船で初のダイビング(うち二人は経験者)に挑戦したり、

「一日は外に一緒に呑みに行きたい!!」

と、前々からのご要望で、はしご酒にもお供しました。

「ランチに来る時間がないから」

という理由でのわがままリクエストにより、朝食に鶏白湯宮古そばを食べられたのも常連さんの特権です。

とにもかくにも、類は友を呼ぶ。ほんっとに素敵な方達でした。彼らと出会うことができたのも、以前一人旅でフラッときてくれた彼のお陰です。宿をやって一番のご褒美は本当に人のご縁です。また、次回は暖かくなった頃にお待ちしていますねぇ~~~!!プロジェクトの成功を祈っています。

さて、もうブログは書かないのか?と聞かれてしまうほど間があいております。何度も言いますが、ひとえに「やることが多すぎて時間がないんです!!」

はい、ただそれだけです。毎日のTo doリストが1行消すとと2行増え、3行消すとと2行増える・・・

大半は模様替えやメンテナンスなどです。より使いやすく、より可愛く、より居心地よく・・・もっともっと!!が止まらない性分なんです。もう、きっと一生これは治らない。なので、後回しにしているといつまでも書かないので今日、時間を繰り上げパソコンに向かいました。サンセットタイムだったのでテラスに出て。あ~~~~~なんていい時間。この景色を眺められるだけでどれだけ幸せを感じられることか。写真を撮りましたが、写真ではとても表現できません。

でも、あっという間に暗くなり中へ入ると、今度は夫がプロジェクターで音楽映像を流してくれました。粋だね。

20歳くらいの頃、当時流行っていたカラオケパブで友人が石川さゆりの「天城越え」を歌った時、ダサいと感じていた私は、今、これにハマっています。もう、1日に何回も聞く時もあるほどです。そして、今日もその特別バージョンを観て(勿論、よくわかっている夫が流してくれました)、思わず最後に「よっ!!日本一!!」と手をたたいてしまっていました。いや~~~さゆりちゃん、本当にお上手です。一番気に入っているフレーズは「誰かにとられるくらいなら、いっそ殺していいですか?」

・・・・静佳日記はおやすみです。

2023年になっちゃった💦

あけましておめでとうございます。

何かと忙しかった2022年。ブログをサボりがちですね・・とお客様に言われ・・・・

はい。その通りでございました。ほんっとに時間があっという間で、一日が一瞬で終わってしまうんです!!たかがランチ、されどランチ。ランチタイムの営業を始めてからそれに関わる仕事が鬼のように増えたのは気のせいなのでしょうか??とにもかくにも、掃除から始まり掃除に終わる毎日です。まあ、毎日楽しいので良しとしましょうか。そんなこんなでブログに充てる時間がほぼほぼ無くなってしまっています。書く気は満々で、ネタもたっくさん溜まっているのですが・・・・。

去年、わたくしの事務仕事用にちょっとおしゃれなデスクとイスを新調しました。それに伴い、デスク周りも大掃除の模様替え~~~!!(こんなことばかりしているから時間がないのか・・・)今、私の仕事用デスクはOL時代の会社のそれに似た環境となり、遠い昔の自分に戻ったようで、ウキウキしています。デスクに向かうと、会社に出勤したような気分になり楽しいです。単純なんですね・・私。

でも、環境ってとても大切だと思っています。何事も、どうせやるなら楽しくやりたいですから。

さて、こんなに前置きが長くなってしまいましたが、本年もどうぞ宜しくお願い致します。

昨年になりますが、2度目のお客様は2度目という気がしませんでした。前回いらした時に西表島時代の夫の同級生のお父さんを知っているという話になり・・・・。共通点があると親密度が増すものですね。そのお父さんは今は鳩間島で一人で宿を運営しているようで、彼女はそこが鳩間島での常宿だそうです。写真やお話を聞くにつけ、羨ましい限りの生き方だなぁ~~~~と思わされます。もっと年をとったら私達もそんな風に・・・・。

きっと彼女もそんなところが気に入り、離島を旅しているのでしょうね。また宮古にも遊びに来てください。乾杯しましょう~~!!

さて、ポークランチョンミートのシェフさんは、今、ラーメンスープの虜になっています。明けても暮れても・・・とはよく言ったもので、本当に日が昇る前から世の中が寝静まった後も、ず~~~~~~~っと仕込みや研究に勤しんでいます。一番奥が深いスープと返し。だいたいラーメンってやつはその二つで決まっちゃいます。ところがその奥の深さは宮古島の真下のブラジルまで到達してしまうほどの深さなんですね~~~。材料を変えたり、分量を変えたり、時間を変えたり、順番を変えたり、いっそ根底から作り方を変えてみたり・・・・・・いったいこの人は終わりということを知らないのだろうか、と思いながら眺めています(私は味見だけなので)。でも、その情熱は作品に物凄く反映されていると思います。彼の仕事をまじかで見ていると「料理」ではなく「作品」とどうしても言いたくなります。それほど丁寧に丁寧に、手塩にかけて作り上げていきます。唯一無二の彼の作品はドンドンその種類を増やしています。試作品は数あれど、世に出るのはその中のほんの少し。

「美味しかったから」

と、再び食べに来てくれるお客さんが一番嬉しいのだそう。何故って?「また食べたくなる味」を目指しているからです。

そして2番目に奥が深いチャーシュー作り。これはもう何十年も続けていますが、これまた新しいレシピが尽きることがないようです。彼曰く「料理は化学」。そして驚くほど数字に強いです。そんなシェフは「小、中学生と勉強しなくて良かった」といつも言っています。そのお陰で今脳みそが沢山のことを吸収できるんだとか。これだから人生って面白いですよねっ!!(笑)

そのチャーシュー作りですが、宮古のつぶしたての豚を使って作ってみました。

まぁ~~~~~ビックリするほど柔らかく、脂も皮もトロットロでした!!(沖縄は豚肉を皮付きで食べます)。でも色々と制約があり、常にというわけにはいかないようです。残念!

宮古に遊びにいらした際には是非一度はランチタイムのオリジナル宮古そばを召し上がりにいらして下さいね。麺は宮古そばの生麺を使用しております(一般的なそばは茹でてある麺を使用します)。これがまた抜群に美味しい麺です。トッピングも全て手作りです。一つ一つを説明していると日が暮れるのでこの辺にして、私の数少ない手仕事を一つご紹介♪

デスク用の椅子を新調して要らなくなった椅子を冬らしくリメイクして客席の仲間入りをさせました。

めっちゃ座り心地のいい椅子なので是非!!

最後はポークランチョンミートからの眺めです。

高台まで行くとイルミネーションが楽しめますよ~。

静佳日記 **************

あれは何月のことだっただろうか。休みの日も仕事ばかりしている夫と、久し振りに2連休をとり、「今日は仕事を何もしないぞ~~~~!!」と固く誓い合って出かけることにした。

以前から気になっていたハンバーガー屋さんを目指す。少し前には島に2,3軒しかなかったハンバーガーショップは、今やどこもかしこも・・・・になりつつある。

朝が早かったのでもしかしたら一番乗りだったかもしれない。まだ誰もいない。予想外だったのは店舗ではなくキッチンカーだったこと。あまり情報をネットで見ないのでいつも下調べなしのぶっつけ本番。定休日だけは調べるようになったが・・。そのショップの一番の『売り』を注文し、メニューにビールを見つけた私はニヤリと微笑んだ。

小瓶のビールをそのまま渡され、フードコートなどによくある呼び出しボタンを持って待つことになった。辺りを散策。何もなかったド田舎の土地は都会のお洒落さんに様変わりを遂げていた。あれ?ここどこだっけ?

好きに使ってよいと言われた広場もお洒落な空間で、いつもの如く、その場を楽しむというよりはその構造に興味津々の私。大工の血が騒ぐぜぃ。

建物の屋上まで全て見終わった頃に呼び出しのブザーが鳴った。ビールの効果でお腹が空いている。

ビールを追加注文しないように早々にその場を離れ、久し振りのゆいなビーチをチェックし、

誇らしげにそびえ立つ日本一の橋を渡った。

6月には全国のお金持ちで賑わうことになるホテルの工事の進行をもチェックし、

用事を済ますために遠回りをしたのが功を成し、大きな虹に遭遇できた。

しかもダブル。

ああ、だけど、街中よりもポークランチョンミートから見たかったね、と夫と同じ気持ちを伝え合った。

その日の夜は、いつもの店でいつもは無い大きなぶりのカマ焼きをつまみに二人で飲んだ。

こんな一日でも私達にとっては豊かな一日だ。観光業をしているので半分は仕事の延長だけれど、それを楽しめるという特技を持っていることが私の唯一の特技かもしれない。

親戚の子

コロナ禍になってから、毎度お馴染みになった特別なお客さんがいます。時代と逆行しているようなその家族。子供の成長もここで・・・のことが多々あるんです。

例えば、少し前までは登れなかった隣の公園にあるサザエの滑り台のてっぺん。何故そんなところに登りたいのかって?地元の子供たちがみ~~~んな登っているからです。憧れだった『てっぺん』に一度成功したら後はもう簡単簡単!!ちょちょいのちょ~~いです。

夕焼け空をバックにとても絵になっていたのでパシャリ。自分で言うのもなんですが、なかなかの写真です。

これもどうでしょう!!!燃える空と一体化していませんか?

大人になって欲しくないけど、大人になった彼女に会うのも楽しみです。その頃にはすっかり親戚のおじさん、お姉さん(?)になっているのでしょうか?

また、暖かくなった頃にお待ちしています。海外が解禁になっても宮古島を忘れないでねぇ~~~!

さて、あまりにも新店が増え続ける宮古島。もう、何が何だかわからなくなってきています。ホテルもそうですが、飲食店も然り。もう把握しきれないので、ご近所さんに取り合えず行ってみよう!ということで新しくできた中華屋さんにお邪魔してきました。宮古ではよくあることですが、オーナーは知っている方でした。しかも従業員の方も・・。本当に宮古は狭いです。

ランチにはお寿司があるお店をチョイスして・・・。なんだか夜は本格的なお寿司屋さんのネタケースがあり、期待しちゃいます。

そしてなんといっても私の中の今年のビックニュースは、宮古に「ダルトン」ができたこと!!超超超嬉しい!!

そして、小さなニュースは、ある朝家にカニが入ってきていたこと。幅15センチくらいの大きなオカガニ。彼も寒かったのかな?

夫に頼んで隣の公園に逃がしてもらったのですが、またまた道路を渡ってこっちへやって来ます。ちょうど通りかかったご近所さんがカニがいるね~~と車を避けて走って行ったのですが、その直後、おじぃの車が通ってバキバキバキ~~~~~。「あ~~~~~~~!!」という間もなくの瞬間でした。「おじぃ!!カニを踏んだよ~~~!!!!!」と叫ぶと、「葉っぱだと思ったよ~~」と。

全ては寒さが悪いのでしょうか・・・。

最後はお知らせです。25日まで近くの海空公園でクリスマスイベントをやっています。16時から19時半まで。キッチンカーが沢山出ていました。イルミネーションだけでも必見です。

宿泊者様の料理の一例です。

静佳日記 *************

朝のウオーキング。

島は北風が強くなる季節に突入している。私達は海の前に家を構えているので、海の状況を朝起きてから暗くなるまでずっと見ている。

「今日は白波がたって荒れているね」

とか、

「今日の海はまた一段と綺麗なブルーだね」

など、夫婦の会話も自然と海の話題が多くなる。

その朝は、家を出てビーチへ降りるとベタ凪の、まるで湖のような海が静かにたたずんでいた。

どんな姿をした海でも、海を見るのは昔から大好きで飽きることがない。高校生で運転免許を取得してからは、当時の彼とよく海へ行った。夜中からのサーフィン目的や、ただの夜のドライブデートまで、海はいつでもつきものだった。その頃から「いつか海の前に住みたい」という夢を描いていたと思う。もう、遥か遠くの記憶であり、ぼんやりとしたものだった。そして、様々な経験を経て、今、その夢が現実のものになっている。自分の城を建てるのは子供の頃からずっと思い描いていた夢。人生は捨てたもんじゃない。今でも私はこの現実は夢なのではないだろうか・・と考えることがよくある。当り前だと思ったことは一日もなく、この「いま」をとても大切に、大切に、大事に想っている。

さて、ウオーキングの時には普段は見過ごしているようなものを見れるのが楽しい。植物はその中の一つ。

あっかんべぇ~~~~をしているような赤い舌を見つけたり、

南国特有の樹々達。

ジャングルのような草や、

池の蓮の花?を見つけたり、

カモフラージュのような蔦。

街中では少ない昔ながらの家屋も目を引く。

夫と二人で取得した船の免許の試験の際に利用した浮き桟橋は、老朽化の為閉鎖されていた。なんだか寂しい。

夜泣きラーメンの車を発見。

古い家がリメイクされていく様子を見ているのも楽しい。何屋さんになるのかな?

そして、やはり欠かせない定番が履物の落とし物。

今の時代でもポイ捨てが多い宮古では「ゴミ捨て禁止」の看板をよく見かけるが、

「落とし物注意」の看板も必要かもしれない・・・。

周辺案内

ポークランチョンミートの周りにはないものがない。と、私は思っています。実際、住んでいて困ることは殆どないほど非常に便利ですし、それ以上に心を癒してくれるものに囲まれています。全部を一度に紹介できないので、このブログにて少しづつ、また、しつこく、しつこく、お伝えしていきたいと思っています。宜しくお付き合いくださいませ~~~!!

ポークランチョンミートには、共用スペースに洗濯機と洗濯干し場(屋根付き)を備えておりますが、乾燥機はありません。晴れの日は洗濯干し場で充分ですが、雨の日が続いたり、どうしても帰る前の日にバッチリ乾燥させたい!!という方は、近隣に数軒コインランドリーがあります。

一番近くで徒歩2分のここ!!

そして、反対方面にはやはり徒歩2分程でコンビニがあります。ちょうどパイナガマビーチのど真ん中の真ん前です。

そのコンビニの先のサザンコーストホテルの駐車場にも一軒。

そのまた数十秒先にももう一軒。

そして、先程のコンビニの手前の坂を上るところにももう一軒あります。

先日前を通ったらリニューアルして広く綺麗になっていました。

まだまだ他にも何軒かありますが

徒歩3、4分以内のコインランドリーはそれくらいかな?

これだけとってみても、ポークランチョンミートの立地がいかに便利か、お分かりいただけるかと思います。周りにないものはない!!シリーズは、これからもちょくちょく登場しますので、初めていらっしゃる方は参考になさってくださいね。

無いものはないと言えば、ダントツ1位は景色ですね。ポークランチョンから眺める景色のバリエーションは計り知れず、いまだに新しい驚きが多発な毎日です。

こちらも合わせて常にご紹介していきますのでどうぞ宜しく!

さて、ランチタイムの大通りに見える看板を新しくしました。この看板を見かけたら海へと向かって降りて来てください。そこにポークランチョンミートがあります。

そして建物の前端っこにはこの看板が・・・。

ランチタイムは11時半から14時ラストオーダー。鶏白湯宮古そばが定番で期間限定の色々そばやミニ丼各種のセットを提供しています。

宿と同様、鶏白湯宮古そばもどうぞ宜しくお願い致します。

静佳日記 ************

宿の隣りはパイナガマビーチ。

このビーチが隣りにあることがこの土地に決めた決定的な条件だった。毎日、このビーチで朝風呂を楽しめるなんて・・・夢のような生活を妄想した。そして、その妄想は妄想を大きく飛躍し、期待を上回る夢のような日々が続いている。どんなことにも必ずついて廻る『デメリット』は勿論あるが、それはこの『夢のような』の下では、ミクロの世界の塵ほどでしかない。アウトドア、特に海が大好きな私にとって、日々の生活、しかも生活の大半を占める「仕事」を、このキャンプ場のようなシュツエーションの中で送れることは、人生で最大の歓びである。

目と鼻の先のビーチは家の玄関から徒歩数十秒。きっと人生の幕を下ろすその瞬間までこのビーチは私の友達でいてくれる。いくつになってもここでの遊びは無限大。その年齢でできることが後を絶たないだろう。

15分ほどでもチャンスがあればこのお風呂へ入って遊ぶ。それは健康の為の時もあるし、気持ちをリフレッシュするための時もある。何しろ水の中に入っているのが大好きなので、ただただ、海の中にいるだけでも十分癒される。それにプラスしてこの空!!雲!!これ以上の巨大風呂を所有している人は世界広しといえどもそうそういないだろう(私のものではないという認識が薄い)。

シュノーケルとフィンをつけてドボンと潜れば、もうそこは別の世界。

いつも必ず会うのはクマノミちゃんの親子。

そして、先日、それは突然私の目の前に現れた。びっくりし過ぎて一瞬何がいるのかわからなかった。ここに住んでいることは知っていたが、パイナガマの海の中で遭遇したのは初めてだったから。

ゆっくりと私を誘うように大きく弧を描きながら泳ぐ彼は、クマノミと並んでみんなの人気者。

予期せぬ出来事に、憑りつかれた様に後を追った。

私は安全よ~~何もしないから安心してね~~お願いだから逃げないで~~~!!

そんなセリフを頭の中で何度も繰り返しながら優しく近寄り、長いことついて廻った。ストーカーのように。

そしてその日以来、彼はよく私の前に現れるようになった。

観光業を営んでいるので仕事でいうと彼の出没のタイミングを勉強するが、個人的な楽しみとしては知らない方がサプライズ感があって毎回嬉しい。なんでもそうだが、全部がわかって「当たり前」になると楽しみが半減してしまう。

今までの私なら仕事の方を間違いなくとっていた。でも今回は後者をとろう。

当たり前では得られない「ワクワク」が欲しいから・・・・・・。

可愛いね。

凄い勢いで宮古へ来ているお客様。

「一人旅が苦手!!」という彼女は色々なお友達を連れて来て下さいます。

今回も同伴は素敵な女子!!私の大好きなタイプの子です。お酒を一緒に呑めばもうすぐに意気投合!!

地元ではSUPをやっている彼女たち。宮古では宮古でしかできないことをするそうです。そうですよね~~。せっかくこんなに遠くまで来たのですから。

また、絶対に来て下さいね~~。楽しく呑みましょう~!!

いつもの彼女はもう次の宮古旅行が決まっているとのこと。その前にまた来たくなったらいつでもウエルカムですよっ。お待ちしています!!

お知らせです。只今、ランチ以外のお食事はお休みさせていただいております。

この機会に次の新たなる挑戦に向けて色々と試作を繰り返しております。

ポークランチョンミートの料理は全て夫が一人で孤独にのんびりやっております。意外と仕事に関しては真面目な彼ですが、たまにこんなキャラにもなります。

最後はポークランチョンミートから眺める景色です。

静佳日記 *****************

少し前の話。

「もう、海に行かないと死んじゃうよっ!!」

そんな、脅しにならない脅し文句を呟くと、「そしたら海に行かないでおこう」と言う口の悪い夫は、言葉とは裏腹に海に行く準備を進めてくれた。

いつも通りの青空にぽっかり浮かんだかわいい雲。もうこれだけでもお腹がいっぱいになりそうなドライブをすること数十分。

何もない草原にいきなり建物を発見した。

「え~~?なんだろう?」

探検心モリモリの私は気になって仕方がないが、大抵夫は気にせず通り過ぎる。

「電気が通っているから人が住んでいるのかな??」

これには少し夫も興味を持ったようだったが、先を急いだ。

まるで偵察機のように低空飛行する飛行機に相変らず無意味な手を振り、

目的のビーチへ着いた。この、海がチラッと見える瞬間が一番のワクワクタイムだ。

まずは日陰を探す。

定位置を決めたら椅子に座ってただただのんびりを決め込む夫。

それにしてもなんという綺麗な海。何万回見ても毎回感動が薄れないのが宮古の海の特徴。

アダンの実もこの海に映える。

そしてすぐに私は海へドボンと飛びこんだ。

ここは宮古のビーチの中でも珊瑚や魚のポイントに辿り着くのに少し時間がかかるビーチ。だからこそ、まだ体力があるうちに沢山行っておこう・・・・そう思っている。おばぁになるとちょっとしんどいから。

初めの方の海の砂漠地帯はひたすら泳ぎに徹し、少しづつ珊瑚が現れてきたらパラダイスはもう近い。

珊瑚に伴って魚の数も増えてくる。

海に入っていると時間を忘れる。そして、顔をあげると、自分がどこにいるのかもわからなくなりそうな景色。ここは遥か遠くの、流れ着いた無人島?日本にいるとは思えないこの浮世離れした景色を人々は求めて遠くからやってくるのだろう。

頭上を、その『期待』をたくさん詰め込んだ飛行機が通り過ぎてゆく。

この島を知って本当に良かった。いつも心の中で繰り返している。