Daily Archives: 2022年10月28日

HEY!!ドクター!!

普通に通勤するように宮古へ来るお客さん。歯医者さんの彼は、「差し歯が取れちゃったよ~~~」と事前に連絡をしたら道具を持参で遊びに来てくれました。期間限定の青空歯科医院の開業で~~~す。

彼とのお付き合いももう4,5年??忘れましたが、他の人よりも来島回数が多いのは絶対です。宮古にいる友人よりも会う頻度が多いのでは?・・・・・とにかく仲良しであることに間違いはありません。

彼の娘は前々から念願だった、宿の横の公園の滑り台の『てっぺん』についに登ることができました。

おめでとう~~~!為せば成る!!!!

もうすぐまた会うことになると思います。そしてきっといつの日か宮古の島民になるのでしょうね。私達の将来は楽しみがいっぱいです。

さて、ポークランチョンミートは、海が大好きな私の永遠のキャンプ場にしようと思って建てました。宿というより、飲食店というより、キャンプ場のような『おうち』です。毎日の日常がアウトドアな生活だったらどんなに楽しいか・・・・。そんな夢を描いて宮古へ移住を決め、ポークランチョンミートを建てました。ほぼ夢は叶いましたが、何しろ東京にいた頃よりも忙しい。過酷な仕事です。それでも嫌にならないのは、夢に描いた生活が、いやそれ以上の日々がここにはあるからだと思います。今日は店はおやすみ。海へと遠出をしたいところですが、夫は仕込みと通院で忙しい。ならば私は、大好きなポークランチョンミートを満喫しよう!!と昨日から決めていました。午前中にメンテナンスなどの仕事は済ませ、お昼前からテラスのカウンターを独り占めしています。

この場所では毎日癒しをもらっています。大抵ランチの後に夫と二人で海を眺めてまったり休憩をするのですが、海上保安庁の日本一の巡視船からヘリコプターが飛び立とうとするのを眺めたり、

目の前の船着き場での海中作業をぼーーーっと眺めたり、

とにかく毎日ここに座るのが楽しみで仕方がありません。

今日はもう、「一日中ポークランチョンミートにいることを味わうよっ!!!!」そう夫に宣言しています。このブログをテラスのカウンターで書こうと決めていたのですが、「コーヒーにしようかな?酒にしようかな?」と聞こえるように呟くと、すかさず夫が「酒だろっ!!絶対!!」と甘くささやいたのでお言葉に甘えてビールを・・・・。

あああああああああ!!もう!!最高!!

ポークランチョンミート万歳!!!

パソコンに向かってブログを書いていると、す~~~~~っとおつまみが出てきました。仕込みの合間に夫が作ってくれたんです。

あまりの気持ち良さにビールが進み、そろそろサワーにしようかと思っているところにもういっちょおつまみが・・・・

あ~~~この瞬間が人生の終わりでも構わない。そんな幸せなひと時です。自分で流したBGMから聞こえるユーミンに合わせて大きく口ずさんでも誰にも聞こえない。いや、聞こえないことにする。そんな感じが心地よい今日この頃です。そういえば彼女は68歳で文化功労章を受章したらしいですね。彼女のように10年後も20年後もも輝いていたいです。

そろそろ酔っ払いになってきました。ハンモックでお昼寝でもしましょうか。今日は徹底的に贅沢な日を決め込みます!!!!

静佳日記 *************

娘の帰省(前回の続き 最終章)

朝から飛ばし過ぎたため、家に帰ってからダラダラと過ごす娘。せっかくだからと最高の宮古を案内したいと思う母。もう何十回も宮古に来ているのだからもう見てないところはなのだけれど、それは大きな間違い。移住する前も何度も来島し、移住してからも8年経つ私でも、生まれ育った夫でさえも、まだまだ知らない宮古がある。宮古の魅力は尽きることがない。

無計画だったため何となく夕日を目指してドライブしようということになった。本当のことを言えば、少し悩みを抱えた娘が、私に話しをしやすいように・・・というのが一番の目的だった。悩みがある時は吐き出すことが一番だということはよくわかっている。たとえ解決にならなくとも、話せる相手がいることは大きい。彼女にとって世界中で一番の味方である私は、話しを聞く相手としても一番だろう。何も自分の悩みを話せなかった厳しい家庭で育った私は、自分が親になったらどんなことでも話せる環境を子供に作ってあげようと決めていた。

どちらが聞き役なのかわからないのが玉に瑕(たまにきず)で、会話の優位を母が保ちながら目的地へと着いた。ビーチを散策してから夕日ポイントを目指す。なんとなくいい感じの空だ。

そのまま車を走らせていると、レンタカーが数台停車している場所があった。何もない所だ。きっと何かあるんだろうな。ネットで調べまくる観光客の方が地元よりも色々と詳しい。取り合えず車を停めて見に行くことにした。するとやはりそこには隠れ名所があった。(みんな来ているから隠れてはいないが)樹々の間をすり抜けるとそこには夕日スポットが・・・。

なんというタイミングなのか。雲もなくまん丸い夕日。彼女の癒されたいという欲求に空が応えてくれたようだった。

写真を撮ってくれるという娘に甘え、ぶりっ子のポーズを決めてみた。

なんだよそれは~~~!!と爆笑する娘も、カメラを向けると周りをチラチラと伺いながら(まだまだだな)ポーズをとった。

後ろに、はじめ人間ギャートルズを連想する岩が。なんとなく可愛い顔。

車へ戻る時に再び振り返ると、そこには素敵な絵葉書が。

帰る途中、もう一ヵ所で車を停め、

まん丸い夕日を眺めると、いつもの我が家から眺めているのと同じようにのどかな風景が広がっていた。いやさらにもっと田舎くさい風景だった。地元の人がおしゃべりや釣りに来ているのは同じ。こののどかさがとてつもなくいい。

夜はいつものお店へ家族4人で出かけると、長男の誕生日を店主が祝ってくれた。

あっという間の3日間。娘にとって『何か』が変わってくれたら嬉しい。また次に会える日までの彼女の成長を願う。