Daily Archives: 2022年9月1日

うちな~~んチュッ

うちなんちゅうとナイチャーのカップルにはよく会います。今回いらしたご夫婦もそうでした。

うちなんちゅうは典型的な独特の習性を持っていますね。そして、多くの人は関西人のように明るく、楽しいです。旦那様は沖縄好き。その共通点で知り合ったようです。

いつかは移住を考えている旦那様。どうぞ沖縄本島を通り越して宮古島までお願いします!!

あなたの仕事はきっと宮古で役に立ちます!!いや、宮古の人の役に立ちます。

沢山の夢を持って人生を楽しんでくださいね。また、お待ちしています。

さて、台風11号が発生しています。ラオスがつけた彼の名前は「ヒンナムノー」。

ヒンナムノーは今、力をため込んでこれから暴れようと企んでいます。宮古に接近する予報が出ているので島は久し振りに大騒ぎになっています。なんたって大きな台風は久し振りのこと。PLMの前の船はみんな陸揚げされました。(なぜか2艘を除いて・・)そして、スーパーからは牛乳が消え、カップラーメンの棚が淋しくなりました。税金の巨額をかけた平良港の新しい貯蔵庫は本当に役に立つのか、今回が初めての腕の見せ所ですが、まあそこは宮古の仕事です。詰めが甘いのではないかと私はにらんでいます。(笑)

ポークランチョンミートも長く休んでいたランチをようやく再開したばかりですが、台風に備えた準備が一日がかりですので、今日からまたお休みになりました。雨風が強くなってからでは片付けが難しくなるので早め早めの対応が必要なんです。今回は夫の協力も得て、ポークランチョンミートの建物はすっかり別人になりました。まるで要塞です。ヒンナムノーがどんなに暴れてももう大丈夫。

これをもとの状態に戻すのには、3倍以上の時間と労力が必要です。指をパチン!!と鳴らしたらパッと入れ替わればいいのに・・・・。そんな愚痴もこぼれますが、大掃除のいい機会だと思っています。どうせだから、このチャンスに見えないところもピカピカにしましょうね~~。台風の後はいつも建物は丸洗いです。

片付けが終わると、何故か風もゆるやかになり、いつも通り夕日が綺麗に落ちていきます。テラスには何もなくなったので、唯一残った作り付けのカウンターテーブルに乗っかって、夫と二人でその夕日をゆっくりと眺めました。これから数日間、時間だけは沢山残されましたから。

すると・・・・。

なんという気持ち良さ!!!!!

体中を撫でながら通り過ぎてゆく海風。この感じは、そう!!船に乗っている時の感じと同じではないですか!!

ああああああ!!気持ちいい!!

新しい発見でした。PLMはキャンプ場をイメージして造ったのでアウトドアがメインの為、台風の片付けはすごく大変でしたが、そのお陰でとっても素敵なご褒美が待っていました。

そして、今、テレビ朝日から撮影依頼の電話が入ったところです。「海の前」で、「港内」に建っているという絶好の立地の為、台風の時には東京の各テレビ局から取材やら撮影の依頼が入ります。もっといい形で知れ渡ればいいのにね~~~~~~~~~~。パソコンが苦手な私は、いつもテレビ局の方の手を煩わしてしまいます。さらに、今朝は風なんかまだ吹いてもいないのに、何回も停電しました。電線を地中に埋めたって停電するじゃ~~~~ん!!しかも『今』???と、この辺一帯の人はみんな頭の中で同じセリフを吐いたことでしょう。市内の電線を地中に埋める大工事を終え、初めて迎える台風なんです。

停電の予行演習だったのかしらん?

やることがなくなった夫は料理の試作を作ったりと忙しい。

「結局いつもと同じく仕事してるじゃないの!!こういう時くらい休まなきゃだめよ!!」と叱った私も朝から事務仕事に励んでいます。私達やっぱり仕事が好きなんですね。夏の疲れから、先日ちょっと昼寝のつもりが目が覚めると8時!!!という日がありました。なんと、ご、ご、ご、5時間も昼寝をしてしまったんです!!これには本当に驚きました。身体は正直なので、素直に従おうと思っています。8時まで寝ていたその日以来、私は「ドリフちゃん」と呼ばれています。(あだ名までいつまでも昭和です)

そんな仕事人間の夫がポークランチョンミートの料理担当です。様々なジャンルの料理を提供できるのは、日々の彼の努力の成果です。テラス席で海を眺めながら頂けるのは、この建物を考えた私の成果です。(誰も言ってくれないので自己主張)

皆さんも、是非、遊びにいらして下さい。

先日、アボカドが大量に手に入ったので、冷静ポタージュを作りました。美味しくできたので、早速、宿泊者様の朝食に登場。

静佳日記 ************

朝は早起きがいい。

それは昔からの癖。学生の時もどんなにオールナイトで遊んで帰っても、6時には起きていたような気がする(ほぼ寝ていない)。要するに、寝ている時間が勿体ないと考えてしまうのだ。24時間をフルに活用するために削れるのは睡眠時間。だがそれも身体が許さないような歳になってきた。

今では朝にウオーキングをするのが楽しみになっている。昔に比べると随分と健康趣向になったもんだ。一番多く向かうのはお隣のパイナガマビーチ。近すぎるのでスタートラインにしかならないが。

夜の闇から朝の朱へと移りゆく時間帯が一番美しい。

綿あめのような雲を眺めたり、

建物の全てが何故か「白」に見えてしまう(これがイラブティーニ島と私が呼ぶようになった語源)佐良浜の家並みを眺めたり、

泳ぐ人をうらやんだり(小さくて見えるかな?)、

ベタ凪の朝にはビーチは湖のほとりに見えてしまう。

赤いモヤモヤを見た朝もあった。珊瑚の産卵なのか・・・?

海の近くにいるのは猫と相場が決まっているのだろう。

また違う相場は、必ず落ちている履物。

履いてきたんだから、帰る時には気付こうよ。

それとも、ここで何かに履き替えたのかい?

あまりにも道端が玄関のようになっているのを見て、いつも笑ってしまう。酔っ払いが「ただいま」と脱いだのか・・・。

毎日変わる景色を眺めながら歩くのは楽しい。ここにいるといくつになっても飽きずに生活できると思えることが嬉しい。20年後も歩いていられることを目標に・・・。