はじめまして。静佳です。

はじめまして。ポークランチョンミートの静佳です。

というご挨拶から入る皆様には、ちょっとづつ宿のご紹介をさせて頂きたいと思っています。

(よく知っているよ!という方は流してくださいね~)

ポークランチョンミートから眺める景色はそれはそれは素晴らしいです。少なくとも、ここに住んでいる私達夫婦といつも来てくださる常連さんはそう思っています。

なので、宿泊の予約をする際は是非、朝食と夕食をお申込みいただくことをお勧めします。

テラス席で景色を眺めながらのお食事タイムは格別なものがあると自負しております。

料理は飲食業で40年あまりの経験を活かす夫が担当しています。様々なジャンルの経験がありますので、幅広いレパートリーの料理をご提供することができます。

パンも自家製。最近はパンの販売も始めました。

朝食、夕食は完全予約制の完全お任せメニュー、宿泊者限定です。事前のご予約でのみ承っております。どうぞ宜しくお願い致します。

あ、オフシーズンはランチタイムも営業していますので、宿泊以外の方や、島民の皆さま、是非ご利用下さい。

静佳日記 ****************

ポークランチョンミートの建物の中で一番のお気に入りがテラス。ここに一日中いられるような、時間に余裕がある老後を夢みている。(きっと幾つになっても動き回っているのだろうが・・)

今は時間がないので、せめて食事の時間はここでゆっくりすることにしている。お喋りをしたり、景色を楽しんだり、人や生き物の観察をしたり・・・。

朝食の時間は新聞もじっくり読む。『最高賞に上地さん』という記事を見つけ、一等賞だあ~~~~と喜ぶ夫(上地さん)

私はといえば、その時間帯は植物の手入れの時間でもある。摘んできてドライフラワーにしていた野花を飾ったりもする。

この野花を夫は「犬のチ〇ポ草」と呼んでいる。

目の前の桟橋の様々な動きも楽しみの一つなのだが、ある朝、クレーンで海中アンカーを下ろす作業をずっと眺めていた。

どうやってこの重いコンクリートの塊を対岸まで運ぶのかと興味津々で見ていると、ダイバーさんが潜ってロープを繋ぎ、テンダーボートで引っ張るという、連携プレーの見事な仕事っぷりだった。なるほどね~~。いつまでも見ていられた。

そして、ある朝には夫が何やら新しい船を右手に発見。今までは停泊していなかった船だ。

『たらまゆうⅢ』と書かれていた。『たらまゆう』と言えば、毎朝目の前を通っていく多良間島行きのフェリー。定時9時に出航なので、私達の時計代わりになっている。その船を見送りながら「もう9時か~」という具合に・・・。凝りもせずに「おっ!!何を言う~~たらまゆう~~だ」と毎回、昭和のくだらないジョークを発する私に、初めの頃は「それは早見優!」と突っ込んでくれた夫も、今ではもう反応すらしなくなった。その『たらまゆう』の三代目だということが後ほど判明する。その船を横付けするために海を埋め立て埠頭を造ったことも・・・。

早速、朝のウオーキングで近くまで行って見学。

船のチケット売り場も建てられていた。

二代目の船着き場より随分とPLMから近くなった。パイナガマビーチから見ると、写真の左端が『たらまゆうⅢ』で右端の小さな白い建物がポークランチョンミート。目と鼻の先だ。

翌日には就航式が行われ、それと同時に初出航。ポーポーポ~~っと汽笛を鳴らす。私の好きな音色だ。この音を聞くと何故だか癒される。

ちょうど沖から琉球海運の大型船が入港してきてすれ違った。

暗くなり始め、左手を見ると海の上の美しい夕焼け。

そして、日が落ちた後の正面のイルミネーション。イラブティーニ島の街明かり。

更に右手を見ると、その夜港へ帰って来た『たらまゆうⅢ』にも明かりが灯され、海面への反射と共に美しく浮かび上がっていた。

また一つ、PLMから眺める風物詩が増えたようで嬉しい。