Daily Archives: 2021年3月3日

進化。

ポークランチョンミートは海の真ん前に建っています。

お隣はパイナガマビーチ。湾になっていて安全なので、海の遊びはなんでもできます。早朝は地元のお年寄りが健康のために泳いでいます。夕方は子供たちの時間。桟橋から海へ飛び込んで遊びます。それが一年中続きます。なんていい所なんだろう・・・と、毎日思っています。この土地と巡り合えたことで、私は一生分の「ラッキー」を使い果たしてしまったと思っています。

さて、ポークランチョンミートは海を眺めることを最優先に造りました。海が主役の建物です。海は西側にあるため、夕陽はそれはそれは綺麗に見えます。海が空のオレンジ色と同化する時間帯は「生きていて良かった~~」とさえ思います。

けれど、サンセットタイムの前の数十分は強い西日があたります。沈む前に残るパワーを思い切り使ってしまおう!!という太陽の魂胆なのでしょうか?夏になるともう、暑くてたまったもんじゃない!!

テラスにはパラソルで対策をしていましたが、今年は半屋内のスペースへ、冬のうちにカーテンをつけました。コンクリート造の建物を傷つけないようにレールをつける技を発明するのに2年かかりました。自己制作です。

これで半屋内スペースも日差しを遮ることができます。

嬉しい誤算は、意外とこれがいい雰囲気を醸し出してくれたこと。

外から見るとこんな感じです。

少しづつ、少しづつ、変化させてゆく家を楽しんでいます。夫には「絶対にあきらめない女」と呼ばれています。そんな夫は、相変わらずパン作りにのめりこんでいます。

朝食やランチ、夜のおつまみにできるパンを作るのが目的なので、甘いお菓子のようなパンはあまり作りません。手作りバンズを使って照り焼きチキンバーガーなんかも朝食にどうでしょう。

私はサラダバーガーが気にいっています。

バンズを変えてイタリアンサンド。これも大好きです!!

宮古牛を使用したハンバーガーも試作しましたが、宮古牛は高すぎて、値段設定に困ってしまいますね。でも、美味しいです。間違いない美味しさです。部位を選んで肉を挽くところから始めるので、硬さや食感も自由自在に操れます。でも、手間をかけるからこそのもう一つの難点は量産できない!!笑

まあ、ゆっくりゆっくりとメニュー化していきましょう。まだまだず~~~~っとず~~~~っと現役は続きますから~~。

最後は息子のお弁当シリーズ。

静佳日記 ***********

朝のウオーキング。

昇ってくる太陽を眺めに行き、沈みゆく太陽を家から見送る。

考えてみれば、私はなんて素朴な日々を過ごしているのだろう。理想としていた生活がこの島では可能だ。

広い空を見上げ、

湖のように静まり返った海の面を見つめる。

ごくごく普通のことだが、この普通のことを都会ではなかなかできないということを、都会育ちの私はよく知っている。だからこそ、この島に憧れてきたのかもしれない。

ここへ越してきてすでに6年の月日が流れ、その間、生活はほとんど変わらない。植物鑑賞はもう、体に染みついてしまっている。それでも新しい発見は常に私の好奇心を満たしてくれている。

熱帯魚と同じように、植物はとてもカラフルだし、

樹々は「ひょっこりはん」のようないで立ちでみんな少し傾いているのがとても可愛い。

誰かが、拾った実をテーブルの上に置いていた。子供の顔くらいの大きさ。

気になっている看板。何屋さんかな?

え?コロナストリートって?コロナ禍以前からあるのかな?笑

高台のブランコはまだ朝に乗ったことはない。朝日にむいた向きだったら間違いなく乗っていたな。

こんな景色に漕ぎ出すって気持ちよさそうだから・・・。

階段を下りたら遊歩道。でも朝に階段を利用したこともない。ちょっとだけ怖がりだから。

島はそこらじゅうが植物だらけ。特に一年中咲いている野花には事欠かない。下を向いて歩く時は、気持ちが沈んでいるわけではなく、その野花達を探すため。

島では紅葉があまりない。その代わり、枯れた樹々、草花がなぜかみんな可愛い。枯れてしまった草花も「静佳キッチン」で再び脚光を浴びさせよう。私も枯れても輝いていたいから。

だけど気を付けなければいけないのは、誰かが植えたものを摘んでしまわないこと。自生しているものだけを見極めなければならない。

でないと、この看板の主のように怒らせてしまうから・・。

「花も野菜も人のものを盗るのはどろぼう」

この看板の以前はこんな看板だった。小学生の通り道だから、いたずらがすごいんだろうな~~笑。

「土で遊ぶのはやめてください」