Daily Archives: 2021年2月26日

十六日祭。

そろそろ、暖かいコーヒーでほっと一息の季節が終わりそうです。

宮古島はいいお天気ですが、そろそろ湿気がひどくなってきました。昨日の雨のせいかしら?相変らず、テラスからの眺めは絶好調です。ランチにどうぞいらっしゃいませ~~~!!

今のオンリーワンランチは、あのハリトーノフも好きだったロシア料理を和風テイストにアレンジしたポークストロガノフです。シュリンプフィッシュとサラダ、スープが付いて1200円です。テラス席はワンちゃんもOK!! そして、テイクアウトもしています。(ランチメニューにて)

夜のテイクアウトは、海老入り餃子が5個入り500円、自家製ピッツァは3種類!!①マルゲリータ 1300円 ②クワトロフォルマッジ(4種のチーズ)1800円③シーフード 2000円(ピッツァは前日までのご注文で2枚から承ります)

さて、我が家に「ソーキ君」がやって来ました。みんなのアイドルです。ワンちゃんショップで一目ぼれして連れて帰りました。

なんでソーキ君かって?アバラが見えているからです。夫が名付けました。かわいがっています。

ところで、宮古島の飲食店のスタンプラリーが終了しました。最後の最後に急に応募をしたくなってしまった私。手持ちのカードを見てみると、どれもあと一つだけスタンプをもらえば応募が可能です。参加しているお店をネットで検索してみました。(今頃~~~~!?)私達はランチ営業をしているので行けるのはスーパーのみです。あった!!「奧平商店」!!確かあそこにあったはず!!すぐに向かった商店で無理矢理総菜を購入し(飲食店応援ラリーなので総菜でしかスタンプがもらえない)「スタンプを押してもらえますか?」とワクワクしながら言うと、「うちは参加していないんですよね~~」え?ガックリ。

よく見てみると、その商店の看板には「奥原ストアー」と書いてありました。

「もしかして、その奥平商店って居酒屋のことじゃないの?」と夫に言われ、気が付きました。あ、そうだった!!そういうお店があったね!!大爆笑でした。

振出しに戻ってどうにか期間内には応募できましたが、残念ながらハズレでした。まあ、楽しんだから良しとしよう!!

そして、宮古島では、明日はあの世のお正月「十六日祭」です。この日が近くなると、映画の「リメンバーミー」を思い出します。きっとこんな感じなんだろうなぁ~~~と。

毎年恒例のお墓掃除に行ってきました。いつも一年で雑草は勢い良く育ちます。

そ掃除が終わるとすっきりしました。

そして、一番のお楽しみはお弁当です。今年も夫が朝から作ってくれたお弁当とおにぎりを道路に座り込んで頂きました。夫曰く「これが、THE宮古のお弁当」だそうです。

青空の下、身体を動かした後のお弁当はとびきり美味しかったです。今年は「お墓掃除を体験してみたい」という移住者のお友達にも手伝って頂きました。ありがとうございました。

ここのところ、夕日はいつもきれいです。

先日、海で摘んできたお花。可憐でかわいい。

静佳日記 *************

朝のウオーキング。

その日は少し歩いた後、空がいい調子だったのでいつもの高台へと向かった。振り向く前から朝日のオレンジ色が想像できる。だって、そのオレンジは色んなものをオレンジに染めていたから。

展望台へ上る前にキョロキョロしているとあることに気が付いた。この建物のてっぺんはもしかしたらこの島で一番高いんじゃない?

何故かというと、土地自体がここは飛びぬけて高い。

展望台に上ると、やはりそれは正解だったように思えた。周りを統治するかのようにグンとそびえるそれは、どこよりも高いように見えた。一等賞をあげたい。

ここから眺めると平らな島だということがよくわかる。飛行機からもその様子は一目瞭然。朝日と共に、街を見下ろすのが本当に気持ちが良くて、お天気が良い朝は、もう、中毒患者のようにここを欲してしまう。美味しい空気を吸い込むと、全身の血が綺麗な血に全て入れ替わったんじゃないかと、都合の良い妄想にかられる。

暫く、この大地を制覇した気分を味わうと、帰路に就いた。坂をひたすら降りていくと、パウロの塔があるのだが、

ここがたいして見栄えしないのは、そもそもさほど高い所に建っていないからだろう。先ほどの場所に建っていたなら、さぞかし人気者だったに違いない。

そして、島中どこにでも生息しているマメ科の樹。普通は人差し指くらいのさやえんどうのような種が生る。

ところが、このパウロの塔の後では、あり得ないくらいの大きさに育っていた。一つの長さがおよそ5~60センチはあるだろう巨大なそれを見つけた時の驚きときたら・・・・。

まるでお化け豆だ。

ここにも、

そして、ここのも!!

こんなところにも!!

まるで、象の鼻のようにだらりと垂れているその豆がおかしくておかしくてたまらない。あなた、どうしてそんなに大きくなっちゃったの?

この島はなんて楽しいんだろう。

となりにはフェンスが建てられ、団地の工事が始まろうとしていた。隙間から覗くと、沢山の職人さん達。並び始めるや否や、ラジオ体操第一の音楽が始まった。

いい機会だな。

フェンスのこっち側で一人、音楽に合わせてラジオ体操をしながら歩いた。

その日も最高の朝だった。