Daily Archives: 2020年12月17日

普通じゃないです。

ポークランチョンミートには常に何かしらの植物を飾るようにしています。

それは「しずかだん」は勿論のこと、様々なところにです。ちょっとした小さな花もよく摘んできます。

緑や花はそこにあるだけで癒されますし、心が豊かになる気がしています。だって、気持ちに余裕がないと余分なことですから。昔、昔、結婚したてのまだ私達が若かった頃の話し。お金もなく、悩みもたくさん抱えていて暗かった私(そんな時代もありました。今は能天気一筋ですが・・)に、母は「花」をよく買ってきてくれました。困っている「お金」ではなく「花」を持ってくるんです。今ではその時の彼女のメッセージがよくわかります。子供の頃から母に「心まで貧しくなってはダメよ」とよく言って聞かされていましたが、経験を積まないとわからないことって世の中にはたくさんあるんです。

最近はドライフラワーにもハマっています。先日、友人に教えてもらった「ドライフラワーが豊富」なお店に早速行ってきました。聞いてしまったらもう、待ちきれなかったのですぐに!!悪い癖です。お陰様で欲しかった花が見つかりました。

さて、夫の方はと言いますと、相変らずパンに愛情を注ぎまくっています。欲しかったパンの第2弾は「コッペパン」。順調に進んでいます。

食パンも色々と作っています。

その食パンを使用しての、今の自信作は照り焼きチキンのサンドイッチ!!!!

イベント事でのテイクアウトにいかがでしょうか?

若い時に「焼き鳥屋」を目指していた彼は、永年、鶏肉と付き合ってきましたので、鶏肉との相性はいい方です。色々な鶏料理でサンドイッチを・・・。

カルボナーラは、私が一番好きだったスパゲッティです。昔から家で散々作りましたので、子供たちは私が作るカルボナーラが今でも大好きです。でも、家庭の料理って感覚でしか作らないから、キッチンに立たなくなって6年も経つともう忘れちゃいました。それに反して夫は全部計算で料理を作るので、今ではカルボナーラの役は夫にバトンタッチです。

麺類と言えば、夫はイカ墨焼きそばも作ります。やっぱり宮古らしく・・・ね。

日本人の血も流れているので、海老しんじょうなんかも作ります。

女も料理も浮気性の彼は、色々な料理に興味を持っています。同じものを作り続けるのが性に合わないのでしょうか?30年以上妻が私だけというのはある意味、奇跡!!です。笑

なので、ポークランチョンミートの料理の最大の特徴は『決まりがない』ということです。色々なジャンルをご提供することができます。お店の前を通る観光の方によく「どんな料理が出ますか?」と聞かれるのですが、一言でいうと「なんでも」です。だって、説明できないんですもん!!ごめんなさい。

たまにはこんな一風変わったお店があってもいいんじゃないかと思っています。作り手が楽しんでいればいるほど、いいものを提供できると信じていますから。宿担当の私もいつもそれを心がけています。

「普通は・・・」は通用しないかもしれませんが、「普通じゃない」ポークランチョンミートに興味のある方は是非遊びにいらして下さい。そして、是非、お友達になってくださいね~~~!!

心より、お待ちしております。

静佳日記 **********

6年前に宮古島へ移住してきて初めて見た海の中の景色があった。

それはそれは素晴らしいものだった。

もともと夫の里帰りについてきている時は、さほど沢山の海の中は見ず、せいぜい、海に入るのは新城海岸かパイナガマビーチくらいのものだった。常に5泊はしていたと思うが、何をしていたのか。ただひたすら飲んだことしか覚えていない。宮古の空気感を味わいに、そして親や親戚に会いに来ていたようなものだ。そして、島に住むようになってから取り憑かれた様に海に入った。

驚くほどのカラフルな珊瑚にびっくりしたのを覚えている。それから数年の間に、陸地同様海の中もすっかり変わってしまった。それでもやはり宮古の海はパラダイスで、私の心を虜にして離さない。そんな折り、友人から聞いた「天国に遭遇した」話し。もう、その天国を見たくて見たくて仕方がなかった。何度かチャレンジするも、なかなかそこを探すことができなかった。

そして、数か月が経ったある日。私はついにその「天国」に出会うことができた。ここから先はあまり語ることはない。沢山撮った写真の中から何枚かをこのブログに保存をする意味も込めて載せておこうと思う。

なんという珊瑚のじゅうたん。

小魚達も「舞っている」

いつも見るような魚もいるにはいたが、もう、それどころではなかった。珊瑚の美しさに惚れ惚れしてしまった。

天国に行ったことはないので、そこがどんなところなのかは知らないが、海面を見上げた時、私の背中にはきっと羽が生えていただろう。そう思っても不思議はない世界だった。

また、来よう。