Daily Archives: 2020年6月23日

相変らずの平和。

仕込み中に厨房の窓から海を眺めていた夫が「学校中の生徒が集まっているよ」と私に呼び掛けました。最近、隣の公園&目の前の桟橋&パイナガマビーチはいつもにも増して小中高の子供達であふれかえっているんです。物凄い数です。毎日海へアクロバットダイブをする子供達。その日は、特に一カ所に集まって何やらを海からくみ上げていました。もう大騒ぎです。

何を捕っているのか気になってしょうがない私はすぐに走ってゆきます。

何かと思えば「クラゲ」

網でクラゲをすくっては、触って面白がっています。「手がしびれる~」「足がしびれる~~」と叫びながら・・・・。アホだろう。この子達。そうかと思えば、学校帰りの高校生が隣の公園で夜遅くまで土の中の虫を探し回って遊んでいました。微笑ましい限りです。

大人な私達は、先日夜遊びに行ってきました。去年できた浜松料理のお店です。浜松おでんを初めて食べました。その後の数軒は覚えていません。

さて、ポークランチョンミートは「ランチをやるよ詐欺」です。やるよやるよと言いながら足踏み状態。このシュツエーションでのランチは本当に最高なので、やりたいのはやまやまなのですが・・・・・

宿泊の方の朝食の予約もそろそろ増え始め・・・・・スタートしていいものなのか、思い悩んでいます。朝昼晩と夫を働かせるのはちょっと・・・ね。仕方がないので、自分たちでここでランチしながら「最高だよね~最高だよね~」と、日々、自画自賛を楽しんでいます。自作自演??

ランチのメニューもすでに数えきれないほど作っています。出番が来る日はいつのことやら・・・・。

それでは、ポークランチョンミートの朝食の一例をご紹介。

夕食の一例(一部)です。韓国風肉じゃが。

ダイニングのコース料理の一例です。今年から、前日までのご予約で宿泊者様以外の方もお召し上がりいただけます。その場合、コース料理でお一人様2500円(税抜き)です。ご予約は2名様より。ドリンクも幅広くご用意しております。

宜しくお願い致します~~~~!!

最後に、先日のスーパーにて。¥156のむね肉が、特価になると¥192に値上がっていたことに目が点。おあとがよろしいようでっ。

静佳日記************

何かを忘れている。

そう思ったのはつい先日のこと。

あれだけ宮古島探検隊を楽しんでいた私が、どこの海にも出かけていない。勿論、My風呂であるパイナガマビーチの海には相変らず浸かっているが、遠出をしていないことに気が付いてしまった。私の中で物足りなさが膨らんできている。早く満たしてあげなくちゃいけない。思ったら即実行!!がいつものパターンなのだが、今回だけは違っていた。言い出したのは夫の方。

「今日は海に行こうかなぁ~~~~~」

朝食を食べながら新聞を読んでいた彼は、ふと顔を上げた瞬間に目に飛び込んでくるこの青い青い青い海を見て、きっと私と同じ欲求を覚えたに違いない。

いつも私達夫婦は似ている。いや長く一緒にいるので似てしまったのだろう。

早速、お弁当を作っている夫の様子を横目で見ながら、いそいそと家事を済ませる私。手は動かしているが、頭の中ではどこの海に行こうかと思い悩んでいた。走馬灯のように今まで訪れたことのあるそれぞれの海が廻っては消え、廻っては消え・・・・。久し振りすぎてまとまらない。

そうだ!!!あそこにしよう!!

そう思った時、夫のお弁当が出来上がったようだった。あまり量が食べられなくなった私達は(年のせい?)二人で半分この時が多くなった。今回のお弁当も半分こ弁当。

出来立てのうちに保温性のバッグに詰め込んだ。クーラーボックスにはビール!と言いたいところだけれど、体調がすぐれないので屈辱のノンアルコールビール。

楽しいお出かけの時には必ず発車時に出る合言葉を大きな声で合唱した。「出発!しんこ~~~~~~う!!」

ワクワクした。

何度も来ているので知ってはいるが、そこは本当に初めてきたかのような感動をいつも与えてくれる。

着いたらすぐに海の中。ちょうど干潮の海は浅すぎてなかなか潜れない。

この海は、端と端は2,3回泳いだことがある。あまり面白くなかったのでそのまま月日が流れていた。だが、一度や二度で決めつけてはいけないのが宮古の海。ということを学習した私は、再びこの海を探索することにしたのだ。

暫くはずーーーーーと草しかない。以前はここでもうつまらないと決めつけていた。だが今回は懲りずに探索しようと決めていた。そのまま突き進む。すると、おっとっと!!(言っておくが洒落ではない)お魚の登場だ。

そして、珊瑚もチラホラと・・・。

珊瑚の中の小魚がイキイキと優雅に泳いでいた。

ズームするとこんな感じ。

やはり思った通りだった。決めつけずに再チャレンジしてよかった。

さらに魚の群れにも遭遇。

魚影の濃い場所は顔を上げて位置確認。夫の次回の釣りの為の下調べだ。潜る人と釣る人がタッグを組むと最強!

そしてさらに進むと白い砂地が空の上のようだった。この砂地がここの海を美しく彩り、人々の心を魅了してやまない源。

波打つ水面を下から覗くと、まるで白いベールがゆらゆらと風になびいているようだった。白いテーブルクロスを青空の下で大きく翻しているようにも見えた。写真ではこの感覚はおよそ表現できないが一応載せておこう。

簡単に登れそうな場所まで目指していたら、かなりの距離を泳ぐ結果となった。心地よい疲労感は、テトラポットを登る時、自分の身体をいつもの3倍の重さにしていた。登りきるとこのご褒美。

強い日差しの中、テクテクと陸地を歩いて出発地点へと戻った。

暑い。

「おかえり~~~」と、夫が差し出したノンアルコールビールを思い切り流し込んだ。くふぁ~~~~~~~!!!!たまらないのど越し。

そして、その日のもう一つの幸せを味わった。

宮古の海は天国だ。