Daily Archives: 2020年4月25日

好きなこと。好きなもの。

朝日を見に行きました。宿から歩いて10分ほどの所です。お天気はあまりよくなかったのですが、ほんの少しのパワーが昇ってきます。

弱いながらも確実にみなぎるパワー。

西の空をピンク色に染めるだけの力はあったようです。

帰り際に振り返ると、いつの間にかパワーが増大していました。

朝日を観に行くだけでもその日の始まりが変わるから不思議です。力がみなぎるような・・・・、自分がスーパーサイヤ人にでもなったかのような錯覚。

少しの運動で朝食も美味しくなります。中華粥に自家製のヨモギを添えて。

さて、気になっていたランチのお店特集。

今回はまだ一度もうわさを聞いたことがないお店へ・・・。(自粛前です)

食堂のメニューはどこもさほど変わりませんがお店によって微妙に味が違います。当り前のことですが。

帰りに寄ったスーパーで、どう見ても切り干し大根が「かんぴょう」と書かれており・・・

駐車場には絶対と言っていいほどヘアーゴムが落ちていて、

夫の顔よりデカいキャベツを見つけました。

そして、家に戻ると目の前の桟橋にパトカーが来ていました。子供たちと一緒にお巡りさんが海を覗き込んでいます。何がいるのかな?

暫くしてお巡りさんは退散。去っていくパトカーに向かって「また来てね~」「バイバーイ」と大きく声をかける子供たち。

その日も沢山笑顔になれました。

それでは、ポークランチョンミートの朝食の一例のご紹介です。

宮古のカツオがよく手に入るので、夫がカツオを使ったレシピをいろいろと考案中です。

静佳日記 ***********

初めてのビーチ探検。

小さな小さなビーチも入れたら、いったい幾つのビーチが宮古には存在するのだろう。かと言って、わざわざ数を数えるなんて野暮なことはしない。

この日も初めましてのご対面ビーチ。お天気はすぐれなかったが、「この中はどんな風?」のワクワク感で満たされていた。

待ちきれず、すぐにシュノーケリングの道具を装着し未知の海へと飛び込んだ。

あら~~~~~~~~。こうきたか。

想像以上に綺麗な景色。透明度も半端ない。

少し泳ぐと、隠れビーチへ上陸。背の低い樹がぽつんと立っていた。

そして洞穴だらけ。まるでビーチがリビングで、その周りに幾つもの子供部屋が造られているかのようだった。

ひときわ大きな穴まで行くと、スタートした場所が見える。

振り返るとこじんまりとしたビーチ。

クリームソーダ色の海はここだけ。

そこを再び出発する時、友人に言った。

「あの島まで泳いでみる?」

凄く遠くに見えても、泳いでみると意外と近い時がある。その島の周りはシャコ貝の宝庫だった。地雷が張り巡らされているかのようにギッシリと海底を埋め尽くすシャコ貝。

次に目指したのは海からしか見つけられない洞窟。

「よし!次はあそこに行ってみよう!!」

道中、クマノミを見つけたり、

海のサボテン(私が勝手にそう呼んでいる)を見たり、

もじゃもじゃ(これも勝手にそう呼んでいる)が沢山。

とにかく楽しい海の中。心の高揚が止まらない。

その洞窟の周りにはいくつもの小島の洞窟が並び、水路までできていた。

面白い。

と、そこで少し体が冷えてきたので戻ることにした。そう、その日はまだ2月だった。

海から上がると夫がランチの用意を始めているところだった。出来上がるまで少し歩いて探検しよう。

大きな穴に向かった。

浅瀬の水はハッキリと色を変えている。

海の中の池はとても美しい。

「ごはん出来たよ~~~~~!!」

まるでお母さんのような呼び声に、お腹をすかせた好奇心旺盛な子供たちはすぐに駆け寄っていく。

わ~~~~~~~~!!

「お皿を忘れた」という夫は、フライパンのまま特製のミートソースを差し出す。

それはそれで、なんとも「アウトドア」で楽しい。美味しいのは言うまでもない。途中で降りだした小雨には誰も動じなかった。むしろ笑っちゃったくらい。「どうせ濡れてるしね~~~~~」

どうして海はこんなにも楽しいのだろう。その答えはわからなくてもいい。ただわかっているのは、私はこの為に宮古へ移り住んできたということ。好きなものに囲まれて生活できることに感謝。