本日も晴れました。

いつもの2月らしく風が強い日が多くなってきた宮古島です。

本日は曇り空から始まり、晴れへと変わりました。暖かくなってきました。わたくしめはテラスにてブログを執筆中。目の前に見えるパイナガマの海があまりにも綺麗で思わずビーチの端っこまで行き、撮影してきました。珍しくリアルタイムの写真です。

ついでに撮影した後、宿まで戻る際に何歩で戻れるか数えてみました。(暇人です)66歩でした。この近さがポークランチョンミートの最大の特典ですね。いつも思います。海と空に手が届きそうだなって。

観光の方も減り、島が落ち着いているように感じます。私達もまったりのんびりを楽しんでいます。本来の島時間ですかね。

サトウキビ畑の迷路が新聞に載っていました。

でも、島民限定なのだそうです。なんででしょうね。行ってみたいです。

本日摘んだ野花はピンクの可愛い小花です。

静佳キッチンは冬の方が賑やかです。

「しずかだん」にも新たな花を植えました。

本当に好きなもの達に囲まれて暮らすのはとても幸せです。

それでは、ポークランチョンミートの「海と空を眺めるダイニング HELL’S KITCHEN(ヘルズキッチン)」のお食事のご案内です。

朝食の一例です。

朝日を背後に風を感じて頂く朝ごはんはとても美味しく感じます。大切な時間です。自然を感じてくださいね。自然を感じるということは、そのリスクも含めてということをお忘れなく・・・。

夕食の一例です。その日のテーマで何品かお出ししております。

夕焼け空は一日の締めくくり。心を落ち着かせる時間です。是非、宿から空を眺めてください。

目の前の桟橋も絶好の夕日ポイントです。夕日が出ない日も、まったりと過ごしたい誰かしらが常にやってきて座っています。この素敵な場所が宿を出てからたった数十秒であなたのものに!!

桟橋からはパイナガマビーチも眺められます。

料理担当は夫です。宿泊者限定・完全予約制・完全お任せメニューです。連泊される方には毎日メニューを変えてお出しするようにしています。宿泊予約時にお申し込みください。

我が家のお昼は天ざる。冷たいお蕎麦も美味しく感じる気候ですから・・・。

静佳日記 *************

昨年からどうしても行ってみたい場所があった。

まだ見ぬ世界。

意を決していよいよその探検の日が来た。先週のお天気に恵まれた風の少ない日。すごく久し振りに来たビーチは、相変らず驚くほどに美しかった。

もう、ここでのんびりするだけでも十分だと思えたが、やはり目的は探検。海へ入ってその場所を目指す。その瞬間、水中カメラを忘れたことに気が付いた。これは大きな失敗。楽しみが半減する。

気を取り直して泳ぎ進むと、数年ぶりに覗いたここの海の中は随分と様変わりをしていた。魚が増えているではないか!!もう夢中になった。

そして、本来の目的の場所へ上陸。

すると、身体がふわふわと揺れてバランスが取れない。まるで月面に降り立ったかのようだった。一緒に上陸した友人に聞くと、彼女も同じ感覚だったようだ。私達は無重力空間を味わっていた。

そして、様々な難関を乗り越え、ようやくその洞窟は現れた。苦労したこともあり、私達は世紀の大発見の如く喜んだ。しかし、そこへ入る勇気がどうしても持てずにいた。入ったはいいけれど出てくることができないように思えたからだ。散々歩き回り、別の入り口を探したが見つからない。その日はそこへ入ることは断念した。それでも、私達は「あるある探検隊!!あるある探検隊!!」と叫びながら月面探索をおおいに楽しんだ。途中で珍しい植物を見つけた私は持って帰りたくなり、後で後悔しないようにとその数がどんどん増えていった。月面を歩いている時には良かったが、帰りは海を泳いでいかなければいけない。海辺で生きているのだから潮には強いはずだが、基本植物は海水に弱いので、念のため海水に浸けずに持ち帰りたいものだ。持参していた網にそれらを 詰め込むと、頭の上に掲げて泳いだ。この格好を体験した人はあまりいないはずだが、かなりキツい。この過酷な泳ぎで腕をプルプル言わせながら軍隊の訓練の映画の主人公になった気になっていた。タラララタラララタララララ~~ン♪そして、ようやくビーチへ辿り着いた時「やったーーーー!!」と気を許した途端に死守してきたそれを海へ落した。台無しだ。

ビーチで待っていた夫は暇つぶしに珊瑚のかけらでオブジェをたくさん作って遊んだ後、

太陽にあたりながら昼寝をかましていた。手足はすでに真っ黒に焼けている。

その後ももう一度海の中を探検してから帰った。

そして、海を渡った植物は今でも静佳キッチンで幅を利かせている。

たまにハート型にしてみたり・・・・

その代償として、私の両腕はしばらくの間筋肉痛で使い物にならなかった。