ゴーヤ君。

私、食器が大好きなんです。

お皿もしかりですが、飲み物を飲むときに、まず、グラスを選ぶのが常日頃。

ですので、お客様用のグラスもいろいろと取り揃えております。

静佳キッチンにそれらを飾るために自分で棚も作りました。天井までの高さです。飾ってあるグラスはどうぞご自由にお使いください。

ガラスのグラスは、カッティングが凝っているものに惹かれます。あとは手に持った時の感触で選びます。この4年間でちょっとづつ増やしていった静佳コレクションを皆様にも楽しんでいただけると幸いです。

さて、今年初めて植えたゴーヤの苗は、すくすくと・・・・というよりもものすごいスピードで伸びてきています。まるで「ジャックと豆の樹」のようです。

先日、ゴーヤの赤ちゃんが生っているのを見つけました。それはそれはもう大騒ぎでした。

毎日、見に行ってはワクワクしています。毎日見たってそうは変わらないと思うでしょ?変わるんですよ~~~。

二日ほど前、二人目の赤ちゃんが誕生しました。

うまいタイミングで人生初のゴーヤをお客様の食事にお出しできることを楽しみにしています。

それでは、ポークランチョンミートの「海と空を眺めるダイニング HELL’S KITCHEN(ヘルズキッチン)」のお食事のご案内です。

朝食の一例です。

夕食の一例です。

テラスのカウンター席にて、めくるめく空のイリュージョンを眺めながらお召し上がりください。

お食事は、宿泊者限定・完全予約制・完全お任せメニューです。連泊の方は毎日メニューが変わります。宿泊予約時にお申し込みください。

料理担当は夫です。いろいろなパンを見つけては試作品のサンドイッチを作ってみます。まだまだ自家製パンは未来のようなので・・・。

先日、新聞でこんな記事を読みました。

「がんずううやき」(※夫の直訳によると「頑丈な金持ち」・・まあ、「元気な宝物」といったところです)その中の文面で『今もブーから・・(中略)・・糸を(う)んでいる。』とありました。」『ブー』とか、『う』とか、『ガー』とか、宮古の方言はんむっし(おもしろい)。

そういえば、私たちが楽しみにしているハンバーガ屋さんの「○○を買うと○○がついてくる」ラッキーテューズデイ。先日、車の中で夫が言っていました。「今月はのーがらーを買うとのーがらーがついてくるかね~~」と。

「何を買うと何がついてくるのかね」という意味です。「俺もまだまだ方言を覚えていたな~~」とつぶやいておりました。

静佳日記 **********

もう一か所、SUPで散歩したい海があった。

シュノーケリング専門の私には、まずは下見をしてみないと少し冒険だ。大潮の引き潮の日に視察に行ってみる。

こりゃだめだ。

その時の潮位をメモしておく。情報がない時は自分で情報を得るに限る。

そして、別の日にまた訪れるも、今度は風が強すぎて無理だと判断。

その日はやる気満々でボードも積んでいたので、別の場所を目指すことにした。

なんと、べたなぎ。

ウキウキしながら海へと入る。知り合いのウインドサーファーが先客だった。

浅瀬の海は初めてでも恐怖心が全く芽生えず、ちょろいもんだと思われた。ところが、その油断がとんでもないことになり、見事に沖で風にまかれる。

漕いでも漕いでも進まないので、座りながら漕ぐことにした。

少し風の影響がないところへと戻ると、ボードの上に寝ころんでみた。流されながらも気持ちがいい。その日は冒険をやめて、のんびりを楽しんだ。

海から上がると、知り合いのウインドサーファーがいいことを教えてくれた。こんな風の日は対岸まで一気に行ってしまえばいい。そこまで車を回して相方にピックアップしてもらえばいいのだ。私の場合、相方は夫。

逆の風の日は、対岸からスタートし、この浜まで漕ぐ。

なんとも素敵なアイディアだった。次回の楽しみができた。

シュノーケルを持参して海に出たものの、つける気になれない何もない海を後にすると、ほてった体を海の中で冷やしたくなった。

家まで戻り、「ちょっとだけ」お隣のパイナガマビーチでクールダウン。

この日も小魚の大群と戯れていると、ぬ~~~~~っと大きな魚が横切る。

「おおおおおおお~~~~~!!」

毎度ながら一瞬「サメ」と思ってしまう驚き。

「GTでしょう?・・GTだよね・・・GTなんでしょう~~~!!!!」

応えてくれる人が誰もいない海で、一人興奮しまくった。もう、こうなったら観察に徹しよう。どうなったらかよくわからないが、私の考案した技の出番だった。

『なりきり浮遊物』

動かずにじっと彼が戻ってくるのを待つ。小魚の大群がいる限り、絶対に戻ってくるはずだ。

来た~~~~~~~~っ!!

息までも止めていたので完全に浮遊物となった私の数センチ前をダイナミックな体の彼がゆっくりと横切った。カメラを持っていなかったので、両瞼でパシャパシャとシャッターを切り、その姿を頭に焼き付けた。

家に帰ると、とっておきの写真集をめくる。最近手に入れた本で、水中カメラマンが30年間で撮りためた沖縄の魚たちの図鑑。シュノーケリングは大好きだけれど、魚の名前はちっとも知らない私にとって、海から上がっても二度楽しめる魔法の本だ。

さきほど私の目の前を横切った魚の体をその本の中で見つけ、興奮しながら夫に示した。

やばいぞ、やばいぞ。

宮古に来てから私は一気に年齢が若くなっている。好奇心たるや10代のそれだろう。

見た目と身体の機能を除いては・・・・と、言いたくないけれど付け加えておかなくてはならない。

その日のお昼は夫特製のオムタイスランチ♡ダイエット中なので二人で半分ずつの量にて。