北海道からのお客様。
初めては、宿の近くで開催されるイベントのお手伝いでいらしてくださいました。帰る際に「この次は旦那さんを連れてきます」とおっしゃられて、有言実行。
それからいつも旦那さんといらしてくださるようになりました。
とても穏やかな理想的なご夫婦で、いつも仲良しさんです。
星を眺めたり、朝日を拝みに出かけたり、ウミガメさんに会いに行ったり・・・・と、宮古島をゆっくり、のんびり、満喫するのが彼ら流。
前回、ご一緒した焼き鳥屋さんへのお土産までもご持参くださいましたので、今回もご一緒することに・・・・。
楽しい夜となりました。
2次会の深夜のお店で偶然にも「握り寿司」にありつけたわたくしめは、とってもHAPPY~~~~!!
そして、翌日の午前中はみんなでダウン。海へと繰り出せたのは午後からとなってしまいました。ごめんなさい。
次回ものんびりとした宮古島を是非楽しんでくださいね。また、お待ちしております。
さて、先日、海外からの豪華客船から島へ降りた若者たち。
お隣のパイナガマビーチが珍しく、人、人、人で埋まってしまいました。ポークランチョンミートの周りも撮影隊の人だかり~~~!!泊まっていない宿と記念撮影してどうする??
こうなったらもう覚悟を決めて、次回から私もテラスでポーズを決めてみようかと思います。撮ってくれるかしら??
それにしても、宮古島は梅雨が明けたのでしょうかね。もう、テラスの天井から滴り落ちる雨で夫が手を洗うこともなくなるのでしょうか?
それでは、ポークランチョンミートの海と空を眺めるダイニング HELL’S KITCHEN(ヘルズキッチン)」のお食事のご案内です。
朝食の一例です。
朝食の前に是非、早起きをして宿の前の桟橋へ出てみてください。すがすがしい朝の空気と、街から登る朝日と、早朝のお魚たちがきっと素敵な一日の始まりを告げてくれるはずです。
夕食の一例です。
ディナータイムはテラスのカウンター席にてサンセットを眺めながらどうぞ。
お食事は宿泊者限定・完全予約制・完全お任せメニューとなります。連泊の方は毎日メニューが変わります。宿泊予約時にお申し込みください。
料理担当は夫です。変わり蕎麦各種を作ってみたようです。
静佳日記 *********
ちっとも全然痩せない朝のウオーキング。ちょっと雲行きが怪しかったけれど、行くと決めたら行かないと気が済まない私は出発することにした。雨が心配なのですぐに帰れるコースを設計。
遠くの空は明るくなりつつある。でも私の頭上の空は??
宿から10分ほどで樹々を楽しめる公園の遊歩道。
眼下には心地よい広場が広がる。
ここから先は車は通れない。
途中で朝でもちょっと怖いと感じる森の階段がある。(怖がりな私はカメラを向けることができない。)ここを通るたびに夫の話を思い出す。少年時代の彼はよくパイナガマビーチで遊び、気が付くと帰りは日が沈んでいた。家へ帰るのにここを通らなければいけなかかった彼は、真っ暗で何も見えないこの森の道を(当時はまだ整備されていない)鼻水垂らして泣きながら走っていたそう。わかっているのにいつまでも遊んでしまうのが子供というもの。ここでいつも、幼い彼の情けない泣き顔を想像して笑ってしまう。
そして、高台の公園へと昇れる斜面に出くわす。芝そりに最適な場所。
こういう石碑があると読んでみたくなるのだが、今回はパス。
帰りにコーヒーを買って休むのに最適なベンチ。
そして、宮古のおばあ「ひでちゃん」が夕方お友達とおしゃべりに来るところ。彼女はここを「学校」と呼ぶ。ひでちゃんにとって学校の定義は友達とおしゃべりをするところらしい。
この辺から雨が降り出した。残念。ちょっとショートカットで帰ることにしよう。
本降りになり始めたころ、道端で猫が雨宿りをしていた。たいして雨除けになっていない樹の下でじっとしている。カメラを向けても微動だにしなかった。まるで置物のように。
その先には、風で飛んだのか「ナス100円」。知っていれば買ったのに・・・。
頭からびしょ濡れになりながら、ようやく静佳ビーチへたどり着いた頃には、遠くの空が青空になり始めていた。
いいことを思いついた。どうせ濡れたのだから、シャワーを浴びる前に海に入ろう。もともと、ここに宿(家)を建てようと思った最大の理由はこの海だった。夫の実家へ里帰りをする度にこの海で泳いでいた。ここから歩いて数分のところに夫の母「ひでちゃん」の家がある。朝起きると夫が「朝風呂に飛び込んでおいでよ」と私をけしかけ、朝風呂大好きの私はいそいそとこの風呂(海)に入りに来ていた。
なので、今のこの土地を初めて見たときに、「毎日家から数歩で朝風呂に入れるじゃあないの!!!!!!!」が私の脳裏に浮かんだ一番だったのだ。
なのにしばらく朝風呂に入っていない。
世界一大きなお風呂に入ると、その日の水は至極澄んで透明だった。すぐに小魚の大群に囲まれる。久しぶりの小魚のメリーゴーランドの輪の中に入り、くるくると回ると、小魚たちも回りだす。目が回りそうなほど戯れてから先へ進むと、クマノミの赤ちゃんが顔を出す。その先で再び別の小魚たちの大群。今度はかなりの数だ。先ほどのとは違う種類に見える。少し青味を帯びていた。朝日を浴びると、その体が銀色に輝き、きらきらと光ってとても美しく見えた。
海底にはよどんだ中魚たち。泳がずにじっと集まっている。「あんたたち朝から暗いわね~~」と声をかけたくなる。
ほんの15分のつもりが40分くらいは泳いでいただろうか・・・。
泳いだ後の朝食は美味しいに決まっている。
作ってくれる夫に感謝。そして、もう一つ・・・宮古島に生まれてくれてありがとう。