Peace Love Miyako~愛と平和の宮古島~

ポークランチョンミートとパイナガマビーチはとても仲良しですが、その間に両者を分ける公園があります。宮古には沢山の公園がありますが、あまり子供達で賑わっているのを見かけたことがありません。私が見る限りですが、ここの公園が一番子供達に活用されているのではないかと思います。朝と晩にはおじぃ、おばぁに活用されていますが・・・。

その公園の中でも、特に人気なのは大きな滑り台です。宮古の公園を色々見て回りましたが、どこの公園も、コンクリート造りの滑り台はみんな生き物の形で出来ています。ここは「サザエ」。

このサザエの滑り台をどれだけ子供達が大好きかというと、日曜日の昼間に自転車をのっけたくなるくらい大好きなんです。

買い物から帰って来てこの光景を見た時に、「しまった!!」と思いました。自転車で登るところを見たかった!!そしてその後、自転車で滑り降りる姿も見逃してしまいました。

そして、この滑り台は高校生にも愛されています。

先日の夜、ほぼ人が歩いていないハズの宿の周りの道路が急に賑やかになりました。制服を着た高校生たちがぞろぞろぞろぞろ・・・。近くで何か行事があったのでしょうか?こんな遅い時間に制服??

そのまま帰るのかと思いきや、真っ先に向かったのはサザエの滑り台。勿論てっぺんまで登ります。てっぺんって、本当のてっぺんです。

この滑り台、高校生にも愛されているんです。きっと小さい頃からここで遊んでいたのでしょうね。これを見て、一緒にテラスで呑んでいた夫と顔を見合わせて笑ってしまいました。

宮古は平和だね。

またこの滑り台は、夕日にも好かれているようです。ある日、滑り台に沈もう沈もう~~としている姿を見ました。

虹だってきっと言うはずです。

「あたしだってこの滑り台が大好きよ!だから七色の差し彩をしてあげるわね!!」

みんなが大好きな滑り台の様に、ポークランチョンミートもみんなに愛される宿になれるよう、頑張りたいと思います。

それでは、ポークランチョンミートの「海と空を眺めるダイニング HELL’S KITCHEN(ヘルズキッチン)」のお食事のご案内をします。

朝食の一例です。

海で拾ってきた流木で造りました。

静佳日記 ***********

前回、日没に間に合わなかったので、今回は少し早めに出発をした。

夕日を見に行きたい夫に合わせて、今回もツアコンの私が行き先を決定。

おおお。素晴らしく綺麗な空が待っていた。

意外とたくさんの人がそれを見に来ていて驚く。

座り込んで眺めていると、低い視線の目に留まったお花。こんな土の無い岩場でも一生懸命咲いている。きっと大昔からこの土地に住んでいるネイティブだろう。

大きなまん丸い夕日が水平線へ沈むころ、

無いと思っていた雲が姿を現した。

満足気な夫の後ろ姿。

さーーーーーーっと人がいなくなる。コンサートのアーティストがアンコールでもう出てこないとわかった時の様に。でも、この空のアンコールはまだまだ続くことをみんなは知らないのだ。何層にも重なる色彩の美しさはこれからが本番。

それを眺め続けている一人旅の女性と少し話をした。そして、私達が車を走らせてからもたたずんでいる彼女をバックミラー越しに見ていて気が付いた。彼女の周りにレンタカーがない。どうやって来たのかしら?

降りて行って聞いてみると、タクシーで来たそうだ。「良かったら乗せていってあげましょうか?」どこに泊っているのか尋ねるとなんとポークランチョンミートからすぐのホテル。運命のようだった。

せっかくだからと、丘の上で満天の星空も案内した。そして、橋の上から見た星空の何と素晴らしかったこと。黒い海に遊覧船だけが浮かび上がっていた。

一日一善を我が家の家訓にしていた時期がある。まだ子供達が小さかった頃の話だ。素直な娘は、一生懸命それを実行していた。よく家族で出かけると、道端のごみを一つ拾っては「一日一善!!!」の合言葉。並んでいる人に「お先にどうぞ」。倒れている自転車を見つけたら我さきへと直しに行ったものだ。当たり前のことでいい。率先してやることが大事。それを教えたかった。そうすればきっといいことが返ってくるよ。それは自分でもそう信じていたことだった。

ところが、この日にしたハズの一日一善は、いいことが返ってくる代わりに、私の大事な水中カメラを落としてきてしまうという、悲惨なしっぺ返しをくらった。

あっれれれ~~~~!!??

そのうちきっとね。