Daily Archives: 2018年10月20日

ゆかいな仲間たち。

まだ彼が10代の頃からの付き合いですから、20年来になるのでしょうか・・。

東京の後輩君が今年も宮古へ遊びに来てくれました。

ポークランチョンミートが出来た初日から駆けつけてくれた彼はポークランチョンミートが1歳年を重ねる度に毎年来てくれています。代わる代わる連れて来てくれる面々はもう全員初対面ではありません。

残念ながらあまり天気が良くなく、宮古の絶好調の海とは出会えませんでしたが、まあ、そんな時もあります。(一人だけ初めてきた彼は残念でしたが次回にねっ)

今回は一緒に呑みに行くこともでき、

是非、連れて行きたかったBARもとても気に入ってくれたので、良かったです。

宿では昔を懐かしんでの宴で盛り上がり、伝説の居酒屋「こちたて」の再来となりました。伝説というのは私と夫の間だけでの語り継がれです・・・・。

初めて出会った時から何も変わらない彼は、きっと私達がおじいちゃんおばあちゃんになっても同じスタンスで遊びに来てくれるんじゃないかな?そんな気がしています。その時も、もう店長じゃなくなって何十年も経つのに、相変わらず「店長さん、静佳さん」・・・・きっとそう呼んでくれているのでしょうね。

楽しい時間をありがとう。そして、本当に本当に本当に、いい後輩たちに恵まれたね。

ゆかいな仲間たちとまたお待ちしています。

さて、製作途中だったポークランチョンミートのポスト。ようやく完成しました。郵便屋さん、今までご不便をおかけしました。でも、郵便屋さんは知っていてくれるのかしら?郵便物を入れたら赤い旗を上に上げることを・・・。知ったこっちゃないですよね~~。

それでは、ポークランチョンミートの「海と空を眺めるダイニング HELL’S KITCHEN(ヘルズキッチン)」のお食事のご紹介です。

朝食の一例です。

夕食の一例です。

パノラマに広がる目の前の景色をテラスのカウンター席で是非お楽しみください。

朝日を浴びてまばゆいくらいに輝く船や、

いつの間にか出没する虹や、

夕日に染まる空をご堪能ください。

オリオンビールが合いますね。

私が愛用しているビアタン。レトロなデザインが気に入っています。

静佳日記 *********

いつも泳いでいるパイナガマビーチ。

その日は今までで一番干潮の時だった。

同じ海でも満ち引きによってこんなにも違うものなのかと驚いた。

浅いということは海の中が丸見え状態ということ。いつもは気が付かなかったものも発見できる。ほんの数ミリの赤ちゃん魚の軍団や、

子持ち昆布の様な珊瑚。

ここでは珍しいイエロー×ホワイト君。

うぅ~~~~~~マンボーだ!!

と思ったらそれは顔ではなくお尻だった。後でこの写真を見た夫も「おっ!!マンボーじゃん!!!!」と言ったくらい紛らわしい魚。

そしていつの間にか「やつ」が来ていた。コバンザメの様に、泳ぐ私の下に潜り込んで離れない「あいつ」。こいつにロックオンされたらもうどうにも逃げられない。どんなにもがこうが暴れようが超特急で泳ごうが、どこまででもついてくる。

特に悪さをするわけでもないのでそのままにして他の魚の写真を撮っていると、「もしかして、僕のこと忘れようとしているでしょ?」と言わんばかりに目の前にひょんっと現れる。この繰り返しが面白くて、いつも彼に出会うと一人で馬鹿みたいに大笑いしてしまう。彼は海のエンターテーナーだ。

そして、岩の陰にスルッと引っ込む何かを見かけた。

なんだろう?

そーーーーーっと近づき、息を止めて観察していると(別に息を止める必要もないのかもしれないが)姿を現した。少しでも動くと驚いて身を隠してしまう。彼ともこの繰り返しを楽しんだ。

後はひたすらお決まりのクマノミちゃんとの追いかけごっこ。

臆病者のくせにイソギンチャクの鎧の力を借りて威嚇する。だけど一定の距離まで近づくと鎧の中にスルスルと隠れてしまう。奴も単純だが、それに付き合う私も相当単純だ。

自分が陸の生き物なのだということを忘れかけた頃に海から上がった。

家はすぐそこにある。こんな現実が今でも信じられない。

自分が幸せだと思えることを見つけることが、最も幸せなことなのかもしれない。