今年の夏はカップルのお客様も多かったです。
いらっしゃる前から宮古でプロポーズの計画を密かに練っていたお客様。
プロポーズ予告の夜に宿へ帰宅時、ドキドキしながら顔色を窺うと、「無事にOKを貰いました~~!!」とのこと。おめでとうございます。
素敵な家庭を築いていって下さい。
次回はお子様を連れて是非宮古へ・・・・!!
手広くお仕事を手掛けていらっしゃるお客様。同年代ですがバイタリティーにあふれていらっしゃいます。宮古の海を満喫し、最後の夜は私達のテラスのリビングへ「ご一緒してもいいですか~?」と来てくださいました。こういう場がいつも私達は楽しみです。お酒を飲みながらのお喋りは時間を忘れてしまいます。いつか宮古にもラーメン屋さんを作ってくださいね!!
また、お待ちしております。
チーム・女子は、友達の結婚式の余興の練習に余念がありません。「恋する女は綺麗さ~♪」見ている私もダンスを丸暗記できるくらい何回も練習を重ねておりました。宮古で練習をした成果を発揮して、お友達の宴を盛り上げてくださいね~~~。
ポークランチョンミートのお客様は皆様夜も自由に過ごしていただいています。繁華街へ歩いて行くのもよし、近くで花火もよし、目の前の桟橋は星が奇麗に見えます。お隣りのパイナガマビーチで波音を聞きながら語り合うもよし。2階のテラスで星を眺めながらハンモックに揺られてまったりする方もいらっしゃいます。思いのままに過ごしてください。
それでは、ポークランチョンミートの「海と空を眺めるダイニング HELL’S KICHEN(ヘルズキッチン)」のお食事のご案内です。
朝食の一例です。
夕食の一例です。
宿泊者限定・完全予約制・完全お任せメニューです。連泊の方は毎日メニューが変わります。宿泊予約時にお申込み下さい。
毎日変わる海と空をテラスのカウンターでどうぞお楽しみください。
静佳日記 ********
子供達の夏休みが終わる頃。
残り少ない自由な時間を惜しむかのように、朝からずっと桟橋は子供達の遊園地になっていた。両足をやっと揃えて立てるくらいのあの細い塀の上を全力で走り抜けてから次々と海へと飛び込んでいく。その速さときたら、すでに助走の域を超えていた。そこまでしなくても飛び込めるのだが、子供はやはり危険行為が大好き。
宿の掃除をしながら、その光景を見せつけられ、私も「夏休み最後の子供」に戻りたくなった。
その時点からもう頭の中は「海に入りたい」でいっぱいになる。汗だくになり、ほてった体を冷やすには海に飛び込むのが一番気持ちいい。
思い立ったらすぐに海へ入れる特権を最近は生かしていなかった。半袖短パンを長いものに着替えるだけですぐに泳げる。シュノーケルのセットは常に出入り口でスタンバイしているし、水中カメラは常に充電100%で待機している。
隣の公園を横切ると、そのまま海へ・・・・。
水温はぬるくもなく冷たくもなく、何も感じなかった。
このパイナガマの海での楽しみは宝探し。色々な生き物を探して泳ぐともう夢中になる。
遠くまで泳ぎ、桟橋を振り返ると、まだ子供達は飛び込んでいた。
その姿を海側から見るのは初めてかもしれない。本当に楽しそう。
その先には大型客船が鎮座している。
少し深いところまできて、シュノーケルを外し仰向けになる。大の字になると、誰もいない広い海は自分だけの無限大キングサイズのベッドになる。世界で一番の高級ウオーターベッドの上でゆらゆら微かな揺れに身を任せていると、そのまま眠りにつきたくなる。太陽の光が顔を刺激しなければ恐らく眠っていたに違いない。
ふと思いついて両手を頭の後ろに回してみた。これがまた気持ちいい姿勢だった。
調子に乗って横になって寝ようとしてそれは無茶だと気付く。海の上では寝がえりは難しいのだ。
海から空を仰いでいると、余計なことは考えなくていい。
ただただ、この気持ちよさを感じるだけ。
こういう時、いつも思うことは一緒。
「私、本当にどえらいところに来ちゃったんだな」
この幸せが永遠に続きますように・・・・。