島の暮らしは楽しいです。

もうすぐ宮古島でロックフェスティバルが開催されます。

会場はポークランチョンミートの隣のパイナガマビーチの更に先にあるトゥリバービーチです。ここからだと車で2~3分。こんなに綺麗なビーチでのイベントはそれだけでワクワクしますよね。伊良部大橋も眺められます。

打ち上げ花火が上がるそうです。宿のテラスからも眺められます。特等席ですよ。屋台も出るらしいので、今年は屋台に遊びに行きたいです。行けたら・・ですが。

更に、イベントのお知らせです。よ、よ、よ四時まで???元気な方、おおいに楽しんで来て下さい!!

ところで、私の夫は何故かスピーカー好き。宿にも内外7ヵ所にスピーカーを設置しています。どこにいても音楽が聴けるようにと・・・。その配置はこの建物の設計の段階でもう決めていました。その他にも沢山スピーカーは持っていますが、ほとんど使っていません。使い勝手が悪いからです。そこで、今回持ち運びができる最新のスピーカーを購入しました。小さいのに力持ちのこのスピーカー、ダイナミックだけれど綺麗な音が出ます。360度に音が広がるので、使用場所が広がります。お客さんが来る前にまずは自分たちで試そうとテラスに座り、二人で音楽を楽しみました。気が付くと1時間は聞いていたでしょうか。

もうこんなちっぽけなワイヤレススピーカーなんか用なしだ!!(丸い部分がスピーカー・個人用です)

夕方になり、空が美しく変化した頃にまたテラスへ出てその音に酔いしれます。素晴らしい空に感動しながら。

日中真っ青だった海が白くなり、まるで平らな雲のようでした。

お隣りのパイナガマビーチの上の雲は、まるで四次元ポケットのように見ている私達を吸い込もうとしています。

景色と音楽は私達にとって切っても切れない関係なんです。

因みに宿でかかる曲のチョイスは私達の好みです。全て好きな曲ばかりを集めました。様々なジャンルの曲をかけますがお好みに合わない時はどうかご勘弁を~~~~~~~!!

それでは、ポークランチョンミートの「海と空を眺めるダイニング HELL’S KITCHEN(ヘルズキッチン)」のお食事のご案内です。

朝食の一例。

夕食の一例です。

宿泊者限定・完全予約制・完全お任せメニューです。連泊の方は毎日メニューが変わります。宿泊予約時にお申し込みください。

ここからは余談ですが、ある日息子が「がさみを食べてみたい」と言い出しました。

西表島に中学時代に住んでいた経験がある夫には珍しいものではないのですが、息子は見たことがありません。そこで夫が早速買って来て調理してくれました。

その日の我が家の夕食は「がさみ」に合わせてお刺身オンパレード!!

お刺身が余ったので、翌日のお昼は海鮮丼!!

息子の一言のお陰で幸せな食事にありつけました。サンキュ!!

静佳日記 **********

島に来てからすぐに中古で買った軽自動車の「ポークランチョンミート号」。もう3年以上経過するが、走行距離は12万キロ。買った時からそれほど増えていない。この車を買う際に色々なお店を廻り、東京の感覚で「燃費はどうですか?」と必ず尋ねたがどこでも不思議がられたのを覚えている。今ならわかるが島で「燃費」はあまり問題にならない。だって、どんなに走っても島からは出られない。東京のように千葉へも神奈川にも福島にも新潟へも行けないんだ。どんなに走ったとしても距離はたかが知れているからガソリンはそんなに減らない。

だから走行距離もあまり増えないのだが、そのポークランチョンミート号もとうとうバッテリーがいかれてしまった。そこまで古い車を持ったことがないのでバッテリーを交換するのは初体験だった。島では初体験が沢山ある。

調子が良くなったポークランチョンミート号で買い物に行った。初体験とは違うが、買い物でも面白いことによく遭遇する。

マグロの目玉というだけで食欲不振になるグミ。

美味しそうな揚げサンド。給食の味を思い出した。

子供が喜びそうなネーミングと思ったら見間違いの「うこんドーナツ」

カレーライスとカツカレーは値引きの時間になると同じ値段になる。

ホットプレートは100%OFF。・・・え?タダ??

宮古そばは103円から値引きして100円に。

買い物だけでなく、外に出ると色々なことに遭遇する。

ある銀行のキャッシュコーナーボックスに並んでいると、私の前の人がなかなか出てこない。どんどん後ろに並ぶ人が増えてくるのだが、みんな宮古のお姉様方。口々に文句を言い出した。「なんで機械の前で黙っているかとドアを叩けよ~~」と私に指示を出す。・・・笑ってごまかした。

するとお姉様方がさらに増えた。まあ、よくあることなんだがそれぞれが全員知り合いときている。「久々だね~~」から始まり、「集まったから宴会するか~~」と続く。賑やかな文句は続き、やっとのこと前の人が出て来たところで「この野郎~~」と、その人が見えなくなるやいなや最後の悪態が終わった。宮古オールドレディース恐るべし。

この一部始終を聞いていた私の行動は誰もが想像する通りだ。

目にも止まらぬ速さでボタンを連打し、チャッチャッチャッと用事を済ませて見事に数秒でボックスから出た。

そして、お姉様達に向かって一言。

「いっそいで出てきたよ~~~~」

高らかな笑い声を後ろに聞きながら、よっしゃ~!!と小さくガッツポーズをする。

気を取り直して、新しいパスタを買ってみた。味はまだわからないが可愛いパッケージでなんかおいしそう。またまたパッケージにつられてしまった。

うまいことに「PASTA」も見つけ購入。

パッケージに弱い私はまたもやコーヒーもつられて買ってしまった。また飲みたくないコーヒーを暫く飲む。

まあ、なんだかんだと島の暮らしを楽しんでいることには間違いない。