こんにちは~~~!!
まだまだ続いています。梅雨の快晴。このまま宮古は雨が降らずに梅雨が明けてしまうのではないかしら?
今朝の掃除の時間にテラスから眺めた海と空です。
東洋一と称されるビーチを先日見に行ってきましたが、人も多くなってきていますね。関東の人は驚くかもしれませんが、これで「混んでいる!!」と思っちゃいます。宮古はビーチが数多く点在しているので、オンシーズンでも1ッか所だけ混み合うということがあまりないんですね。
さて、毎朝私達も宿のテラスで朝食を頂いておりますが、ここは眺めがいいだけではなく、様々なシーンを見学できるので楽しいです。
飛行機雲を見つめたり、
船の往来を眺めたり。
この豪華客船、大砲を搭載しているように見えます。双眼鏡で敵国が攻めてこないかと常に監視している夫が警戒している模様です。
自分の体の何倍もの工事船を引っ張るのは、力持ちのタグボート。
いつもあったはずなのに見落としていた船。造作がなんとも可愛い。こんなお家だったら楽しいかも。
いつも定刻に出航していく多良間島行きの船。昭和のギャグが消えない私は、毎朝飽きずに同じセリフで見送ります。
「何を言う~~たらまゆう~~が出ていくね」
この船の名前は「たらまゆう」。
先日、パイナガマビーチにようやく網が張られました。クラゲ防止ネットです。家族連れの観光の方用ですね。地元の子供達は網の中なんかでは泳ぎません。勿論私も・・・。今年は遅かったです。それもそのはず、網を新調したようです。
ここから船をクレーンで降ろして、網を引っ張っていきます。
台風の度に上げたり下ろしたりこの作業を繰り返します。私はいつも見ていて思います。こんなに大げさにしないで、この辺の船を借り上げればいいのにと・・。
釣り人も沢山来ます。大体格好で地元の人かそうでないかがわかるようになりました。
おっと!!一番左の子が黄色だったら、「やっくんもっくんふっくん」だったのになあ。惜しい。でも、この日彼らは私達にそう呼ばれていました。
朝はいつもくだらない話からスタートします。
外で食べる朝食時には蝶々もすぐ近くにやってきます。
招かざる虫も来ますが、この気持ちよさを得るためにはそれぐらいのリスクは仕方がないことです。
それでは、ポークランチョンミートの「海と空を眺めるダイニング HELL’S KICHEN(ヘルズキッチン)」のお食事のご案内です。
朝食の一例です。
夕食の一例です。
昔ながらの洋食屋さん風のプレートも作ってみました。銀の皿があったらよかったのにな。
宿泊者限定・完全予約制・完全お任せメニューです。宿泊予約時にお申し込みください。
~厨房の窓~
静佳日記 *******
夫と買い物に出た夕方。
夕方以降に宿から出られることはあまりないので、運転している夫がこう言い出した。
「ちょっといつもと違うところの夕日を見に行ってみようか」
なんて素敵なお誘いなの!微塵の躊躇もなく賛成した。
おまけに「お前はビールを持って行かなくていいのか?」と付け加えた提案には「私もすぐにそのことを考えていたの」と以心伝心。
早速、家の近くの橋を渡った。太陽のこの色と位置なら間に合うな。そう踏んだ。
目的地へは、この時間に来るのが初めてだった。どんな景色が待っているのかワクワクする。
そして、いつも見ている夕日の景観とは違うものがそこにはあった。
近くでフォトツアーの撮影をやっていたので、私達もポーズをとるまねごとをしてみる。
今度はあなたが撮ってみて!!と、缶ビールを差し出してその上に夕日をのっけてもらおうとしたが、夫は的外れなカメラマンだった。
仕方がないので撮影は自分ですることにする。
太陽がぶ厚い雲に沈み、もうこれでエンターテイメントは終わりかと諦めていると、なんと、雲の下から再び朱い玉がはみ出してきた。まるで線香花火の最後の玉のように、次第に朱く大きくぶら下がり、その重みで下へ下がっていくようだった。
そして、やがて海の向こう側へと落ちていった。
今度こそフィニッシュ。
ちょうどビールもなくなったので店じまい。少し車を走らせると、る今度はカラフルな人工の光と遭遇した。
そして、月も登場。
この時間に初めて来たのにツイている。
高台から街を見下ろせる場所に到達した時、「ツイている」の前に「最高に」を付け加えなければいけないと思った。
宮古島本島の街灯りと海に広がる月明かりの両方を同時に見られるなんて!!!
私達がいつも宿から見ているこの島の街灯りは今私達がいる場所のもの。私達が眺めているようにここの人達もこっちの街灯りをイルミネーションとして毎日眺めているのかな?私の問いに夫が応える。「そうだね。たまに目が合っているかもしれないよ」
綺麗なまん丸いお月様は、
橋を越える時に更に美しい景色を私達に見せつけた。
まだまだ宮古には知らない景色が沢山残っていることがわかり、宮古島探険隊の「これから」が楽しみになってきた。