Daily Archives: 2018年5月1日

カメラは見た!!

宮古島からココストアーが無くなってどれくらい経つでしょうか。

現在、コンビニはファミリーマートだけです。ファミリーマートは全国展開のチェーン店ですが、島の田舎の方には個人の「ファミリーマート」があります。

おそらく家族向けの商店・・・という意味で名づけたのでしょうか。宮古に来たら、レアな「ファミリーマート」を是非見つけてくださいね。見た目は昔の商店です。

話がそれましたが、まだココストアーだった頃、店内にパン製造用厨房があり、そこで作ったパンが好きでした。ファミリーマートに変わってしまい、1軒だけしか残らなかった「コンビニ内パン屋さん」が、な、な、な、な、な、な、んと!!最近新しく出店したファミリーマートでも復活しました!!しかも宿の近く。

嬉しかったなあ~~~~。

食べ物の話ばかりで恐縮ですが、知り合いからピーマンをたっくさん頂いたので、夫が無限ピーマンなるものを作ってくれました。無限に食べられるから無限ピーマンっていうそうですね。初めて知りました。

お客様用の料理の試作品も続いております。島の魚を使って色々と料理法を試しているところで~~す。味はバッチリ。あとは見た目のアレンジを加え、作品にしていきます。

料理担当は夫です。ポークランチョンミートの「海と空を眺めるダイニング HELL’S KITCHEN(ヘルズキッチン)」の朝食と夕食のご案内です。

朝食の一例です。

夕食の一例です。

宿泊者限定・完全予約制・完全お任せメニューです。宿泊予約時にお日にちを指定してお申し込みください。

静佳日記 ***********

毎日毎日僕らは鉄板に空を眺めている。

朝の空、日中のそら、夕方の天、そして夜と、その変貌ぶりにはいつも心を奪われてしまう。その中でも短い時間しか存在しない夕暮れ時の朱い空を見逃してなるものかと、日々注意をはらっている。体内時計がお知らせをしてくれるかのようにそわそわが始まる。もはやそれは習慣とも言うべきだろう。

二日前。いつものように見逃せないそれを眺めに桟橋へと出た。

その日も美しい空だった。

大きくてまん丸の太陽。珍しく雲がまばらだった。

沈むまでまだまだ時間がたっぷりとあったので、水面ギリギリまで降りてみる。無様な恰好でできるだけ低い位置から撮影。角度によって変わる情景はカメラをより一層楽しいものだと思わせてくれる。水中で夢中になるのと同じだ。

同じように桟橋で眺める人の数が年々増えていっているような気がする。

そして、ビーチを振り返るとそのギャラリーの多さにまたまたびっくりした。皆同じ方向を向いている。ちょっとしたイベント会場だ。

 

お向かいの岸にも人の影。

水面に白い線が引かれ、

その線の上に綺麗に船がのっかった。海の上の線路を走る列車のように・・。

そして、暫く落ちてゆく夕日を堪能し、やがて望遠レンズ越しの光景にハッと驚かされることになる。

何?飛行機?

すぐにイラブティー二島の展望台だということに気が付く。こんな素晴らしい瞬間は初めてのことだった。いや、きっと1年に1度あるかないかのタイミングだろう。実際3年間毎日眺めていて一度も見たことがない。決定的瞬間のスクープにカメラを持つ手が震えて上手に撮ることができなかった。

夫は写真を見て「金賞だね」と言い、私は寝てもいないのに「宮古毎日新聞写真コンクール」で優勝する夢を見た。(そんなコンクールがあるのかどうかは知らないが)

そして翌日また同じ場所へ今度は三脚を持って出向いたが、大きな夕日はすでにズレていた。太陽はたった一日でこんなに移動をしているのだと驚かされる。

次に出会えるチャンスは夏の終わりにまた夕日が移動してこの位置に戻ってくる頃。覚えていたら「特賞」の写真を狙う予定だ。